【信頼の条件】お手紙ココロの学校 vol.99
僕は先週は読書会がありました。
先々週と同じチームで今回は
小林秀雄の「本居宣長」です。
(月2回読書会をしているのです)
ついに本居宣長のとても有名な
「もののあはれ」が日本の文学の
日本が大事にしている価値観だという
発見に差し掛かりはじめました。
今、12章あたりで100ページ目くらい。
ちょうど1/5くらいのところですが、
ここまでずっと
近江の聖人と言われた
中江藤樹から始まって
儒教から国学を研究してきた人たちが
なぜ新しくて独創的な文化を
作ることができたのかという
背景が書き連ねられてきました。
一言で説明すると、
彼らは学者のお家で研究されてきた
学問的なことは知らなかった。
それで、自らの生きる道を探して
知識のないまま儒教の原点に当たって
いったんですね。
そして、人によっては孔子や孟子に
人によっては陽明学に、
人によっては古事記や源氏に
たどり着いて、
当時の常識を覆していったのでした。
宣長が何に気づき、
何にたどり着いか。
それに来月から読むところで
入っていくというところです。
週末の日曜には、
たまたまオンラインで知り合った仲間と
「田舎暮らし」について
Facebookで公開しながらお喋り
していました。
月2回くらい、ゆるく話しながら
仲間を増やしていけたらいいなと
思っています。
さて、先週は信頼について、
宿題を残していました。
というか、表題をつけずに
メルマガを出してしまった!気がします。
どうも大変失礼いたしました。
信頼できる・できないの要件を
考える時に、
まず考えるのは具体的なシーンを
想定することです。
何をされたら信頼に抵触したと
一番感じるだろう、ということですね。
例えば
・約束を守らない
・仕事をさぼる
・時間に遅れる
・浮気される
・内緒の話を外で他の人にされる
他にもあるかも知れませんね。
○○さんはどうでしょうか?
こうしていくつか考えてみると
「信頼」が必要とされるのには
シーンがあるのではないかと
思います。
前回、「Bird men」という漫画で
主人公たちが
「子供にやさしい人」という
信頼の条件を考えていたと
ご紹介しました。
例えばこれが
「Hunter×Hunter」という漫画だと
ダークサイド側のキャラクターが、
「僕は敵として彼を信頼している」
と発言していたりする。
で、その彼であるジンというキャラは
主人公を育児放棄していたり
するのですね。
それでこれは、信頼の条件は
シーンつまり【状況】によって
変わるということです。
それに、自分でも
どのシーンが痛みが多くなりそうで
慎重に「信頼」を必要とするかが
変わるわけです。
対象である「信頼」について考える時に
【状況】によって条件が変わる、
または自分が無意識に大事にしている
条件が明白になる。
その意識が大切です。
そしてもう一つ、
この【条件】というのは
その人の経験によって培われます。
これが、共有できるかどうかが
「信頼」の条件にもつながっているかも
知れませんね。
それでは今日はこの辺で。
最後までありがとうございました^^
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