ライプロ通信Vol.48 ~ 意味ある専門力の獲得と専門性の高め方 ~
ライプロアカデミー通信『通称:ライプロ通信』
3つの力と3つの視点を鍛え、確かな結果と実績を出す!
独立起業を応援!&講師業を仕事にするための実践メールマガジン
※本メールマガジンは、毎週水曜日発行予定です。
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○○○○ 様
ライプロ通信 Vol.48
『 意味ある専門力の獲得と専門性の高め方 』
10月1週目。世間は、下期のスタートですね!
さて、当メルマガでは、1週目「専門力」、2週目「人間力」、3週目「収益化力」この3つの能力と視点、
そして、4週目「総合力」の視点を高めていこう!ということをベースにして、
1ヶ月間4回にわたってお伝えしてきています。
そこで今回は、1週目「専門力」に焦点を当てて進めさせて頂きますが、
その中でも更に
「意味ある専門力の獲得」
「専門性の高め方」
にスポットライト当てて考察していきます。
まず1つ目の「意味ある専門力の獲得」に関してです。
敢えて「意味ある」と記載したのですが下記の10個にまとめてみました。
(*これが全てではないです)
1.結果・成果に結びつくのか?
↑
自分の興味本位だけで学んではいけません。あとは好きな分野だけを学ぶなど、、、汗
今後の活動において結果・成果に繋がることが前提です。
結果・成果の定義は、皆さん自身でKPIを決めてくださればOKです。
*KPI:重要業績評価指標
2.意図して強みを作るのか?
↑
昨今のコロナ禍で言えば、
・免疫力向上
・オンライン指導
・ダイエット(ここはいつでも外せない)
などでしょうか。
3.苦手分野の克服
↑
ここは、各々で自覚があることと思いますので、そこです。
分からない方は、いつでも相談に乗ります(笑)
4.得意分野を伸ばす
↑
ここも、各々で自覚があることと思いますので、そこです。
分からない方は、いつでも相談に乗ります(笑)
5.現在サポート中のクライアントに役立つのか?
↑
ここは、冒頭の1と類似しますが、自分の興味本位、好きな分野だけではいけません。
そのクライアントがアスリートならばパフォーマンス分野、
シニアならば機能改善の分野などは必須ですね。
6.現在診ている患者さんのためになるのか?
↑
ここも、冒頭の1と類似しますが、自分の興味本位、好きな分野だけではいけません。
その患者が歩行動作に問題があるのならば動作分析、
肩に痛みがあるのならば肩の機能解剖、バイメカの分野は必須ですね。
7.そもそも不勉強分野の勉強
↑
先日、とあるセミナーにおきまして、血管-神経の分野で、
正直なところ私も分からない部分があり、
講師に質問をして非常に面白い学びを得ました。
8.資格取得が必要
↑
鍼灸をはじめとして国家資格を持っていないと、担当出来ない分野がありますね。
またパーソナルトレーナーとしての業務委託契約を結ぶ際に、
とある団体の資格を保持していた方がスムーズに契約出来たりします。
9.未知を知って幅を広げる
↑
ここは、かなり必須ですね!
興味本位で、好きな分野を勉強することとは区別して、捉えて頂きたい部分です。
つまりは、●●専門、●●に特化したジムや治療院として、
専門分野、特化した分野は対応出来るが、
他の分野は対応出来ないとうのは、正直なところナンセンスです(汗)
トップアスリートをみているわけでは無いですので、
一定水準レベルでは全対象の対応ができることは必須です。
一定水準レベル:80%か85%ほどと定義します。
残りの15~20%の対応出来ない部分に関しては、
ホンモノの専門家に依頼します。
10.上記に付随する何かその他の事象
↑
*まだまだありますが、ひとまず10個までで割愛致します。
以上、1~10項目記載していきましたが、このようにして「意味ある専門力の獲得」をしていきます。
○○さん自身も、1~10項目に関して振り返ってみてくださいますでしょうか?
