【コミュニケーションのルール】お手紙ココロの学校 vol16
「ココロの学校」主宰
メンタルヘルスカウンセラーの高野です。
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（この内容を軸に個別カリキュラムを
ご提供しています。
ぜひお気軽にお問い合わせください^^）
皆さま如何お過ごしでしょうか。
先週末は東京マラソンでした。
パーソナル・プログラムの受講生さんが
若干の不調を押しながら見事ゴールを
された様子で、
スポーツ苦手な私も楽しくニュースを
拝見していました。
彼がマラソンを走っているのと同じ頃
僕はやぶうちさんという漫画家さんと
17LIVEという動画配信アプリで
心理学についてのトークを配信していました。
やぶうちさんは虐待を受けていた
経験があり、
そこから人間観察をそれこそ必死で
行ってきたといいます。
それが漫画のキャラにも役立っているし
チーム運営にも諸々役立っているようで
そのいわば本能のような心理観察に
あれこれと僕が肉付けしていくという
動画になっています。
やぶうちさんがこの度
虐待問題の啓蒙活動をする団体の
理事就任が決定されたそうで
グループ作りのときのルールについて
いくつかお話しすることが出来ました。
今関心が高い問題ですし、
そうなると逆に炎上したり
様々な意見の人が集まったりするでしょうし
そのような時のチーム作りって
気を遣いますよね。
もし僕が三つ
ルールを作るとするとどんなものに
するかなと考えてみました。
1、アドバイスは要らない。
2、伝える時はIメッセージで。
3、正しいか間違いかではなく
有効かそうでないか。
さて、それぞれ解説してみますね。
＜1＞アドバイスは要らない
これは先日メルマガに書いた
チャイルドラインで学んだことですが
白梅学園という大学で
ソーシャルワーカーを育成されている
長谷川 俊雄先生という方がおられ
20年以上毎日100通を超えるメールを
子ども達とやり取りされてきました。
（長谷川先生は大学にかけ合って、
大学HPでお一人だけメールアドレスを
公開されておられます）
そこでお子さんに何か伝えたいことが
あるときは、
「ちょっとこんなことを伝えたい
思いついたのだけれど、言ってもいいかな？」
と必ず許可を取ってから
伝えるのだそうです。
求められれば
分かる範囲で答えることは
有益だと思うのですが、
往々にして答えやアドバイスは
押し付けや独りよがりになりがち。
必ずしも皆でコミュニケーションを
取る時に必要になるとは限りません。
じゃあどうするかというと
話を聴くわけです。
特に大切なのが「気持ち」を
聴くことなのですけれど、
やぶうちさんと話してもよく分かるのは
人って自分の気持ちをあまり
分かっていないのですね。
口に出して表現が難しい。
それを聞いてくれる相手に
何とかかんとか伝えることが出来ると
とても心がスッキリとするのです。
ああ、自分が苦しかったのは
このことだったのか、という
気持ちになったりもする。
だから、ただ聞いてあげること
できれば関心を持って
聞いてあげる。
それ以上は
本当に必要ない場合が多いのです。
さてさて、
2、と3、はなるべく早く
次のお手紙で説明してみたいと
思います。
実はコミュニケーションの取り方には
人の無意識がとても現れます。
コミュニケーションで伝える
内容ではなくて
コミュニケーションの取り方に
表れてきます。
自分では無意識で悪気も無いのに
人を不愉快にさせることもある
大きな力を持っているのが
コミュニケーションです。
誰だって、
○○さんだって
嫌なことを言われたら傷ついて
当然だし
逆にけっこう簡単に
棘がある言葉で人を傷つける
ことだって出来てしまいます。
気をつけたいところですし
○○さんの言葉にも
それだけ力があるのだと
知っていて欲しいなと思います。
その力はもちろん
可能性にもつながっている
わけなのです。
では、今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました^^
■□ 発行 □■
自分を知り、自分を楽しみ、
自分を通して幸せになる
『ココロの学校』代表
高野 真俊（タカノ マサトシ）
延べ1000人以上にお伝えしてきた
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