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○○さん、TR通信です！【バイクを旋回させる二つの方法】

2025年12月20日

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※このメールは、ライディングDVD
“ツーリングで一目置かれるライディングテクニック習得法"
ご購入のお客様にお送りさせて頂いております。
“迷惑メールでは決してありません"のでご安心ください。※
Vol.903

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○○さん

ツーリングライダーズです。

バイクライフを楽しんでいますか？

今年も残すところあとわずかとなりました。

明日２１日に予定されていた
“走り納め！伊豆方面ツーリング"ですが、
低気圧通過に伴う悪天理由で中止判断となりました。

１１月の東信州ツーリングと合わせ、
２０２５年最後２つの定例ツーリングが中止判断となり、
尻すぼみ状態で今年を終わることになりました。

そういう理由ですっきりしない年末となりましたが、
どうかくれぐれもお身体ご自愛され、
忙しい師走を乗り切ってください！

そして、○○さんにとって、
素敵なクリスマス＆年末年始になることを
心よりお祈りしています！

■バイクを旋回させる二つの方法

車体を傾けると転倒リスクが高まりますが、
車体を傾けないと旋回できないことも事実。

今一度、バイクの旋回方法について、
整理してみましょう！

バイクを旋回させるには、主に以下二つの方法または、
これらを組み合わせて行います。

・車体を傾けること
・ステアリングを切らせること

車体を傾けて曲がるケースについて、
ある程度の速度以上が出ているときには、
その遠心力にバランスさせる必要があるため、
車体を傾けてこれに対抗します。

サーキット走行の写真や動画を見れば、
ライダーは極限までバイクを傾けていますが、
ステアリングがほとんど切れていないことが分かります。

これはステアリングを切らずとも
バイクは曲がる一例です。

一方、ステアリングを切ることで曲がるケースは、
遠心力がそれほど大きくない
低速域において使える方法です。

車体を傾けるということは転倒のリスクが高まります。

特に遠心力によるタイヤ荷重をかけられない低速域では、
また路面の摩擦が低い公道においては、
なおさらリスクの高まる方法になります。

よって公道の小旋回や、交差点の右左折、
低速ワインディングなどでは、
積極的にステアリングを切らすことで
曲がる、向きを変える方法が望まれ、
教習所が低速課題を行う際には、
車体を極力傾けずステアリングで曲がる方法を
勧めているわけです。

しかし、ステアリングを切らせるには、
一般的には意識的にも無意識にも、
ライダー自身が体重移動を行い、
車体を傾ける必要があります。

つまり体重移動し車体を傾斜させることで、
「セルフステア」を発生させるわけです。

この場合、車体を旋回させる方法の前者、
つまり車体を傾け遠心力に対抗させる目的ではなく、
ステアリングを切らせる手段として
車体を傾斜させるわけであり、
前者に比べ後者はバンク角が浅くなります。

車体はバランスの乗り物のである以上、
旋回時には大なり小なり車体を傾ける必要がありますが、
曲がり方によって目的にも手段にもなるということです。

よって速度域が低く、路面状況に変化があり、
多くのリスクの潜む公道では、
旋回速度および車体傾斜角を抑え、
セルフステアを有効に使う後者、
「ステアリングを切らせる」方が
安全で快適なライディング法に向いていると言えます。

【Ｑ＆Ａ】９０度ターンの効果

> １Ｄａｙレッスン会参加のとき
> 個別トレーニングを受講させていただきました。
> シンプルな直角ターンを繰り返すトレーニングでしたが
> 直角ターンがこんなに面白く感じられるとは思いませんでした！

いつもと違う車両感覚で良い練習ができたとのこと、
良かったですね！

Ｕターンやカーブのコーナリングだけでなく、
交差点の右左折も全て旋回行為です。

我々スタッフも、交差点通過の際は、
毎回９０度の旋回だと思って右左折しています。

適切な旋回速度はどのくらいか、
どこで旋回開始すれば、
思ったラインで向きを変え立ち上がれるか、
そのための旋回進入速度やフォームなど
日々考えながら走っています。

同一半径を保ち正確な円を描く旋回を
定常円旋回(常に一定半径の旋回円)と言いますが、
正しく理に適った定常円旋回ができること、
旋回開始し終了できること、
そんな基本を身に付けていただきたいものです。

“上手くなりたきゃ、ツーリングライダーズに行こう！"

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