○○さん、タシロです!【「後輪荷重」及びその体感方法とは?】
※このメールは、ライディングマニュアル
“ツーリングで一目置かれるライディングテクニック習得法”
ご購入のお客様にお送りさせて頂いております。
“迷惑メールでは決してありません”のでご安心ください。※
Vol.180
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○○さん
ツーリングライダーズのタシロです。
バイクライフを楽しんでいますか?
今週も寒波到来しています。
また、世間ではインフルエンザが流行っているようです。
十分に体調管理には注意してくださいね。
さてもう少しすると、本格的なバイクシーズンが到来します!
冬の寒さに、少し錆ついてしまったライテクを、
再び磨きこんで、これからのシーズンの準備をしましょう!
ということで、お待ちかね・・・1Dayレッスン会が、
3月11日(日)静岡県富士市で開催いたします!
ツーリングライダーズのライブ活動のなかで、
もっとも人気が高く、
告知後即、満員御礼となるレッスン会企画!
今回も早い者勝ちです!
以下詳細ご案内します!
■【告知】“3/11 1Dayレッスン会 in 静岡(富士市)”
・スケジュール 2012年3月11日(日)
・集合場所:静岡県富士市内某工場敷地
・募集人員 先着15名
・申込開始日時 2月19日(日)20時より
・申込方法
申し込み開始日時以降、
以下詳細案内ページ内のフォームよりお申し込みください。
⇒ http://happyriding.blog62.fc2.com/blog-entry-137.html
そして今回は・・・いつも必ず何かが起こる!?・・・
ツーリングライダーズ流非日常空間・前夜祭を行います。
前夜祭参加は任意ですが、
遠方から参加の方はぜひ前泊され、
ささやかですがバイク談議に花を咲かせつつ、
ツーリングライダーズ流非日常空間を楽しんで行ってください!
もちろん、前夜祭だけの飛び入りもOKです・・・。
希望者はぜひご連絡を!
“上手くなりたきゃ、ツーリングライダーズに行こう!”
ツーリングライダーズは、本気で上手くなりたいと
心から思うライダーたちの味方です!
2月19日(日)20時から申し込み開始です!!
↓↓“3/11 1Dayレッスン会 in 静岡”参加申し込みはこちら ↓↓
http://happyriding.blog62.fc2.com/blog-entry-137.html
■「後輪荷重」及びその体感方法とは?
マニュアルやメルマガでは、
「一輪車感覚」や「後輪荷重」などの
表現を多用していますが、
なかなか目に見えない感覚的な表現ですので、
今回はそれらについて解説させていただきます。
実際に「一輪車感覚」や「後輪荷重」を
体感されたメンバーの方は、
一様に「目からウロコ」といい、
ライディングの引き出しが増え、
ライディングの質が変わったと言います。
後ろから見ていても、ライディングの安定感が増し、
とても理にかなったカッコいいフォームになります。
ぜひ、これは全てのメンバーの方に感じ取っていただき、
身につけていただきたいと願っています。
(↓↓以下、メール抜粋ここから↓↓)
> バイク歴が短い私としては
>
>「後輪荷重」がどういうものかピンと来ませんが、
>
> コーナリングでも出てくる文言なので
>
> 体感したいと思っています。
>
> どういう走り方をすれば分かるのでしょうか?
(↑↑以上、メール抜粋ここまで↑↑)
ライディングには、前輪を主体にする走り方と、
後輪を主体とする走り方があります。
それぞれをお話すると長くなりますので、
今回は後者について説明します。
二輪車であるバイクの走行原理をよりシンプルに考えると、
“後輪の一輪車”になってしまいます。
例えばコインを床に転がせば、しばらくは真っ直ぐに走ります。
速度があるうちは、床に凹凸があっても問題なく転がりますね。
これは物体が移動している際に生じる「慣性力」や、
自転運動をすると姿勢を乱されにくくなる現象「ジャイロ効果」
(例:コマ)によるものです。
やがて、失速すると重心が移動した左右どちらかに旋回し始めます。
これがバイクがコーナリングする原理です。
決して、クルマのようにステアリングが切れるから
曲がるのではないのです。
あくまで、ステアリングは後輪の動きに追従するだけであり、
旋回方向に移動したライダー身体の重心移動に対し、
前輪を追従させることでバランスを取っているにすぎません。
つまり、前輪は補助輪にすぎないということです。
これが、バイクの前輪幅が後輪より小さい理由の一つです。
この“後輪の一輪車”感覚を身につけるには、
ライダーの上体を常にバイクの動きに対し
先行していなければなりません。
もっともシンプルな車輪付き乗り物である
一輪車を考えていただければわかるのですが、
一輪車が曲がる、止まる、加速する場合には、
絶対に乗り手が先行して動いているわけです。
つまり、左に曲がりたければ、乗り手が先に左に傾き、
止まりたければ乗り手が起き上がり後傾し、
加速したければ乗り手が前のめり前傾します。
車輪が先行して乗り手が後から追従する乗り方は、
どうしたって難しいことは、
一輪車に乗れない人にもイメージはつきますね。
「後輪荷重」とは、この二輪車の原理を
最もシンプルに引き出す乗り方であり、
そのために“後輪の一輪車”感覚を身につけることです。
ライダーはステアリングから力を外し、
ただシートの一点に体重を加え(荷重)、
路面と後輪タイヤの接地点に最も直接的、
効率的に荷重を加える乗り方です。
そしてバイクの挙動を変える時には、
曲がりたい方向(左右)や加減速したい方向(前後)に、
ライダーの上体を先行して移動することで、
シートへの荷重点を移動させればいいのです。
確かに高速コーナリングやサーキット走行の場合には、
前輪荷重を高め、前輪を切れ込ませる走り方が必要になってきますが、
少なくとも速度の次元が低く、
先が予測できないリスクが潜む公道レベルでは、
後輪に確実に乗った走りの方が、
確実に安全を前提にかつ快適に速く走ることができます。
この“後輪の一輪車”感覚を身につけるには、
ステップの荷重を極力減らすことと、
強力なニーグリップによりステアリング
(ハンドル)に力を加えないことです。
このニーグリップが不足すると、上体の姿勢が保持できず、
コーナリングの上体傾斜の際に、
ステップを強く踏ん張ってしまったり、
減速時にハンドルを押さえてしまったりと、
全てが台無しになります。
とにかく、シートの一点に体重をかける感覚、
その荷重が路面と後輪の接地点にかかり、
しっかりグリップしている感覚を
ぜひ感じ取ってみてください。
■コーナリングでのニーグリップ方法は?
