セレクションアンドバリエーションでは人事に関する情報をメルマガで発信しています。 人事の専門家による最新情報をぜひチェックしてみてください。

セレクションアンドバリエーション メールマガジン

【メルマガ19号】課長と部長の違いについて

2019年03月01日

◆- Selection and Variationメールマガジン vol.19(2019年1月16日発行) -◆


□■□3都市開催『働き方改革に対応する人事制度セミナー』のご案内□■□

      [2019/1/28大阪  1/30東京  2/1福岡]

社員を夢中にさせる会社の作り方を、著名人事コンサルタントが解説します!

     講師:平康慶浩(セレクションアンドバリエーション代表取締役)

   ★詳しくはこちら⇒http://www.sele-vari.co.jp/seminar/1901.html

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

※本メールは、セレクションアンドバリエーション株式会社代表の
平康慶浩およびスタッフたちと名刺交換させていただいた方、弊社
主催の講座にお申込みいただいた方にお送りしています。
当メールマガジンご不用の方は、メールの最下段から解除をお願い
します。

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

○○ ○○ 様

来ました新春。
春と言っても寒いので、新冬、でもいいんじゃないかと思うくらい
ですが。
皆様のおかげで、弊社も昨年は大きく成長できました。
セレクション(選択)とバリエーション(変化)の仕組みで「人と
組織の成長をあたりまえにする」という弊社の取り組みも、さらに
多くのお客様に提供してまいりたいと思います。
そのために実はスタッフ向けに2つの仕組みを導入しました。
一つは「ライフレックス」。
もう一つは「RCサクセッションプラン」。
RCサクセッションプランの方は「バジェットサポート」と「セッ
ション8」に分かれます。
お客様の成長を支援する私たちの成長をあたりまえにする。
そのための取り組みをしっかりと進めてまいります。
興味のある方はぜひ弊社スタッフにたずねてみてください。

それでは今年も楽しんで成長してまいりましょう!

平康慶浩(ひらやすよしひろ)



< INDEX >

1.あしたの人事の話をしよう
~課長と部長の違いについて~

2.悩みボヤく管理職に気づきを促す、評価制度の運用想定問答
~「経営層からの目標が無茶過ぎて、部下に目標を落とし込めないんだけど」~

3.ワンクリックアンケート
~有給休暇を取ることに抵抗はありますか?~


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

1.「あしたの人事の話をしよう」メルマガ編 
~課長と部長の違いについて~

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

このコーナーでは、セレクションアンドバリエーション 代表 平康の
ブログ「あしたの人事の話をしよう」の内容を一足早く配信します。
当記事は、メルマガ配信の1週間あとにブログでも公開されます。
----------------------------------------------------------------------

役職の違いによって役割が違う、ということはあたりまえなんですが、
じゃあ何が違うのか、ということについてはなかなか難しいわけです。
たとえば新卒一年目の社員が入ってくると、2年目の先輩とかって超
できる人に見えたりしますよね。3年目の先輩とかってまじかっこい
い、みたいな。
けれども、会社からしてみればまったく同じ役割で、習熟度が違うだ
け、だったりします。
できる一年目社員とかはそのあたりをすぐに察して、先輩を立てつつ
もさくさくと仕事を進めたりします。で、気が付けばそっちのほうが
先に主任とか係長とかの役付きになったりするんですが、先輩からす
れば「あいつ育てたの俺だから」なんてまだ余裕を持っていられる。
正直それくらいの逆転だったらまだ取り返せるんですが、余裕を持っ
ている、という時点で大間違いなわけです。会社からすれば「教えた
(と思っている)先輩<(自分で育った)後輩」という図式が成立し
ているので、先輩はたぶんずっと後輩の部下になること確定、ってこ
とになりかねない。まあこの場合、先輩に選べるのはさっさと異動す
るか転職を選んで、自分より優秀な後輩と直接戦わないフィールドに
進むことがベターだとは思います。

このあたりのことについて、自分で気づけよ、というのはずいぶんと
不親切なわけで、もしせっかく雇った人たちを無駄にしないでおこう
とするなら、そういった事情も全部先に説明しておいたほうが良いの
は当然です。
たとえば平社員、というか業務の「担当者」に期待する行動はどうい
うもので、その上の「係長」に期待するのはどんな行動なのか、とい
うことぐらいは示しておくほうがよいでしょう。

ただ、じゃあ何の違いがあるのか、ってまじめに検討を進めたとして
もややこしいキーワードが並ぶだけだったりします。
リーダーシップレベルが……チームワークは……課題遂行、課題管理、
課題監督………
人事の評価基準設計を本気で行うならそれも大事なんですが、さくっ
と伝えるにはわかりにくい。
今日はそんな現場のニーズにこたえるために、あっさり伝えられる役
職の特徴=違いを示したいと思います。

