お手紙ココロの学校 vol2「受け入れることの先へ」
早速ですが、
前回のメルマガに読者様から
ご返信を頂きました。
僕はメルマガで
“自分が好きであること、
幸せであるということは
目的じゃなくて前提なのです。
すごく大事なことなのですが
納得できますか?”
と書いたのですが、
「ぶっちゃけ納得できねーよ!
って思いました」
とのこと(笑
(前回の内容はこんな感じ^^
https://ameblo.jp/whiteprizm/entry-12417170134.html
あ、それだけじゃなくて
ご質問やご感想をいろいろ
頂きました^^
(ありがたいことです)
それで、ズバリ言ってしまうと
○○さんも、
“僕が何を言いたいのか
よく分からなかった”
のではないかな、と
思っています(爆
正直に白状しますとですね、
僕は書くのが怖かったんですよね。
人気があるりゅうちぇるさんを
批判するのが怖いわけじゃなくて、
それに感動した、
涙が出たと言っている方々を
傷つけるのが怖かったのです。
これほんとに、
気を遣うという意味じゃなくて
傷つけること、それに、
余計なお世話と思われたりするのが
怖いんですよね。
でも僕が、
それでもりゅうちぇるさんの
記事を題材にしたのは、
あのコラムの最後で止まったら
きっと幸せになれないままだ、と
強く思ったからです。
僕はインタビュアーさんの
最後の質問が気になると書きました。
「自分のことを
絶対に受け入れてくれる人は
いると思いますか」
という質問です。
まず思うのは、
自分を受け入れてくれる人が
どこかにいなければ
幸せじゃないと
インタビュアーさんは考えている。
受け入れてくれる人が
いるのが当然と考えるとしたら
そのきっかけは『親』だよね、
ということ。
カウンセリングや逆鱗cafeで
よく聞くのは、
厳しい条件をクリアしないと
親から承認をもらえない
というケース。
テストで98点取ったのに
「何で2点取れなかったんだ」って
言われてきたような人です。
(いるんですよ?ほんとに)
このインタビュアーさんは、
親が自分を受け入れてくれなかったと
思っているように感じます。
だからどこかに、
自分を受け入れてくれる人を探している。
そしてもっと切ないのは、
「自分を受け入れてくれる人がいないと
自分を好きになれない」
って思っている。
かわいそうだと思うのですが、
それに厳しいようでもあるのですが
それでもその人が、
“誰かに受け入れてもらう”
ことを求めてるうちは、
その人は幸せになれません。
少なくとも難しい。
どんなこともそうですが、
欲しいものというのは
不思議と先に、与えないと
手に入らないものです。
誰かに受け入れてもらいたいと
思っている人は
他の人を受け入れたいとは
あまり思わないでしょう。
欲しいのとは逆ですから。
でもですね。
まず自分が受け入れてみないと
“受け入れるってどういうことか”
分からないじゃないですか。
それが分からないのなら、
もし受け入れてもらっているとしても
気づくことができません。
これは実は、
お金にも、仕事にも恋愛にも
通じることです。
お金を稼ぎたい人は、
自分がお金を使ってみなければ
“どういう時に人はお金を使おうと思うのか”
分かりません。
そして、それが分からない人は
稼げるようにならない。
もてたければ、好きになる。
後輩に頼ってほしければ、
先輩に頼ってみる。
受け入れて欲しかったら
受け入れることが必要なのです。
あと僕は、
親に自分を認めてもらえなくて
自分なんか死んだ方がいいんだとか
逆に、別の誰かに
なんとか認めてもらおうとして
必死になっている人を
たくさん見てきました。
証明して、
勝とうとしてるんだよね。
親が子どもを愛するのはフツウ。
そうじゃなかったのは、
何かが間違ってるんだって。
でも、自分の幸せを
何かで証明しようとしているうちは
その人は幸せになれません。
(断言!)
どうしても誰かに認めてほしい、
受け入れてほしいと感じて、
そこから抜け出せないとしたら、
もしかしたら一つだけ
僕もりゅうちぇると同じ事を言うかも
知れないなと思うことがあります。
それは、
~~~~~~~
先に何かを
好きになってごらん
~~~~~~~
っていうことです。
僕は、
○○さんが好きなその何かが、
幸せにつながると信じています。
○○さんを受け入れてくれる人が
たとえいなくたって大丈夫、
と思っている。
もし、それだけじゃ
不安だと言うなら
自分を好きになれない
と思うなら、
僕に会いに来て下さい。
○○さんの中に、
希望と力の種子は必ず見つけられる。
僕はそう信じています^^
■□ 発行 □■
自分を知り、自分を楽しみ、
自分を通して幸せになる
『ココロの学校』代表
高野 真俊(タカノ マサトシ)
延べ1000人以上にお伝えしてきた
本当に強い心の育て方
https://peraichi.com/landing_pages/view/kokoronogakkou
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