今回はもうひとつ、
メールサポートをご紹介しましょう!
巷のライテク本や指南書、
ライディングテクニックDVDは、
主に著名なライダーが監修していることが多く、
バックグラウンドが異なる監修者たちが
異なる表現でテクニックを紹介されており、
公道向けなのか、サーキット向けなのか
混乱されているライダーも多いのではないでしょうか?
特に、腰をずらし、ヒザを突き出した、
“ハングオフ”のフォームを公道に持ち込むことは、
はたして問題ないのか?
公道ワインディングでのコーナリングでの
正しいニーグリップの方法を紹介しましょう。
(↓↓以下、メール抜粋ここから↓↓)
> ニーグリップの目的は、下半身をバイクと一体化させ
>
> 安定性・コントロール性を得るものだと思います。
>
> 直進時、足全体で強いニーグリップをすると、
>
> 腰のシートへの荷重が抜けがちになるのです。
>
> また、コーナリング時腰をイン側にずらしたり、
>
> あるいはさらにイン側の膝を開いて
>
> 荷重コントロールをしています。
>
> これらの状態でのニーグリップは
>
> どのようにすればよいでしょうか?
(↑↑以上、メール抜粋ここまで↑↑)
まずはじめに言っておきたいのは、
下半身のニーグリップは、
荷重を減少させるものではありません。
荷重はあくまで上下方向のシート荷重であり、
ニーグリップは左右方向のからの
ライダーの身体の保持でしかありません。
厳密にいえば、ニーグリップによる摩擦抵抗で、
若干はシート荷重が減ってしまっているかもしれませんが、
大きく影響するものではありません。
もしかしたら、ニーグリップで下半身に力を入れたときに、
ステップに荷重をしていませんか?
下半身に力を入れるがゆえに、
ステップを無意識に踏ん張ってしまぬように、
特にコーナリング中には注意が必要です。
意識的にステップ荷重を抜き、
ステップから足を離す(実際はステップに触れている程度)
イメージを強めてみてください。
これで十分にシート荷重ができます。
公道ではコーナリングによるニーグリップでは、
できれば両ヒザ、両足での車体の保持が望ましいでしょう。
なぜならば、刻一刻と路面状況が変化する公道では、
急な車体の挙動変化に対し、加速・減速を行ったり、
ライン取りを変化させたり、予期せぬ車体の挙動をリカバリーしたりと、
急なマシンコントロールが必要になることがあるからです。
尚、ニーグリップは、全てにおいて強力に行うわけでなく、
減速時や、一気の向き変え時に強く行い、
その他の場面では、状況に応じて強弱を変えればいいわけです。
もし、路面状況が良好で、見通しも良く、
リスクが極めて少ないコーナーなどでは、
多少腰をずらし、内ヒザを開くような乗り方もできますが、
日本の公道ワインディングでは、
そのような状況は極めて少ないのが現状です。
ご指摘の状況でのニーグリップですが、
基本的には外足で行います。
外足をシートに対角線にかけ、ヒザ・ふくらはぎとお尻で、
身体を支えるだけです。
この時の荷重も、シートの一点だけで、
他に力が入らない、見た目によらず
非常に力感のない平和な状態でコーナリングすることになります。
ただし、このフォームは、前述の路面状況に加え、
慣性力により車体の安定する高速コーナー向きであり、
慣性力が少なく振られやすい低速コーナーでは、
車体の挙動変化に対応しずらくお勧めできません。
どちらにしても、腰をずらし、ヒザを開くライディングは、
やはり環境の整ったサーキット向けの走り方であり、
公道に持ち込むのはリスクが高いと言わざるを得ません。
個人的に私も公道においてそのような乗り方をすることは稀で、
リスクの高まる乗り方はお勧めできないことを
僭越ながら付け加えさせてください。
このメールについて、ご意見ご感想を是非お聞かせ下さい。
また、バイクについての疑問・質問がありましたら、こちらにメールください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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