自分を知り、自分を楽しみ 自分を通して世界を知る。 「ココロの学校」 延べ1000人以上にお伝えしてきた 本当に強い心の育て方

○○さん　こんにちは。
「ココロの学校」主宰
メンタルヘルスカウンセラーの高野です。

先週は如何お過ごしでしたか？

僕は先週は
NPO法人　日本メンタルヘルスケア
サポート協会の「傾聴トレーニング」の
講師をやってきました。

当協会の講座はオンライン受講が
可能なのですが、
対面で参加したいという企業様も
根強くおられます。

今回参加された企業様は
急成長されていて今季人数が３倍になり
そこにコロナも加わってという状況。

このタイミングで基本を学びに
来られるというのは
結構早い手当てだと思います。

受講者さんも仰っておられましたが
大学でも少し「傾聴」を学んだけれど
自分で使って必要になってくると
全く真剣度も腑に落ちる感じも違う。

実際に相談に乗っておられて
一番心配になるのは、

もちろん対応自体の上手・下手も
あるのだけれど

身体症状がある、でも
自殺念慮がある、でもいいのだが
どのように専門家につなぐかという
言葉がけの方法と

本人がまだそこまで、と
言っている時に
どこまで診療を勧める方がいいのか
ということでした。

枠組みって大事で、
そこから外れた時の危機管理や
サポート方法がしっかりないと
手を差し伸べる側も辛いということが
よく感じられるご質問でした。

前者はここの言葉がけだけ
お伝えしても仕方ないので置いておいて
後者はこんな風にお尋ねしました。

「早い段階で診療をお勧めしてみると
どんなまずいことが起こりそうですか？」

受講者さんは少し考えて、
「ないですね・・・うん、ない」
と仰られました。

そう、心配になったら勧めてみて
構わないのです。

ただ、病院は行きにくい、嫌だろうと
こちらも思っているから
気おくれしてしまう。

それは心から
相談相手の方の方が
そうなのです。

だから、セラピスト側の方は
そのことを分かった上で
自分の気持ちを脇に置いて

「体の調子が楽になればいいし」
「何もないと分かれば安心だから」
「それでも何かあればサポートできる」
と、

相談相手が
「自分は病気なのじゃないか？」
「何かおかしいのじゃないか？」
「会社でおかしい、使えないと
思われるのじゃないか？」
と心配になる気持ちをケアしてあげることが
大切なのです。


傾聴に関してはそうですね、
やはり実際にやってみると自分の癖が
よーく分かります。

トレーニングしながら
・相手の感情を自分で決めすぎてる
・相手の感情に寄り添っているのだけれど
　言葉でそれを表現出来ていないので
　受け止められている感じが少ない
・どうしても「こうしたらいいのに」が
　頭に浮かんできてしまう。
・年長者に共感の言葉を言ったら逆に
　失礼なのではと気になる。

などなど、
今まで自身で対応して何となく感じながら
そのままになっていた疑問や問題に
気づいて明確にしていきました。

アドバイスをしたくなる方には
「そこに相談者さんが自分の言葉で
たどり着けると、いいですね」と

年長者さんの反応が気になる方には
「それを気にしてはダメと自分を偽るのが
一番よくなく、相手にもバレる。
それくらいなら人生の先輩に失礼かも
しれないと思っているのですけれど」

こちらから言ってしまってもいい。

そんな事をお伝えしました。
充実した時間になったようです。

それでは今日はこの辺で。
最後までありがとうございました^^

■□　発行　□■

自分を知り、自分を楽しみ、
自分を通して幸せになる

『ココロの学校』代表　
高野　真俊（タカノ　マサトシ）

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