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ヴィーガンレポート特別篇

聖書とヴィーガン
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〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
今日は植物学の日です。

文久2(1862)年旧暦4月24日、
植物分類学者の牧野富太郎が
高知県佐川町の豪商の家に生まれた。
94歳でこの世を去るまでの生涯を
植物研究に費やして、新種・
変種約2500種を発見・命名し、
「植物学の父」と呼ばれた。

今日は何の日～毎日が記念日～より
https://www.nnh.to/04/24.html

最近の自然科学者のイメージは何となく
白衣を着て、自分の研究室で顕微鏡を
覗いているというイメージですが、
牧野富太郎先生あたりのイメージは
山野を駆け回るフィールドワーク
中心のイメージがあります。

フィールドワークを中心とする先生は
自然に対する思いが強く、愛にあふれて
いるような気がします。
その気持ちがなければ、こんな偉業は
不可能だと思います。

牧野富太郎先生の自然に対する思いを
相続したいと思う
ソーシャルコンサルタントの
ヴェジ・ギャングプランク尾崎です。

今日は「乳成分」についての基礎知識
です。

今日のテーマ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
あなたは原材料名の「乳」を
どれぐらい理解していますか？
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
多くのヴィーガンの皆さんは
新しい食材を見ると思わず、
本体を持って裏返しにして
「原材料名」を確認しませんか？

多くの方は癖になってますよね。(笑)

そこで、「乳成分を含む」という文字を
見つけて、残念そうに元の棚に戻す・・・

もちろん、あの「明治のチョコレート
効果事件」では、「乳成分を含む」と
書かれていてもコンタミネーション
だったという話でした。
（事件というのは、コンタミネーションとは
知らず、チョコレートを返してしまい、
お互い気まずい気分になったということで(;^_^A）

バレンタインデーその後／
ヴェジ・ギャングプランク
「ヴィーガンレポート」ＮＯ．１１１
https://mail.os7.biz/b/xpcn/1352686

このような場合は、知らないとこんな
事件になってしまいますが、
最低、理解しておきたい基本的なことを
上げます。

それは、「原材料名」で「乳」と名のつく
原材料でも乳由来ではないものです。

●豆乳
[大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて
煮つめた汁を漉した飲料]
これはおわかりいただけますよね。。

●乳酸菌
[乳酸をはじめとする酸をつくりだす
細菌の総称→乳酸菌]
これ自体はもちろん、乳由来ではありませんが
大抵、発酵させるのに乳酸菌を使用しますが
何で発酵させるかが問題となります。

植物性乳酸菌は良いとして動物性乳酸菌は
気になりますよね。
バター、チーズ、ヨーグルトを作る場合
が問題となります。

●乳化剤
これもおわかりいただけますよね。

[水と油を文字通り乳化させるために使用する
添加物ですが大豆、卵黄などから
作られているので牛乳のアレルギーの原因にはな
りません。]

大丈夫じゃないですね。(;^_^A
「卵黄」の場合があるから気をつける必要が
あります。
大豆の場合は
「乳化剤（大豆由来）」と書いてあったりします。

●乳酸カルシウム・乳酸ナトリウム
[科学物質からできていますので同様、
乳由来ではありません。]

科学物質は「化学物質」の間違いでしょう。
ヴェジとしては「化学物質」は馴染みません。

●アーモンドミルク
[水に浸したアーモンドをミキサーなどで砕き、
水を加えてガーゼなどでかすを漉した飲料]

●ココナッツミルク
[成熟したココナッツの種子の内側に、
層状に形成される固形胚乳から得られる、
甘い乳状の食材]

●ライスミルク
[米を砕し米粉にしたものを水に浸して
濾過をし濾過液に油と塩を加えて
製造される]

アーモンドミルク、ココナッツミルク、
ライスミルクもおわかりいただけますよね。
豆乳に並び、牛乳の代用にします。

●カカオバター
[カカオ豆の油脂の事です。

『バター』が付くと牛乳アレルギーの方は
嫌煙されてしまうかもしれませんが
チョコレートのなめらかな口溶けに
欠かせない素材で、乳由来ではありません。]

以上ですが、
多くのヴィーガンは、動物性ではなくても、
化学性としての乳酸菌、乳化剤、乳酸カルシウム・
乳酸ナトリウムは気になります。

また、機会があればそれぞれ
取り上げます。


出典：【乳・乳成分】を読み解く！
食品表示におけるアレルギー対策
～食品表示深読み編～
https://www.shokuhyo.jp/entry/allergy/allergy-food/allergy2019health

今日は以上です。

あとがき
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
ずっと「コンタミネーション」について
考えています。

確かに「ヴィーガン食品」とか
「プラントベース」として、混入する
ことは嫌だなって思います。
私の場合、身体も反応するので、
何となくわかります。

ただ、「脱搾取」としてのヴィーガンを
考えた時、「コンタミネーション」を
条件として厳しく追及するＥU的発想は
単にメーカーに制裁を加えているだけに
思ってしまいます。

私達がその対象商品を購入しても
反「脱搾取」にはならないと思います。

もし、コンタミネーションまで考えるならば
そのメーカーの取り扱い商品全部を確認し、
動物性のものを使っているものが
あれば、認証しない・・・

つまり、全商品がヴィーガン対象商品
となっていることが条件として
ヴィーガン認証を授けるべきだと
考えます

が、皆さんはどうお思いでしょうか？

現在、ベジタリアン・ヴィーガンJAS規格
の議論がベジ議連を中心に行われて
います。

「脱搾取」を目的にするのか？
「ヴィーガン食品の普及」を目的にするのか？
によっても変わってくると思います。

今後、いろいろなところで行われる議論に
注目していきたいと思います。

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ヴェジ・ギャングプランク

※私の名前について
表記を尾崎時雄としています。
崎の旁の上は本当は”立”です。
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