○○さん、タシロです!【サーキットと公道のコーナリングの違い(続編)】
※このメールは、ライディングマニュアル
“ツーリングで一目置かれるライディングテクニック習得法”
ご購入のお客様にお送りさせて頂いております。
“迷惑メールでは決してありません”のでご安心ください。※
Vol.102
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○○さん
こんにちは、「ツーリングライダーズ」のタシロです。
バイクライフを楽しんでいますか?
先週は少し猛暑も影をひそめていましたが、
今週からまたまた暑い8月です。
もう、とけちゃいそうです。
さてさて、気分だけでも涼しくなるようにと、
北海道ツーリングのレポートを完成させました!
3日目以降の北海道はまさに澄みわたる快晴!!
有名な北19号を「ツーリングライダーズ」が占領!?
知床では圧巻の羅臼岳と、雲海の向こうに見えた国後島。
地平線に吸い込まれる「天に昇る道」と樹海見下ろす三国峠、
美瑛のパッチワークの丘と懐かしの「ケン&メリーの木」、
十勝岳と花咲き乱れる富良野の町並み、
想いでの「幸せの黄色いハンカチ広場」・・・
次から次への感動と絶景、
たくさんの写真でご紹介する
“ツーリングライダーズ in 北海道 2010”
前回の<前編>に引き続き、
感動の<後編>をご覧ください。
東北・北海道ツーリング<前編>
http://happyriding.blog62.fc2.com/blog-entry-65.html
東北・北海道ツーリング<後編>
http://happyriding.blog62.fc2.com/blog-entry-67.html
■サーキットと公道のコーナリングの違い(続編)
前回メルマガでの【サーキットと公道のコーナリングの違い】
に関連して、今回は(続編)です。
巷に販売されているライディング本やDVDの対象は、
サーキットでのライディングに近い内容で、
初心者と言うより、中級者以上向けに書かれています。
理由は、商業出版である以上、
その方が読者の反応が良く売れるからです。
ですから、正統派ライディング雑誌でも、
今だに『ヒザすり』を推奨する内容で書かれているのです。
やはりライダーにとって『ヒザすり』は永遠のテーマなのでしょうか?
少なくともその記事によって、
ある程度の発行部数が約束されるのでしょうね。
私自身『ヒザすり』、すなわちハングオフのフォームを
否定するものではありません。
実際、時折サーキットを走る機会があるときは、
ハングオフのフォームを取ることがあります。
サーキットを走るにはとても理にかなった走り方だからです。
しかし、ハングオフのフォームを公道に持って来た時には、
安全を犠牲にするリスクが増大するということを
忘れないでほしいのです。
公道でそのリスクを冒してまで、
サーキット理論を持ち込む必要があるのでしょうか?
ライディングは物理の法則の上に成り立っています。
バイク歴に関わらず、物理の法則は全ての運動に区別なく作用します。
地球上のあらゆるものは、物理の法則に反することはできないし、
逆にこれに従えば、
より効果的にライディングやコーナリングさせることができます。
前回も言いましたが、公道とサーキットの違いは遠心力の大きさと、
それに伴う荷重の大きさによるタイヤグリップ力の違いです。
詳しく説明しますと、公道でのコーナリング速度は、
サーキットの半分以下になるため、遠心力は1/4以下になります。
つまりのこの遠心力の少なさが荷重を弱め、
路面の舗装程度の低さからタイヤグリップ下げています。
その状態で、バイクを傾けることを前提としたハングオフで、
深いバンクをしながら曲がること、
まして遠心力を高めるため最大限まで
コーナリング速度を上げることは本末転倒です。
『ヒザすり』はあくまで手段であり、目的にはならないからです。
圧倒的に速度レベルが低く、
コーナリング時の遠心力、荷重が低い公道でのコーナリングでは、
バンク角の深さではなく、ハンドルの切れ角を使った
セルフステアリングによるコーナリングの方が適しているわけです。
もし、公道で道幅広く、路面の舗装状況が良好で、見通しも良く、
ある程度の速度、荷重を確保できる状況下であれば、
サーキット的な走り方をしても、
リスクが大きくならないかもしれません。
しかし、北海道などの特殊な道路状況を除き、
我々がライディングを楽しむ公道では、
そのような状況が少ないのが現状です。
サーキット的な走り方は、
公道において決してリスクを下げる走り方ではなく、
よりコーナリング速度を上げて走ることにあります。
(レースの目的はタイムを縮めることにあるわけですから)
一方、我々「ツーリングライダーズ」では、公道を安全第一に、
かつ楽しく幸せに走ることを第一義としているため、
そのためのライディングをお勧めしていることをご理解ください。
■次回作DVDマニュアルをちょっと教えちゃいます!(その8)
「できる! スパッと華麗にUターン ~後編~」
このコーナーではすっかりおなじみのジョーです。
さて、いよいよこのコーナーも8週目、最終章に入りました。
「ハーレー・アメリカン」
と銘打っていますが、実はすべてのバイクに対して、
有効なテクニックです。
もちろん、「ハーレー・アメリカン」だからこそ・・・
のテクニックも満載でしたが、基本的にはすべての
バイクに通用するものだということは、これまでにも
何度か申し上げてきましたね。
多くのメンバーから、
「ジョーさん、発売前にあんなに見せちゃっていいの?」
「これら紹介してもらった映像だけで、有料化してもいいのでは?」
とご心配の声もいただいていますが、
「大丈夫(笑)」です。
本編DVDは、あの程度ではありません(キッパリ)
では今回も、前回に引き続き、Uターンの極意について
お届けしてまいりましょう。
Uターン技術の最後は「軸足Uターン」です。
4.軸足Uターン
この軸足Uターンは、白バイ隊員が違反車両を発見するや否や、
一気に180°バイクを旋回させ、矢のごとく追跡する・・・
あのUターン技術です。
えっ?