まず「担当者」。
これは簡単ですね。
「いわれたことができる人」
です。
誰でもできそうですが、ここでまず大きな差がつきます。
「いや、こういうことだと思ってたんで」
というような勘違いならまだいいですね。
「先輩が言うことよりもこっちのほうがいいと思ってたんで」
も、まだそいつが優秀なら、ふーん、って思える。
「あ、やりなおします……(めんどくさいからそうしなかっただけな
んだよな)」
というのが一定割合いたりするから結構面倒です。

次に「係長」
会社によってリーダーだったり主任だったりしますが、まあ担当レベ
ルを超えて出世した段階です。
この段階は
「決まっていることができる人」
ですね。
ルーチンワークがちゃんとできる。
もちろん必須のマナーも守れる。
そのうえで、報連相もきっちりできる。
ビジネスパーソンとしては極めてあたりまえのレベルですが、ここま
で来ることはなかなか難しい。

で、実は大半のビジネスパーソンはここどまりです。

決まっていることならできる。そしてそこでの品質を高めていける。
素早くもできる。
けれどもそれらはすべて「決まっている」ことなんで、品質を高めよ
うが素早くしようが、付加価値を高める割合はせいぜい数%だったり
します。
それでも2010年くらいまではそれでもなんとかみとめられて、40才
過ぎたからそろそろ課長に、なんて昇進させてもらえる場合もありま
した。

けれども今は大きく変化していて、それが「課長」クラスの役割にあ
らわれています。
課長、というよりは、管理職、と言ってもいいかもしれません。最近
だと名ばかり管理職も減ってきているので、実質的な管理職のお話で
す。
その段階は
「決められる人」
です。
あいまいだったり、前例がなかったり、みんなが違う意見を言ってい
たり、誰も責任をとろうとしないややこしいことだったり。
そんなことについて「私が責任とるからこうしよう」と言う人です。
さらに、そのまま社内調整もちゃんとして、利害関係者の合意もとっ
て、係長や担当者がそれらを「決まったこと」として作業できる状態
に持っていける人。
それが今の課長です。

ではその上の部長は?

もちろんちゃんとした定義があります。
そのあたりの詳細はまた次回に。



‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

2.悩みボヤく管理職に気づきを促す、評価制度の運用想定問答
~「経営層からの目標が無茶過ぎて、部下に目標を落とし込めないんだけど」~

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

このコーナーでは、弊社コンサルタントの山本が「月刊人事マネジメ
ント」で連載している「悩みボヤく管理職に逆質問で気づきを促す、
評価制度の運用想定問答」の内容を凝縮してお届けします。
----------------------------------------------------------------------

「市場が縮小している中で自社の売り上げを伸ばしたい」「全く新し
い事業分野に進出したい」「今より人員は減らしながらも売上高は増
やしたい」・・・企業の経営者は、時に現場が無理だと言いたくなる
ような目標を掲げます。こうした、いわゆる”無茶ぶり”は、現場を困
らせることがあります。経営層が定めた目標を、部下に落し込む役割
を担う(そして部下から突き上げを食らう)管理職の気苦労ははかり
しれません。しかし、無茶だと思える目標設定をせず、従業員の顔色
を伺いながら現状維持の目標を立てつづけていても、会社として大き
な飛躍を遂げることは難しいでしょう。
このような相談に対し「ウチの社長、無茶苦茶なことを言いますよね。
人事部も困っているんですよ。」と回答すると、少なくとも回答者本
人は現場に寄り添っているような印象を与えることが出来ます。しか
し、お互いに不満を言い合っているだけで問題が解決することはあり
ません。
このとき、人事担当者から管理職に対して問い掛けをおこなうことで、
管理職の意識を変えることが出来るかも知れません。(次回に続く)


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

3.ワンクリックアンケート
~有給休暇を取ることに抵抗はありますか?~

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

このコーナーでは、タイムリーな話題について皆様にアンケートを
行います。結果は次号で発表します。

----------------------------------------------------------------------


新年あけましておめでとうございます。
今年は4月に労働基準法が改正され、年次有給休暇の取得が義務化さ
れます。これは、年間10日以上の有給休暇が付与された労働者に対
して、5日以上の有給休暇を取得させることを会社に義務付けるもの
です。
東京商工会議所が先週1月8日に発表した調査によると、中小企業の
うち24.3%がこの内容について「知らない」と回答したそうですが、
皆さまはご存じだったでしょうか?

