誰もが幸せになれる。 幸せになるために必要なたったひとつのことをお伝えするメールマガジンです。

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○○さん、おはようございます。


あなたの人生の分岐点で
軽やかに未来を選択するための
お手伝いをする
メンタルデザイナーの星野匠です。


今日も、
豊かで幸せな人生を手に入れるため、
一緒に学んでまいりましょう。


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相手が悪いのに、
何でこっちが分かってやらなきゃいけないんだ？
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それでは本題です。



前回、
「あなたが相手のことを理解するまで
相手はあなたのことを理解しない」
という心理法則をお示しした上で、

あなたが何か伝えるためには
分からず屋の相手のことを
理解してあげる必要があり、

そのためには、
「自分が正しい」
という前提を手放すことを
提案しました。


ご参考「だからあなたの話は通じないんです」
https://mail.omc9.com/b/P1QH/1246739



とはいえ、

まず相手のことを理解しろなんて、
相手が間違っているのが明らかなんだから
何でこっちが分かってやらなきゃいけないんだ？

と思っちゃいますよね？



前回申し上げたとおり、
そのことに対する私なりの
お答えをお示しします。




まずは、前提を共有しましょう。

前回申し上げたとおり、
世の中、絶対的に正しいことはなく、
人それぞれの価値観や背景や都合などによって
人それぞれの正しさ（思い込み）がある
ということです。

さらに、
人それぞれ、
異なる意見や価値観を持つ権利が
最大限に尊重されるべきで
価値観の押し付けは
その権利の侵害に
他ならないということです。



その前提の正しさについては
議論するつもりはありません。
（異なる意見を持つ自由は
最大限に尊重します！）



それでは、私の考えを述べますね。



そもそも、
「分かってもらわなきゃいけない人」と
「分かってあげなきゃいけない人」とは
どういう関係性か、
ということです。



それは、
幼児期の親（主に母親）と子供の関係です。



幼児は、自分の不快感を泣きわめくことによって訴え
親はそれを何とか察しようとします。

これがうまくいかないと
生命にかかわるので幼児は必死に訴えます。

幼児が親のことを分かってあげようとすることは
少なくとも生まれてから１～２年はないと思います。



親の方も
「幼児がこっちのことを理解しようとしないから
こっちも理解してやらない」
なんてことは思わないし、

「どっちが正しいか」
なんて全く考えていないわけです。




要するに
「分かってもらわなきゃいけない人」は子供で
「分かってあげなきゃいけない人」は親です。




だから
「分かってほしい」
「なんで分かってくれないの？」
「相手が自分のことを分かるべき」
というのは極めて幼児性の強い
コミュニケーションだということです。



子供が少し成長すると
不思議なことにこの関係が
逆転することがあります。

親によるしつけです。



しつけの場面では
先ほど申し上げた「権利」が
守られることはほとんどありません。

多くの場合、
親の乏しい経験や狭い視野や
祖父母から押し付けられた価値観や
常識や世間体で
子供の豊かな発想や感受性を否定して
押さえつけます。



親が子供に「分からせる」のです。

親の正しさを子供に押し付けるこの行為は
「相手が自分のことを分かるべき」
という極めて幼児性の強いコミュニケーションに
他なりません。



親子の役割が逆転しているんですね。



この逆転現象は
先生と生徒、上司と部下
のような関係性にも
見られます。



正しいかどうかで
頭ごなしに言っても、
「怖いから」
「愛されたいから」
「受け容れてほしいから」
言うことを聞くかもしれませんが、
腹の底では理解しようとしないのです。



あなたが、親で、上司で、夫（妻）で、

もし、
「分かってほしい」
「こっちが正しいんだから相手が分かるべき」
と思っているのなら、
（どちらが正しいかは措いておいて）
コミュニケーションの取り方としては
極めて幼児性が強いということになります



親に理解されて育つはずの子供が
親の顔色をうかがったり
親のご機嫌をとったり
親の価値観を押し付けられているのは
「親が子供に甘えている」
という構図です。



それは上司部下や夫婦の関係でも
同様です。

分かってほしい人は
甘えているんです。



「相手が先に分かるべき」
というのは不毛です。



どちらかが先に
大人にならなければいけません。

そして、
相手を子供扱いしたり下に見たり
するのではなく対等の関係として、
真摯に理解することに努めてみましょう。



アドラー心理学では
このことを
「誰かが始めなくてはいけない」
と表現しています。
ご参考：https://www.kyoucando.com/meigen/2393.html


また、
「全ての対人関係は対等である」
としております。
ご参考：https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/51_adler/guestcolumn.html



もちろん、
立場が上の人が大人になるのが
構造上はスムーズにいきますが、

これを読んでいるあなたは
すでに年齢的には大人だと思いますので、

分からず屋の子供上司や
正しさを押し付けてくるパートナーや
いつまでも干渉してくる親に対して
まずは相手のことを理解するように
してみましょう。



そうすることによって初めて
コミュニケーションが成立して
理解の輪が広がっていくのです。



これが難しい、と思う方は
自己肯定感が低い可能性があります。



自己肯定感が低いと
自分の考え方と自分の価値が結びつきやすく
自分と異なる意見を聞いた時に腹が立ったり
自分が否定されたような気になりがちです。


そういう方は
コミュニケーションの技術を磨く前に
ご自身の心を整えることを
おすすめします。



心理カウンセラー
星野　匠




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星野匠ってどんな人？

私は公務員を２０年以上勤めておりましたが
あることがきっかけで起業しました。

もともとメンタルも強くなかった私が
どのようにして心理カウンセラーとして起業したのか
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「メンタルボロボロの私が心理カウンセラーになるまでのストーリー」
⇒　https://mental-design-fg.com/page-226/


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星野メンタルデザイン代表
心理カウンセラー
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