自分を知り、自分を楽しみ 自分を通して世界を知る。 「ココロの学校」 延べ1000人以上にお伝えしてきた 本当に強い心の育て方

【お手紙ココロの学校】

【トレーナーに必要なこと】お手紙ココロの学校 vol18

2019年03月18日

○○さん、こんにちは!

「ココロの学校」主宰
メンタルヘルスカウンセラーの高野です。

ココロの学校の内容はこちら
 ↓↓
http://bit.ly/kkrgk

(この内容を軸に個別カリキュラムを
ご提供しています。
ぜひお気軽にお問い合わせください^^)


皆さまこんにちは

今日は企業研修のお手伝いで
新潟に出張に来ています。

前泊で明日は一日三クール
セルフケアの研修。

1.5時間にかなり濃い内容なので
さー、聞く方も大変だ(笑


だけど、心のことって

知っているか知らないか
その視点があるかないか

それだけで全然違うので
会社が力を入れていて
我々を呼んでくれるのは
素晴らしいことだと思います。

新潟はちょっと
関東より寒いです。

もう平野では雪はないのですが、
それでも
エレベーターの前がガラスの部屋
みたいなので覆われて
冷気が来ないようになっていたり

エレベータードアの上に
オレンジ色に熱を出すヒーター
みたいなのがついていたりと
北国を感じます。


さて、僕は普段コールセンターで
会社員をしています。
(偶然ですが、
今新潟で研修に伺っているのも
大きなコールセンターです)

コールセンターでは最初にしっかりと
研修を行います。
(会社によりますけれどw)

部署によって研修の長さが違いますが、
僕の部署はサービスが幅広いデスクで
二ヶ月は初期研修があり、
その後OJT(オンザジョブトレーニング)に
移行します。

研修は専属のスーパーバイザー(SV)が
行うのですが、
OJTは選抜された先輩のオペレーターの方が
面倒を見ています。

基本は研修で習ってくるのですが、
実際に動けるようにするのがOJT。

ですが、なかなか成長しなかったり
言っても分かってくれないように思ったり
皆が出来ることをどうしても
実行してくれなかったりと
トレーナー側が疲弊することがよくあります。

そういう時に上司としても
どういう風に管理したらいいかって
難しいことがあります。

僕はココロの学校で
「CRAFT」というプログラムを
教えています。

CRAFTはドラッグやアルコールの
依存症患者の〝ご家族″に向けた
専門のプログラムです。

依存症患者は自分で治そうと
思っていないことがほとんどで、
心配した家族が悩んだり相談に
来ることが多いのですね。

それで、そのような人に
自分が大切に思っている人に
どのように関わるかという事を
プログラムとして教えるというもの。

人を「変える」ことは出来ません。
でも、
人に「影響を与える」ことは出来ます。

元々これを開発された
メイヤーズ博士という方は
お父さんがアルコール中毒で
素面の時を見たことがないというくらい
いつもお酒を飲んでいるお父さんだった。

お母さんが49歳で早くに亡くなって
それから何とか
そういう人を助けたいと
研究を重ねて作られたものです。

日本では徳島大学で
積極的に導入されていて
厚労省で引きこもりの支援に
推奨されていたりします。
(引きこもりも、お母さんが悩む
ケースが多いですよね)


さてこの構図、
OJTのトレーナーと新人の関係に
似ていませんか?

CRAFTで一番大事なのは
“何に”着目して働きかけるか、
ということ。

つまりプラスの行動を強化するために
強めたい機能や行動を探して
弱めたい機能にぶつけるという
「機能分析」ということを行います。

それと、
どのようなコミュニケーションで
相手に伝えていくか
それをレクチャーします。

コールセンターってたくさんの電話が入るので、
上司の目に留まるのは
クレームや失敗が多かったりします。

コーチングの技法なんかは
研修でも習ったりしますが
なかなか実践に使えない。

なので、CRAFTを
会社のOJT用に作り変えたら
面白そうだなと思って、
概要を作ってみました。


何より頑張って後輩を育てようとしている
先輩達に疲弊して欲しくない。

CRAFTはご家族のうつ傾向を軽減できるという
調査結果が出ているので、それが素敵だと思います。

とはいえOJTで悩む先輩って
確実に相手に対して過度な期待が
あることが多いんですよね。
(そのような人は生活の他のシーンでも
コミュニケーションに問題が出ると思います)

「事前期待」と言いますが、
男だから、社員だから、若いからって理由で
指導したり指摘したりすることがある。

それって善意でもパワハラと
取られても仕方がないことです。

だって、その「○○だから」って
相手も共有していないですから。

もう一つ、
相手側の「事前期待」もきっちり
押さえてあげることが大事。

相手はどんなことに関心を持って
努力したいと思っているのか、
そしてそれがどのように今仕事に
現れているのか。

それってもしかしたら
普通に終わったオペレートの中に
隠れているかもしれない。

でも、相手の期待と関心を
見つけてあげれば、
それを使って相手を導いてあげられる。

今の仕事って
相手がいることがとても多いもの。
接客もサービスもみなそうですよね。

そうすると、自分の思いや願い
それにスキルだけじゃなくて
相手に伝わるようにという
側面が必要になってくる。

これって、万能だと思いませんか?
僕はすごく使えるスキルだと
思っています。

興味ある方、
ぜひメッセージ下さいませ。
まずはお喋りしましょうw


では、今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました^^

研修頑張って行ってきまーす!


■□ 発行 □■

自分を知り、自分を楽しみ、
自分を通して幸せになる

『ココロの学校』代表 
高野 真俊(タカノ マサトシ)

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本当に強い心の育て方
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