自分を知り、自分を楽しみ 自分を通して世界を知る。 「ココロの学校」 延べ1000人以上にお伝えしてきた 本当に強い心の育て方

【お手紙ココロの学校】

【本音を引き出す質問】お手紙ココロの学校 vol43

2019年10月07日

○○さん、こんにちは!

「ココロの学校」主宰
メンタルヘルスカウンセラーの高野です。

先週はいかがお過ごしでしたか?


今月から心理学のミニ講座を
やろうかなと考えていて、

今月は
「本音を引き出す! 質問力マスター講座」

をやります^^

ぱちぱちぱち~♪

10/27(日)10~12時
https://www.facebook.com/events/1379016222255885/

10/31(木)14~16時
https://www.facebook.com/events/1205860032917525/

(両方とも場所は池袋の芸術劇場で2900円)


平日と日曜日で違う内容にしようと思ったのだけど、
リクエストをもらったので、両日同じにしました。


ひとくくりに“質問”と言っても
種類や方法には色々あります。


身近な人と会話する場合、
一番大切なのは素直に他意なく話してもらうこと。

例えば僕が娘と話す時、

特に
“娘が何を考えたり感じたりしたか”

について、

僕は決めつけることをしないのです。

相手の心の中の事を
僕には全く分からないという前提で聞いて、

相手にもそれを伝えます。


言葉で書くと

「よく分からなくて聞きたいんだけど」

「僕はあまりそう感じたことがなくて
知りたいのだけれど」

「それってこういうこととは違うの?」

といった質問になるでしょうか。


この時に、普通どうしても
相手の気持ちを推測しようとします。

何を考えているか、どう思っていたか
想像して聞くのが普通ですが、
どれだけそこから離れられるかが
まずは大事。

決めつけられていると思ったら、
相手にすぐに伝わって、
心の扉が閉まってしまうからです。


この心構え、なかなか難しいんですよね。
ある程度“普通”っていう枠組みがないと
判断が出来ないから、
僕たちはそれを学習するし、
縛られてもいるわけなんです。


それを超えるとしたら
何かにふと「気づく」瞬間、
今までの自分の中の常識と
ちょっと違うものがあるなと
思う瞬間のようなものに
出会う必要があります。

例えば海外の人や
全く違う環境で育った人と
話しをしていると
そういう“違い”に
気づきやすいかも知れません。

子どももそうです。
小さな子どもが一から新しく
世界を味わって学ぶ時の
試行錯誤は、
指紋みたいに一人一人
まったく違う形を持っています。


その気持ちを聞く時に
もう一つ意識していることは

仮定に幅を持って質問してみる、
ということです。


例えば
「腹が立ったの?悲しいの?」
「楽しかった?興奮した?」
「それとも全く違う気持ち?」

といった質問をして、
ふわっとした過程で相手に
選択肢を与えてあげることです。

そうすると一つの選択肢の時は
イエスかノーしか返ってこなかったのに
しっくりくるのはどんな
表現なのかを話してくれやすくなります。


このように、
「決めつけない態度」と
「仮定に幅を持たせた質問」

を工夫してみると、
相手は自分を出しやすくなります。


娘は結構困りごとを僕に相談して
くれるようになりました。

○○さんにも
お役に立ったら嬉しいです。


それでは、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき
ありがとうございました^^


■□ 発行 □■

自分を知り、自分を楽しみ、
自分を通して幸せになる

『ココロの学校』代表 
高野 真俊(タカノ マサトシ)

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本当に強い心の育て方
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