色々と勉強したいなという方は、下記URLより各種セミナー開催一覧をご覧になれます。
http://www.y-fit-pro.com/coach/category/seminar/
また何か、相談事項のある方は、コチラよりお問い合わせください。
http://www.y-fit-pro.com/inqfm/general/
-------------
次に2つ目の「専門性の高め方」に関してです。
同様に10個にまとめてみました。
1.考える(大枠)
↑
まずは、そもそもですが考える力を高めることです。
考えること、思考することを止めてはいけません。
・思考力
・地頭力
・現場力(現場で考え、判断し、行動出来る力も含む)
必ず自分の考えを整理して調べたり、
考えをアウトプットしてから人に聞いたりするのがお勧めです。
2.調べる(大枠)
↑
・専門書
・医学書
・論文
・文献
などで調べることを、ここでは調べるとします。
ネット上で検索すれば、すぐにヒットしますが、
信憑性、信頼性のあるデータやエビデンス、数字を参考にして、
調べながら、専門性を高めていきましょう!
3.人に聞く(大枠)
↑
先の1および2の続きになりますが、
必ず自分の考えを整理して調べたり、
考えをアウトプットしてから人に聞いたりするのがお勧めです。
初めから考えることを放棄したり、調べることをせずに、
人に聞いてしまって、その聞いた相手を困らせることはないでしょうか?(汗)
4.目的別(中枠)
↑
主な目的として、一般的にトレーナーが対応する例として言えば、
・ダイエット
・ボディメイク
・機能改善
・介護予防
・健康管理(健康維持・増進)
・スポーツパフォーマンス
・キッズ、ジュニアの指導
などとなります。
(*トレーナー・インストラクター・セラピスト・治療家・理学療法士において、
それぞれ、一般的な目的別の対応があるかと思いますので、それに則ってください。)
上記の目的別の場合には、仮にダイエット専門のトレーナーだったとしても、
他の目的で来店したクライアントの場合でも、
全てにおいて、対応できることが前提となります。
そして、80~85%の一定水準レベルを保ってというところです。
5.選択肢の視点別(中枠)
↑
80~85%の一定水準レベルに関して、少し因数分解していきます。
ある目的を達成する場合に、仮に100通りの選択肢(視点)があったとします。
例えば、専門は治療分野だったとします。
しかしながら、ボディメイク分野において指導依頼が来ました。
その際、100通りの選択肢(視点)を考えてトレーニング指導する場面で、
そのうちの100を知っているのが理想ですが、
80~85を知っていれば及第点でしょう。
万が一ですが、85の中から1つを選択する視野と、
50しか知らない中で、その1つを選択する視野とでは、
選択した理由、根拠の視点、意味合いが違いませんか?
私は、決して同じだとは思えません!
最適解を出しているとは考えにくいです。
6.幅の視野別(中枠)
↑
80~85%の一定水準レベルに関して、別の視野から因数分解していきます。
ある目的を達成する場合に、仮に100通りの視野(幅)があったとします。
専門は、リハビリ、機能改善ですので、あまり馴染みがありませんが、
スポーツパフォーマンス指導をする必要性が出てきました。
目の前の選手・患者さんには必要な措置です。
この場面で、80通りの視野(幅)から1つの解を導き出す場合と、
40通りの視野(幅)から1つの解を導き出す場合とでは、
明らかにパフォーマンスの結果が変わることと思います!
7.深みの視座別(中枠)
↑
80~85%の一定水準レベルに関して、別の視座から因数分解していきます。
ある目的を達成する場合に、仮に100通りの視座(深みと高さ)があったとします。
それは、もしかしたら、0から上が100のパターンもあれば、
0から下が100のパターン、0を基準に上が50と下が50のパターンもあります。
この深みと高さの座標をどう調整して物事を見ていくのか?です。
深みと高さが42しか無い運動指導者と、それが83ある運動指導者とでは、
毎回のレッスンやセッションにおいて、見えている景色が全然違うのでは?と思います。
いつも、「視点を多く、視野を広く、視座を高く」と、私は言っていますが、
「視点×視野×視座=成果を出せる」という公式が当てはまります。
ですので、常にこの3つの「視点×視野×視座」を持って、
治療、リハビリ、施術、指導、サポートをしていくことが重要です。
その工夫として、レッスン中・セッション中の動画撮影をはじめ、
俯瞰視、客観視、査定の依頼などを積極的に実施していくことをお勧め致します!
