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【お手紙ココロの学校】

【本音を引き出す質問 その②】お手紙ココロの学校 vol44

2019年10月14日

○○さん、こんにちは!

「ココロの学校」主宰
メンタルヘルスカウンセラーの高野です。

先週はいかがお過ごしでしたか?
週末は超大型台風でしたね。

僕は災害時も稼働する会社で働いているので
土日とも仕事でした。
(電車組は早期帰宅、夜組はホテル手配して
マイクロバスで送迎しています)

早めに帰ってお風呂に水を張り、
ご飯を多めに炊いて備えましたが
何とかやり過ごすことが出来ました。

北陸、東北含め
被害に遭われた方の無事と早期復旧を
願っています。

心配してメールやメッセージを下さった方々
どうもありがとうございました。
本当に心強かったです。


さて、質問というテーマを
このところ取り上げていますが、
先日こんなことがありました。

会社の下期方針説明会で
採用が厳しいことが課題であるという
説明が、上司からされました。

転勤や夜勤などが無い
地域限定社員というものを設定して
数名採用になっているのですが、
実はその数倍の人が内定を辞退されていて
なかなか働いてもらえないとのこと。

説明の終わりに僕は一つ質問をしました。


“うちに来てくれた人は、
どうして来てくれたんでしょうね?”


という質問です。


上司はすぐに、

「あ、本当ですね。
ちょっと聞いてみます。

また、教えて下さい」

と答えました。


このような質問を僕は
【例外を聞く質問】と呼んでいます。


この質問はとても強力で、
本人(会社なら会社)の力を
引き出すというところに特徴があります。

もともとYMCAホテル学校という
ホテルのスタッフを育成する専門学校で
どんどん受講生が減ってしまって

元々年に200人くらい受講生が来ていたのが
2007頃からどんどん減っていき
ついに50名を切ってしまいました。

その時に現校長が最初にしたのが、
数少ない来てくれた人たちに
“何故来てくれたのか”を
聞くということでした。

そして初めて
他と比べて段違いに“安い”というのが
志望動機で(それまで競合調査もしていなかった)

ほとんどの生徒が母子家庭だということが
分かったのでした。


また、強迫障害で部屋のゴミが全く
捨てられなくなった女の子がいました。

紙切れ一つでも捨ててしまうと
半狂乱になるので
部屋がゴミで埋まってしまったそうです。

話しをゆっくり聞きながら、
例外はないかと探りました。

すると、一つだけ
半年ほど前に食べた後のぶどうの皮を
捨てていたのを思い出したのです。

それを手がかりにその女の子は
捨てられる、処分できるものを
増やしていく事ができました。


何か悩み事がある時
解決・脱出するための方法は
その人にとって盲点になっていることが
とても多いです。

悩みに思いが占められて
それしか見えなくなってしまいます。

そこを突破するのが
【例外を聞く質問】なのですね。


「質問」の力というと
○○さんはどのようなものを
思い浮かべますか?


その人の中に
可能性を見つける質問、
ぜひ使ってみて下さい。


それでは、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき
ありがとうございました^^


「本音を引き出す! 質問力マスター講座」
開催します。
ご興味ある方はぜひお気軽にご連絡ください。


10/27(日)10~12時
https://www.facebook.com/events/1379016222255885/

10/31(木)14~16時
https://www.facebook.com/events/1205860032917525/

(両方とも場所は池袋の芸術劇場で2900円です)


■□ 発行 □■

自分を知り、自分を楽しみ、
自分を通して幸せになる

『ココロの学校』代表 
高野 真俊(タカノ マサトシ)

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