自分を知り、自分を楽しみ 自分を通して世界を知る。 「ココロの学校」 延べ1000人以上にお伝えしてきた 本当に強い心の育て方

○○さん、こんにちは！

「ココロの学校」主宰
メンタルヘルスカウンセラーの高野です。

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先日チャイルドラインたちかわで
立ち上げ時からずっと
チャイルドラインを支えて来られてきた
臨床心理士の小野先生が
今期で退任されることになり、
たくさん思い出話を聞かせて頂きました。


児童相談所の有志の方々が
立ち上げられたのが最初でした。

子どもの電話相談窓口である
チャイルドラインを
地元に作る必要があるかどうか、
実際に示す必要があったので

ちらしを配って、プレで開設し、
個人宅で電話回線を開けることから
始めたのでした。


お別れ会には20人ほどの人が参加し、
最近関わっている方も

そしてちょっと足が離れていた方も
お越しになられたのが素晴らしかった。
そういう繋がりって素敵だと思います。


皆さん仰られていたのは、

・家庭や職場ですごく役に立つ
　コミュニケーションの実践が出来た。

・チームや場作りが必要になった時に
　何かしなければと気負わないで
　始めることができた。

と、いうことです。


僕も対大人だけでなく
娘の子育てにヒントが欲しいなと思って
参加したこともあって、
身の回りで役立つのは分かりますが、
二つ目は意外でした。

特に印象に残ったのは、
ある学校で働いてらっしゃる方がおられ
数年前に自殺者が出てから
完璧に学内が混乱してしまったというのです。

特にご遺族の方から裁判を起こされて
それが終わるまで公式にそのことへの
態度を学校側が示すことが出来ず、
公式なカウンセラー含め大人の側の
動揺が大きい始末。

それで、有志で
ただ話を聴く会を立ち上げたところ
初日に数十人の人たちが集まったそうです。

学校側が揺れている時に
そのような一歩を踏み出せたのは、


～～～～

私たちが解決できなくても
聴くだけで力になることができる

～～～～


という確信と
そういう組織に存在意義があって
運営されているということを
チャイルドラインを通して
知っていたからだった
ということなのです。


今週のセッションでも
『聴く力』について、
コミュニケーションの技法の
アラカルトと共にお伝えしてきました。


『聴く力』は
個人間のコミュニケーションを劇的に
変化させます。

その力を知っていることは
人に勇気を与えるだろうと思っていましたが
チームで何かを始めるような
新しい一歩も後押ししてくれるほどの
大きな力になるのだと感動しました。


さてそのチャイルドラインが15年前
開設した時には、
どんな連絡が入るかすら手探りでした。

当初は回線を開いている21時まで
児童相談所の所長さんが
待機して下さっていたのだとか。

今ならあり得ないだろうと仰っていたけど
でも、現場の方々の思いや願いは
強いのだろうなぁと思います。

本当は、思いや願いをこめなくても
動く組織やシステムが理想だと思っています。

大切なことほど、
個人の思いに依存したり寄り掛かったりしては
だめだよね。

昨今の児童虐待のニュースを見て
そう思うのでした。


では、今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました^^



■□　発行　□■

自分を知り、自分を楽しみ、
自分を通して幸せになる

『ココロの学校』代表　
高野　真俊（タカノ　マサトシ）

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