この話題に関連して、今回のワンクリックアンケートのテーマは
「有給休暇を取ることに抵抗はありますか?」
です。ぜひご回答ください。

ご回答はこちらから ⇒ https://jp.surveymonkey.com/r/YDCXRW6





◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
セレクションアンドバリエーション株式会社 
メルマガ(2019年1月16日配信)

発行元:セクションアンドバリエーション株式会社
  (東京オフィス)
    東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山1403
  (大阪オフィス)
    大阪市西区京町堀1-4-9 京町橋八千代ビル3階
    http://www.sele-vari.co.jp/
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ご意見・ご感想は info@sele-vari.co.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

※ 配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。
解除専用ページURL

記事一覧

【メルマガ71号】~変わりつつある業界社風 荒い人事はもう通用しない~

【メルマガ71号】~変わりつつある業界社風 荒い人事はもう通用しない~ ◆- Selection and Variationメールマガジン vol.71(2021年7月27日発行) -◆ ◆━━━

2021年07月27日

【メルマガ70号】~「スタートアップ調査と人事課題推測」が順調です~

【メルマガ70号】~「スタートアップ調査と人事課題推測」が順調です~ ◆- Selection and Variationメールマガジン vol.70(2021年7月6日発行) -◆ ◆━━━━━

2021年07月06日

【メルマガ臨時特別号】~OKR関連最新情報!~

【メルマガ臨時特別号】~OKR関連最新情報!~ ◆- Selection and Variationメールマガジン vol.69.5(2021年6月30日発行) -◆ ◆━━━━━━━━━━━━━

2021年06月30日

【メルマガ69号】~一人酒に向いている店(たまには軽い話を書いてみます)~

【メルマガ69号】~一人酒に向いている店(たまには軽い話を書いてみます)~ ◆- Selection and Variationメールマガジン vol.69(2021年6月23日発行) -◆ ◆━

2021年06月23日

【メルマガ68号】~ジョブ型人事が格差を拡大してしまう可能性について~

【メルマガ68号】~ジョブ型人事が格差を拡大してしまう可能性について~ ◆- Selection and Variationメールマガジン vol.68(2021年6月8日発行) -◆ ◆━━━━

2021年06月08日

【メルマガ67号】~風変わりな従業員のための人事制度がイノベーションを起こす~

【メルマガ67号】~風変わりな従業員のための人事制度がイノベーションを起こす~ ◆- Selection and Variationメールマガジン vol.67(2021年5月25日発行) -◆

2021年05月25日

【メルマガ66号】~経営者は経験機会をつくる人になってゆく~

【メルマガ66号】~経営者は経験機会をつくる人になってゆく~ ◆- Selection and Variationメールマガジン vol.65(2021年5月7日発行) -◆ ◆━━━━━━━━━

2021年05月07日

【メルマガ65号】~人事マネジメント2.0を考える~

【メルマガ65号】~人事マネジメント2.0を考える~ ◆- Selection and Variationメールマガジン vol.65(2021年4月20日発行) -◆ ◆━━━━━━━━━━━━

2021年04月20日

【メルマガ臨時特別号】~OKRは報連相だ!~

【メルマガ臨時特別号】~OKRは報連相だ!~ ◆- Selection and Variationメールマガジン vol.64.5(2021年4月7日発行) -◆ ◆━━━━━━━━━━━━━━━

2021年04月07日

【メルマガ64号】~「ところてん型年功賃金」が破綻して貸与型奨学金が増えていった事情~

【メルマガ64号】~「ところてん型年功賃金」が破綻して貸与型奨学金が増えていった事情~ ◆- Selection and Variationメールマガジン vol.64(2021年3月31日発行)

2021年03月31日

【メルマガ63号】~子会社人事制度だってうまくつくれば親会社を驚かせられる~

【メルマガ63号】~子会社人事制度だってうまくつくれば親会社を驚かせられる~ ◆- Selection and Variationメールマガジン vol.63(2021年3月17日発行) -◆ ◆

2021年03月17日

【メルマガ62号】~実際に日本でジョブ型人事制度は広まるのか~

【メルマガ62号】~実際に日本でジョブ型人事制度は広まるのか~ ◆- Selection and Variationメールマガジン vol.62(2021年3月2日発行) -◆ ◆━━━━━━━━

2021年03月02日

【メルマガ61号】~統計からわかる給与の変化(未公開版)~

【メルマガ61号】~統計からわかる給与の変化(未公開版)~ ◆- Selection and Variationメールマガジン vol.61(2021年2月16日発行) -◆ ◆━━━━━━━━━

2021年02月16日

【メルマガ60号】~回っていない目標管理にどう対応するか~

【メルマガ60号】~回っていない目標管理にどう対応するか~ ◆- Selection and Variationメールマガジン vol.60(2021年2月3日発行) -◆ ◆━━━━━━━━━━

2021年02月03日

【メルマガ59号】~従業員の成長と昇給とを連動させる仕組み~

【メルマガ59号】~従業員の成長と昇給とを連動させる仕組み~ ◆- Selection and Variationメールマガジン vol.59(2021年1月18日発行) -◆ ◆━━━━━━━━

2021年01月18日

72 件中 1〜15 件目を表示
<<   <  1 2 3 4 5  >   >>