見たとおりに読まない
トレビアンフランス語アカデミーでは、毎週音読をして送っていただくのですが、
多くの方が読み方を間違える単語がいくつかあります。
① mauvais
なぜか [ムヴェ] と読む人が多いです。au = [o] と発音するので、[モヴェ] のように読みます。
u に意識が引っ張られて [ム] と言ってしまうのでしょうか?
② chose
[シューズ] と読む人がいます。 もしかしたら英語の shoes (靴) と似ているから??
o はしっかりと [オ] と発音しますので、[ショーズ] です。
③ bus
[ブス] と読まないように。u =[ユ]に近い音で、舌の先を下の歯の裏側にしっかりくっつけます。
[ビュス] のように発音します。
④ dessert
食後のデザートは、フランス語では [デッセーる] と濁りません。
s がひとつで、母音に挟まれている場合には [ズ] と濁りますが、ss と2つある場合には、母音に挟まれていても
濁りません。
poison [ポワゾン]
poisson [ポワッソン]
やはり、フランス語を始めて最初にみなさんが一番迷うのは :
au = [o]
eau = [o]
の読み方でしょうね。まるで 「赤」「青」みたいに、目にしているものを裏切って
発音するような感覚でしょうか...?
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余談ですが、「目にしたものを裏切って発音する」で思い出したのが、「ハ音記号」。
小さい頃からピアノを習っていた私は、「ト音記号」と「ヘ音記号」にしか馴染みがなかったのですが、
チェロを始めてからいきなり出てきたのが「ハ音記号」。
これが出てきたら、目に見えている音符を全部違う音に切り替えて読まなければなりません。
「ト音記号」と「ヘ音記号」の2つなら大丈夫なのが、3つめの音程が出てくると混乱して、もう本当に読めません。
先日、最初から最後までハ音記号の楽譜をもらって、頭がパンクしてしまいました...。
ですので、フランス語を学び始めたのばかり方の苦労はよ~く分かります。
eau = o 、「なんで~???」となりますよネ。
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