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※このメールは、ライディングDVD
“ツーリングで一目置かれるライディングテクニック習得法"
ご購入のお客様にお送りさせて頂いております。
“迷惑メールでは決してありません"のでご安心ください。※
Vol.848

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○○さん


ツーリングライダーズです。

バイクライフを楽しんでいますか？


明日からいよいよ師走に突入、
２０２４年もあと残り１ヶ月となります。

これから年末にかけて、
さらに忙しい日々となりますね。

地域によっては、すでに今年の乗り納めを終え、
バイクの冬眠準備やあるいはすでに
冬眠してしまった方もいるでしょう。

毎年感じることですが１年はあっという間・・・

ツーリングライダーズでは
来週８日開催の伊豆方面ツーリングが終われば
２０２４年シーズンスケジュールは、
全て終了となります！

２０２４年は天候に恵まれ
これまで１１回のツーリング企画および
７回の１Ｄａｙレッスン会のすべてを、
おかげさまで予定通り開催することができました。

来年もできる範囲で、魅力的なライブ企画を
続けられればと考えています。

まだ参加されたことのない方は、
是非一度ＴＲライブ企画を体験しにいらしてください。


※２０２４年のツーリング＆レッスン会レポートは
こちらをご覧ください！
↓
http://touringriders.blog.fc2.com/



今回もいただいたご質問２点にお答えしました。


【Ｑ＆Ａ】旋回時車体下部を擦らないようにするには？


> 交差点を曲がる時などの旋回時に
> 車体下部を擦らない様にするには
> どうしたらよいでしょうか？


ハーレーなどのクルーザーバイクでは、
旋回傾斜時に車体が路面接地しやすいものがありますが、
特段カスタムで大幅なローダウンをしていないとしたら、
原因は２つあると思います。


ひとつは旋回速度が高すぎること。

旋回速度が高いと遠心力も大きくなり
車体傾きも大きくなって車体下部を接地しやすくなります。

対策として、速度を落として旋回、右左折することです。

ただ、低速を安定して保ち走行することは、
高い速度を保つより難しいことです。

そのためには精度の高いアクセル、クラッチワーク、
リアブレーキ操作が必要になってきます。


ふたつめはライディングフォームが
リーンアウトになっているということです。

本来は車体の傾きとライダー上体の傾きが同じ
であるのが基本でバランスがいい
リーンウィズのフォームになります。

リーンアウトはライダー上体の傾きより
車体傾きが大きくなってしまうので、
旋回、右左折で車体を接地しやすくなります。

上体を傾けることへの恐怖が無意識に働き、
リーンアウトのフォームを取ってしまうのが原因ですが、
なかなかこれは本人では気づけないので、
写真や動画で確認するしかありません。


以上２つの原因のどちらか、
もしくは両方が起因していますが、
車体が接地してしまった時点で、
車体性能の限界を迎えていることを考えると、
以上の原因を意識されいち早く
改善、矯正する必要があります。



【Ｑ＆Ａ】低速走行でフラついてしまう


> 渋滞時の運転が苦痛で、
> ニーグリップしてリアブレーキで引きずるように
> 半クラッチを使ってと速度を調整してと
> 練習はしてるのですがどうしてもふらついてしまいます。


大型バイクやとりわけ、
重量級のクルーザーモデルのバイクは、
ステアリングの切れ込みも強いものがあるので、
特に低速域で安定走行が難しいです。

安定して低速走行するのが難しいという前提で、
以下３つの原因を確認されてください。


１）ニーグリップ

ご自身でも指摘されているように、
低速走行時のニーグリップは重要です。

しかし本人が認識しているように、
効果的にできていないケースが見られます。

ニーグリップの目的は人車一体になること、
ふたつの重心を一体化するわけですから、
両ヒザを使ってタンクを挟むことが目的ではありません。

ヒザやモモを使い、さらに言えば腹筋背筋を使い
上体を車体の動きに一体に一致させるレベルでできて、
真のニーグリップとなります。

車両の上で上体の重心が
前後左右に動かぬようにできているか、
確認されてみてください。


２）ハンドルへの荷重

ハンドルへの荷重や意図的なハンドル操作は、
二輪車特有のセルフステアを阻害して
車体安定が図れません。

前述のニーグリップともかぶりますが、
ハンドルで上体を支えないよう、
ハンドル操作で意図的に車体安定を図ろうとしないこと。

確実に人車一体となり、
セルフステアでバランスさせるように努めます。


３）各操作の一定固定

低速走行状態を安定させるためには、
駆動力や速度を変動させないように極力一定にすること。

これは安定して低速を保てる
各種操作技術を高める必要があります。

まずは、アクセル開度および
リアブレーキの踏み加減を適量で一定固定すること。

この各種操作系の「固定する技術」はとても難しいです。

中級者レベルまでは、
各操作をＯＮとＯＦＦで調整するのですが、
それでは高いレベルの走行安定はできません。

つぎに、そのアクセル、リアブレーキの一定加減を基準にして、
最も繊細加減が可能なクラッチレバーで
駆動力および速度を安定化させるのです。



“上手くなりたきゃ、ツーリングライダーズに行こう！"



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