8.原点、初心、謙虚さ、学びの姿勢とマインドセット
↑
ここは、姿勢、立場、マインドセットに関することです。
「なんのためにトレーナーになったのか?」
「なんのために治療家になったのか?」
「なんのために理学療法士になったのか?」
など、その原点が大事です。
昨今では、「パーパス」が大切だと言われていますが、つまり「パーパス=志」です。
実際は、昨今というか、今も昔も変わらず、「志」が重要なことには変わりありません。
原点に立ち返り、「初心忘るべからず」という謙虚さ、学びの姿勢を持ち続けることです。
よく、トレーナー・インストラクター・セラピスト・治療家・理学療法士は、一生学び続けなければならないと言われます。
それは、患部を治す、膝のリハビリをする、お腹の脂肪を落とすなど身体の部位に対する何かしらの行為ではなく、
人対人の「教育業」、「教授業」だからこそであり、謙虚さや学びの姿勢を取り続けることが必須となるわけです。
よって、学びを止めた時点で、この職種からも辞さなければならないということです。
ゆえに、自分自身の立場を理解したマインドセットを持つことが、どれだけ重要かというところです。
9.経験値、場数、1回1回の重みとマインドセット
↑
私たちが、トレーナー・インストラクター・セラピスト・治療家・理学療法士として、
どのようにして、変化し、成長し、一定水準レベルの能力を持ち合わせていくのかというと、
それは上記8の「原点、初心、謙虚さ、学びの姿勢とマインドセット」をまずは持ち続けることです。
そこに加えて、「経験値、場数、1回1回の重みとマインドセット」です。
1回1回の施術、レッスン、トレーニング指導の重みを理解し、
いかに、そこで結果・成果を出していくのか?に尽きます。
その瞬間の連続における経験の集積、場数で自分の体に覚え込ませる、この連続・反復です。
また分からない局面、迷った局面があったとしたならば、
それをスルーせず、見逃さずに、セッションを終えた直後に調べることは必須です。
10.上記に付随する何かその他の事象
↑
*まだまだありますが、ひとまず10個までで割愛致します。
以上、1~10項目を記載していきましたが、このようにして、「専門性」を高めていきます。
○○さん自身も、1~10項目に関して振り返ってみてくださいますでしょうか?
色々と勉強したいなという方は、下記URLより各種セミナー開催一覧をご覧になれます。
http://www.y-fit-pro.com/coach/category/seminar/
また何か、相談事項のある方は、コチラよりお問い合わせください。
http://www.y-fit-pro.com/inqfm/general/
ということで、今回は「専門力」の週ということで、
「意味ある専門力の獲得」
「専門性の高め方」
に関して、考察を深めていきました。
物事をいかに捉え、どのように判断し、求める成果を出していくか?
そのための考え方や方法論を提示させて頂きました。
上手くアレンジして、咀嚼してご活用してくださればと思いますし、
新たな目標設定や挑戦するためのヒント、またはキッカケに繋がれば幸いです。
健康、運動、治療、医療、スポーツ業界において、共に闘っていく仲間・同志の存在が、
また更に自分たち自身を強くしてくれます。
ぜひとも一緒に頑張っていきましょう!
今回のメルマガでは、「専門力の視点」から健康、運動、治療、医療、スポーツ業界における、
トレーナー・インストラクター・セラピスト・治療家・理学療法士が、独立起業や講師業を仕事にしていくことを考えていきました。
また○○さんの中で、どういった『専門力』を高めていったら良いか?を考えていくためのヒントに繋がっていれば嬉しい限りです!
次週は10月2週目(10月13日配信)となりますので、「人間力の視点」から配信致します。
では、2021年10月上旬も引き続き共に頑張っていきましょう!
『 全ては明るい未来を切り拓くために 』
次週へ続く
トレーナー・インストラクター専門のブランド戦略プロデューサー
西口 雄生
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【 発行元 / 発行責任者 】
▼ 発行元
株式会社ライフプロデュースジャパン
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ライプロアカデミー
http://www.y-fit-pro.com/coach/category/seminar/
各種セミナー・セミナー講師養成講座・個別コンサルなど、
オンラインで定期的に学び切磋琢磨できる場を用意しております!
▼ 発行責任者
トレーナー・インストラクター専門のブランド戦略プロデューサー
西口 雄生( Yuuki Nishiguchi )
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公式ブログ:当社の理念や西口の志を共有中!
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▼ 問い合わせ先
〒460-0012
名古屋市中区千代田1-5 -11-601
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