あんなの無理・・・ですって?
まぁ、やる前からあきらめてしまうのはナンセンスです。
「真似ごと」からでいいので、ぜひトライしてください。
結論を言えば、白バイ隊員が多用する軸足Uターンは、
我々一般ライダーには、あまり必要のない技術かもしれません。
しかし、不思議なことに、
この「軸足Uターン」の練習を続けると、
この前段で練習した「フルロックバンクUターン」が
より簡単に、安定してできるようになってきます。
ですから、「真似ごと」でもいいので、練習してほしいのです。
★軸足Uターン
http://www.youtube.com/watch?v=cvUK4DCh5GE
注目すべきは、
・ハンドルフルロック
・フルバンク(ステップボードが地面に接地している)
ということです。
つまりこれは、この車体では、
『これ以上小さく旋回することができない』
ということを意味しています。
(アクセルターンをすれば、また別ですが・・・)
しかしながら、ハーレー特有の「ハンドルの切れ角」の多さと、
限界までのバンク角が伴って、映像での旋回半径は2.5mほどで
小旋回しています。
一般的な400cc中型ネイキッドバイクの
最小回転半径カタログ値が
「半径2.6m」
とのことですから、テクニック次第で、
大きなハーレーでも、いかに小旋回が
可能となるかがおわかりかと思います。
ところで日本のたいていの公道の幅は、最低でも約6mはありますから、
道幅の左端いっぱいに車両を寄せることができれば、
たいていの道路において、一回でUターンができる
ということを意味しています。
もちろん、道路幅いっぱいに車両を寄せても、
端から0.5m~1.0mは車両幅で使用してしまいますし、
旋回後も同じで、対岸では車両幅のために道路端から
0.5m~1.0mは必要です。
従って、6mギリギリの道路幅では、さすがに一発でのUターンは
苦しいですが、
ある程度の道幅を持った、たいていの道は
一発でUターン可能ということになりますね。
さて、話を戻して「軸足Uターン」ですが、
これもすべての低速技術と変わらず、
・アクセル一定(途中で決して緩めない)
・絶妙なるクラッチワーク(途中で絶対に切らない)
が最重要事項です。
そして、
・ややリーンアウト気味に
・軸足となる右足は、前方の方へ投げ出し、
・投げ出した右足は、「軽くポン」と突く イメージで
怖がらずに一気に旋回します。
当たり前ではありますが、倒れくる車重350kgの車体を
右足一本で支えられるわけがありません。
軸足となる右足の役割は、車体を支えるためなのではなく、
あくまで「最小旋回のためのキッカケ作り」
のつもりで回転の軸を作ってあげてください。
あとは、練習あるのみ。
無理は禁物ですが、周囲の安全を確認したうえで、
ぜひレベルアップを図ってください。
****************************************************
さて、8週に渡りお届けしました
「次回作DVDマニュアルをちょっと教えちゃいます!」
シリーズは、いかがだったでしょうか?
実はこの次回作DVDマニュアル(以下、ハーレー・アメリカン編)は
6時間以上という撮影コマ数の中から、厳選に厳選を重ねた結果、
3時間30分という超大作マニュアルとなってしまいました。
しかし、さすがにそれは長すぎるということで、さらに
厳選に厳選を重ねてシェイプアップ!
どうしてもお伝えしたいコンテンツだけを、DVD2枚組 2時間に
まとめ上げました。
このメルマガで8週にわたってお伝えした内容は、
ほんの、ほんの、ほんの一部でしかありません。
今回のDVDの製作趣旨は「ハーレー・アメリカンライダー」向けに
作られてはいますが、ビッグツアラーなどの
超重量車種にも十分通用する内容ですし、
それ以外の車種でも、当然通用するものに仕上がっています。
とりわけ、「ハーレー・アメリカン」に対しては、
いままで巷では決して見ることのなかった、
新しい観点からのライディングテクニックを、
ジョーが研究に研究を重ね、理論だてて
練り上げたものです。
もちろん、かつて「ド下手」だったジョー自身も
この練習内容をもとに、上達していったことは
言うまでもありません。
さぁ、ではここで、
「ハーレー・アメリカン編」のコンテンツを
発表しちゃいましょう!!
DISC 1
序章 はじめに
第1章 鉄馬を知りつくす!
第2章 鉄馬を飼いならせ!
第3章 鉄馬を華麗に操る!ベーシックメソッド
第4章 鉄馬が手なづく!絶妙なるクラッチワーク
DISC 2
第5章 鉄馬を操れ!究極ブレーキング術・1
第6章 鉄馬を操れ!究極ブレーキング術・2
第7章 グイグイ曲がる!鉄馬旋回術
第8章 一目置かれる!鉄馬式Uターンの極意
終章 おわりに
いかがですか?
このコンテンツを見て,
頭の上に「?」が浮かびましたか(笑)
さて、それでは、
すでにツーリングライダーズのメンバーに
なられている皆さんに朗報です。
この
「ツーリングで一目置かれるライディングテクニック習得法
~ハーレー・アメリカン編~」
メンバー限定の『先行販売予約』を受付いたします。
申込み日程他、詳細は次回28日(土)のメルマガでご紹介します。
お見逃しなく~!
このメールについて、ご意見ご感想を是非お聞かせ下さい。
また、バイクについての疑問・質問がありましたら、こちらにメールください。
⇒ support@happy-riding.com
最後までお読みいただきありがとうございました。
★配信責任者━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
ツーリングライダーズ代表 タシロ セイジ
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