仕事だけでなく、人間関係、住環境、健康、趣味など、自分らしく生きるために役立つあり方や方法をお届けします。

カウンセラー 岩橋隆盛 安心感と希望の種

「感情を感じるのが苦手な人」に試してみて欲しい事

2023年07月10日






今日はいつもより早く目が覚めてしまいました。


そして普段なら二度寝するんですが、今回はそのまま作業に入ったんですね。


何故かというと、意外と体も軽いし、頭もクリアだったからです。


睡眠時間ってある程度取ることは大切ですが、最終的には「自分の感覚」を信じる事が大事だと思ってます。


そして自分の感覚を信じられるようになるためには「自分の感情に敏感になる事」が大切だと思うんです。


今日はちょっと、この「自分の感情」についてのお話を書きたいと思います。





うちの奥さんは初めて出会った頃、とっても感情表現が少ない人でした。


例えば、初デートの時に入ったカレー屋さんでのお話。


彼女は真っ白いマフラーをしていたんですね。


そして、その真っ白いマフラーを膝に置いてカレーを食べていたのですが、途中、何とカレースプーンがそのマフラーの上に落ちてしまって。


もし僕が同じ状況であれば「うわぁぁ!」とビックリして、メッチャ慌てて焦ると思うんです。


ですが、彼女は特にリアクションなく、真っ白いマフラーに落ちたそのカレースプーンを数秒間、ただずっと見つめ続けていたんですね。


それで僕の方が逆に焦って「大丈夫!?早く拭かなきゃ!!」と焦ったことがありました。





こんな感じで、他にも喜びや悲しみの感情表現が少なかった彼女。


当時は何故だかわかりませんでした。


ですが心理学を学んでいく過程で「人は感情を蓋をする事がある」という事を知ったんです。


生きていく過程でネガティブな感情を感じるのが辛すぎると、その感情に蓋をして感じない様にしてしまう事があるんですね。


例えるなら、電気のヒューズが飛んでしまうように・・・。





そしてそんな辛い感情(悲しみ・寂しさ・嫉妬等々・・・)に蓋をしてしまうと、影響はそれだけに止まりません。


ポジティブな感情(ワクワク・嬉しい・楽しい・やる気)もまた、同時に押さえ込む事になってしまうんですね。


当時の彼女を思い出すときっと色々と辛い事があった中で「自分を守る術」として、自然と感情に蓋をするようになったんだと思います。


じゃあ、そんな彼女がどうやって感情を取り戻して行ったんだと思いますか?


僕が思うに、一番大きな要因は「感情を感じる事が上手な人達と過ごしたからではないか?」と思うんです。





僕らが出会ったのは「神戸メンタルサービス」(←以後、メンタル)というカウンセラー養成スクールのワークショップでした。(https://www.youtube.com/channel/UCv74Pfa4uD1DC3kAv6vlJlg


メンタルには、実に感情表現が豊かな人たちが沢山いたんですね。


そして「人は環境の生き物」と言われています。


つまり、長期間一緒にいる人の影響をメチャメチャ受けるんです。


だから、その環境のお陰で、彼女は感情表現が豊かになったんじゃないか?と思うんですよね。


※ちなみに、僕も「リアクションがデカい」といつも人にビックリされます。


なのでもしかしたら、奥さんが感情表現豊かになったのは、僕の影響も少なからずあるかもしれません(笑)





という訳で、僕の奥さんの話を例に「感情を感じる」という事についてのお話をさせていただきました。


他にも色んな方法があるけれど、一番早くて確実なのは、やはりそれらが上手な人のエネルギーを浴びる事だと僕は思うんです。


もしもあなたが今、何に対してもやる気が出なかったり、ワクワクする事がなかったとしたら・・・?


ぜひ感情表現が豊かな人(=エネルギッシュな人)と関わる時間を少しずつでいいので、増やしてみてくださいね。


それでは、今日も最後まで岩橋のメルマガをお読みいただき、ありがとうございました。





記事一覧

ゆっくり進む自分を、信じてみる

こんばんは カウンセラーの岩橋です。 昨日から横浜の実家に来て 手術後間もない父のお世話をしています。 といっても、動けない訳ではないので 話を聞いたり夕食を作ったりといういう感じなんですが。

2025年10月16日

502 件中 1〜15 件目を表示
<<   <  1 2 3 4 5  >   >>