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【お手紙ココロの学校】

【“what”を多く引き出す理由】お手紙ココロの学校 vol60

2020年02月10日

○○さん、こんにちは!

「ココロの学校」主宰
メンタルヘルスカウンセラーの高野です。

○○さんは先週は如何お過ごしでしたか?


僕は先週2/6、東京都主催の
ライフ・ワーク・バランスEXPO2020
のワークショップのファシリテーションを
してきました。

今回は、
「イノベーション」
「インクルーシブ」
「クリエイティブ」
という三つの大きなテーマに沿って

基調講演からワークショップまで
組み立てられています。

僕の使命はそのワークショップで
多様な参加者さん達が
お互いに安心して課題を話し合って
試みや悩みや、またはアイディアに
触れること。

基本的なワークの内容は
依頼元から降りて来るのですが、
時間配分から組み立ては全部僕が
設計します。

このワークショップは
「アイデアソン」といって、
アイディアを皆で出し合う
マラソンのようなもの。

三回のワークショップをして
各回15~20名ほどの参加者さんでしたが
「アイデアソン」は初体験という人が
ほとんど。

ワークの組み立てがお題に沿って

what(現状)
→why(理由)
→how(改善)

と順に出すもので、
アイデアソンでは通常
「how」をたくさん出すものですけれど

僕は逆に「what」に時間をかけました。

グループでシェアする時間も
「what」と「why」の共有に時間を使いました。


何故か。

僕は問題というのは正しく定義できれば
9割方解決できたようなものだと思っています。

つまり、
「これが問題でこれを解決したらいい」
という状態になれば何とかなる。

それに、日頃なんとなく不満でも
明確に課題として定義してみると
それが今取り組むべきことなのかどうか
はっきりしますよね。


それに、参加者さんが様々なので
“これが問題”と思うことも様々です。

他と比べると自分の会社は実は恵まれていた、
結構取り組んで上も理解があった、とか

全然そっちのことに課題感は
持っていなかったけれど、
掘り下げたら実りがありそうだ、とか

そういう課題自体に対する
気づきがあるからです。


さてさて、このスタンスは
どうやら僕の普段のコンサルや
カウンセリングのスタイルにも
反映されているようです。


先週メルマガでも書きましたが
コンサルに行っている会社の僕のパートナーに
宿題を出していて、
彼はコンサルの内容を全部録音しているのですが
そこから質問を取り出して分析したらどうかと
提案しました。
(彼はコンサル力を上達させたいのです)

それで会話を追って質問を発言者別にまとめて
それにコメントをつけてきました。

一目瞭然で彼のした質問と
僕のした質問の違いが、

僕はクローズドクエッションが多く、
彼はオープンクエッションが多いのです。


実は、僕はカウンセリングの基礎として
彼にオープンクエッションを多く使えと
教えていました。


なので、何故僕はクローズドが多いのかと
考えたのですが、

“何が課題なのか”を
明確にするために質問していることが
ほとんどなのです。


例えばある資格を取るのに
従業員が積極的ではない。

ここで
「ではどうしたらいいの?」
を考える前に

「何故そうなのか」を
もっと言えば

「あなたはどうしてそのように
判断しているのか」を
聞く必要があるのです。

それで初めて
社長はどうしてその管理職が
資格取得に乗り気じゃないのか分かりますし

その判断が妥当かどうか、
妥当ならどうしたら良いのか
初めて皆で考えることができますね。

そこから先はPDCA。
つまり、やってみないと
分からないわけですし、
実際みな勝手にどうしたらいいか
考え始めました。


さてさて
ここからは彼との問題。

まずは彼が分析した結果
何に気づくのかを見て
何を伸ばすか考えようかな。


では、今日はこの辺で。
今日も最後までありがとうございました^^


■□ 発行 □■

自分を知り、自分を楽しみ、
自分を通して幸せになる

『ココロの学校』代表 
高野 真俊(タカノ マサトシ)

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