「感覚」に従って生きる時に大切なこと
2023年11月20日
最近、毎朝みかんジュースを
絞って飲むのが日課になっています。
実家の庭で採れたものなので
無農薬で皮ごと絞れるんです。
とても鮮やかなオレンジ色で
飲むとすごく元気になる気がするんですよね。
この「気がする」って結構大事だなと思うんですよ。
いわゆる「感覚」ってやつです。
心理学的には、この感覚って実は思考や感情よりも
大事だって言われることがあるんです。
僕らって普段の生活では、思考を使って
物事を判断する事が多くないですか?
「何となく行きたくないけど、用事があるから・・・」
「あまり気が乗らないけど、相手がいる事だし・・・」
この「思考」っていうのは言い方を変えると
「観念」に近いのかも知れません。
観念って今まで自分がしてきた経験によって
「自分が損をしない、傷つかない為」に身につけられてきたものです。
ですが、この観念、ちょっと厄介な所があります。
それは「その時は自分の身を守ってくれた」けれど
「今はその観念は役立たないかもしれない」という事です。
例えば、幼い頃目立ちたがりやだったT君がいるとします。
でもT君は「あいつ目立ちすぎじゃね?」とガキ大将に言われ
「僕は目立ってはいけないのか」と思うようになりました。
確かに、子供の頃は目立つことによって
いじめを受け傷ついてしまったのかもしれません
けれど、大人になって目立ったとしても
そうそういじめられる事ってありませんよね。
そして子供の頃目立ちたがり屋さんだったという事は
元々のその子の気質がそうだったのでしょう。
だから大人になっても「人前に立ってみたい」という
感覚が出てくるはずなんです。
ですが昔いじめられたというトラウマが観念となり
人前に立ってみたいという感覚を押し殺します。
そして、こうして自分の感覚を押し殺し続けると・・・?
自分の感覚というものが分からなくなって
最終的には自分が好きな事まで分からなくなるんです。
何を隠そう、上記の例は僕の実体験です。
長年「人前に立つと攻撃される」という観念を持ち続け
自分から前に出る事を避けてきました。
ですが同じように、自分を縛る様々な観念を持ちながらも
前に進もうとする仲間とのつながりが出来ると・・?
僕も少しずつ、動ける様になってきました。
だから僕は思うんです。
自分の観念を破って、自分の感覚に従って生きるためには
「つながり」が大切なんだなぁって。
そして今、自分の感覚が分かりにくくなっている方は
もう一度「つながり」を意識するといいなと思うんです。
という訳で、岩橋が11月29日(水)20時~21半に「つながり」
をテーマに心理学講座を開催します。
今回のお話の様に、自分とのつながりに関しても
僕の実体験やワークを交えてお届けする予定です。
少しでもご興味を持たれた方は
ぜひご参加ください。
あなたのご参加を心よりお待ちしております<(_ _)>
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