自分を知り、自分を楽しみ 自分を通して世界を知る。 「ココロの学校」 延べ1000人以上にお伝えしてきた 本当に強い心の育て方

「ココロの学校」主宰
メンタルヘルスカウンセラーの高野です。

○○さん
先週は如何お過ごしでしたか？

僕は会社で部署異動があったり、

コンサルティングでとある企業さんの
初回ヒアリングに初めて同行したりと
色々動いています。
（動いているのはいつもかもw）


週明けの今日も一日会議の後で
毎月主催している読書会。

自然体になれる時間です。


さて、今日は一つ
パートナー・カップル・ご夫婦への
コミュニケーションのヒントを
お届けしようと思います。

というのも僕は、
コミュニケーションから
心理を見るアプローチをよく使っていて
本質的だと思っているので、

ご夫婦のコミュニケーションについて
セッションをすることが
けっこう多いのです。


そうすると一番火種になるのは、

【当たり前のことができてない】

と、いうこと。


正確に言うと、

これは当たり前と思うことを
パートナーがしてくれない
（そう思っていない）
ということです。


例えば僕の奥さんは
子供のプライベートとか顔写真を
SNSに載せることは絶対にあり得ない。

そう思っていれば
僕がそういう行動を取ったら
本当に信じられないし、

そのことを注意するのもイヤ。


頭の中で
SNSで情報をアップする

＝危険
＝家族のことを心配しない
＝大事に思っていない

と繋がっていたりします。


他にもパートナーと喧嘩した悪口を
職場の部下が見ているSNSで投稿しちゃうことが
大喧嘩の元だった人もいたし

家事は少なくともこれくらい、とか
せめて正社員にはなって欲しいとか
よく聞きます。

だから奥さんに相談しないで
脱サラしちゃって
奥さんは収入の問題だけじゃなく
ショックを受ける。

僕、二晩夕食に同じものが出るのが
好きじゃなくて
よくある二晩カレー、とか嫌な人なのです。
（せめてアレンジして欲しい）

で、奥さんは独身の時に
毎日同じお弁当を持って会社に行ってた人。

カレー味のきんぴらニンジンと
野菜炒めとプチトマトだったかな？毎日。

だから、アレンジしたり色々メニューを
考えるのは元々そんな好きじゃないけれど
料理は嫌いじゃないと言うのです。

あ、話がズレました（笑


それで問題なのは、
こういう当たり前って思うことを
パートナーに改めてお願いするのが
難しい、ということなのです。


なぜ、難しいのか。


心理的な背景は色々あって、
セッションではその分析と見方も
教えているのだけれど

パートナー同士で何かをするという時
必ずではありませんが、
どちらが主導権、決定権を握るかという
権力闘争が生じます。

何を買うか、どう時間を使うか
どこに行くか、などなど
何でもそうです。

そこで、当たり前だと思っていたことを
相手にお願いしないとならないとなると
こちらの立場が弱くなる。

だから相手に敢えて言いたくなかったり
あるいは逆にこんなことは当たり前だと
キレ気味に怒鳴り散らしたりするわけです。


後はまあ普通に、
愛情表現としてしたいしして欲しい事が
やり取りできないことが問題だったりします。

触れることが好きか嫌いか、
サプライズのプレゼントが好きか嫌いか、
セックスも大きなファクターですね。


一番大事なのは
普段からお互いが関わることに関して
相談しておく、話し合っておくということ。

自分のわがままかなと
ちょっと思うようなことでも
相談して大丈夫だという雰囲気が大事。

そうなれば権力的な主導権にこだわらなくても
安心できるからです。


さて、とはいえ
あまり細かなことを話し合えない
話しても乗ってもらえない、ということも
あるのではないでしょうか？

僕は時間が迫っていると
気になるタイプなので
フリーな話は特に出かける予定が
決まっていない時にしてほしい。

仕事などに出かける前は
支度が終わっても片づけたいタスクを
切り出してやっていることもあり、
時間が読めない相談に集中しにくいのです。

これは意外と説明しないと
外からは分からない事もあるようです。

だから、自分が話しやすいタイミングを
お互いに伝えて共有するのもいいですし

相手が協力的でなければ
話しやすかったのはどんな時で、
その前後に相手は何をしていたか、
どんな気分だったかを観察して
そういうタイミングを選ぶという方法は
使えます。

（これはCRAFTという、セッション内で
僕が教えているプログラムの応用）


なんだ、そんなことかーと
思いました？^^


でも、うちのコンサルの社長も

例えば
「最近の会社の変化の速度に
ついていけないよ～」

とか

「急に方針が変わって
戸惑ってるんです」

とか

お互いに話せるようなら
コンサルなんていらないんですよ、と
話しています。


本当に、そうだと思うな。


ああ、話すタイミングの話は
古くからの知恵でも
言われていることでした。


「適切な時に話される言葉は、
銀の彫り物の中の金のリンゴのようだ」
―箴言　25:11


額や器のように
言葉をどの時に置くのかは

時に言葉そのものより
大事な時があるのです。


では、今日はこの辺で。

今日も最後まで
ありがとうございました^^


■□　発行　□■

自分を知り、自分を楽しみ、
自分を通して幸せになる

『ココロの学校』代表　
高野　真俊（タカノ　マサトシ）

延べ1000人以上にお伝えしてきた
本当に強い心の育て方
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