【メルマガ25号】男性の育休取得について
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※本メールは、セレクションアンドバリエーション株式会社代表の
平康慶浩およびスタッフたちと名刺交換させていただいた方、弊社
主催の講座にお申込みいただいた方にお送りしています。
当メールマガジンご不用の方は、メールの最下段から解除をお願い
します。
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○○ ○○ 様
皆さま暑い中、元気にお過ごしでしょうか。
私、平康(ひらやす)は、といえば、実はこの4月から、子どもの
中学校のPTA会長を拝命しました。
さまざまなニュースなどを見ると、PTA役員についてのブラックさ
が強調されています。
けれども私自身はまだ2か月目ではありますが、参加してよかった
と思えています。
たとえば、先生方が本当に真摯に取り組んでおられることがわかっ
たこと。
前PTA役員の皆さんが、1年間の活動を通じて、自分の子どもを通
わせている学校に対する愛情をより高められていること。
自分自身が
たしかに拘束時間はそれなりにあるので、嫌がる人に無理やり担当
させる、というのはよくないでしょう。
ただ、働き方改革が進む中、人生の一期間、一つのプロジェクトと
してPTA役員を経験してみることは大きな気づきになるのではと思
っています。
それは多分、仕事と生活と地域とのバランスをどうとればよいのか、
という難問へのヒントになると思うのです。
平康慶浩(ひらやすよしひろ)
< INDEX >
1.あしたの人事の話をしよう
~男性の育休取得について(前編)~
2.適正人員を管理するための6つの着眼点
~自社の適正人員をどう見るか 1~
3.人事制度運用のチェックポイント
~パワハラ並みに部下のやる気を失わせる、多くの管理職がやってしまいがちな行動とは~
4.ワンクリックアンケート
~【結果】あなたは自己啓発に取り組んでいますか?~
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1.「あしたの人事の話をしよう」メルマガ編
~男性の育休取得について(前編)~
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このコーナーでは、セレクションアンドバリエーション 代表 平康の
ブログ「あしたの人事の話をしよう」の内容を一足早く配信します。
当記事は、メルマガ配信の1週間あとにブログでも公開されます。
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縁起の良いことに、弊社ではおめでたが続いています。
今年だけでもすでに1人うまれて、秋にはもう2人のあかちゃんが生
まれる予定。
1名は女性コンサルタントで、残る2名は男性コンサルタントです。
で、女性コンサルタントはもちろん産休&育休を取得するわけです
が、ふと男性コンサルタントは育休をとらないのかな?と思いまし
た。
弊社の取り組みとして、ライフレックスというものがありまして、
これでわりと対応はできるとは思うのです。
ライフレックスとは、ライフに関わるイベントであれば、理由を問
わずいつでも出退勤時間を変更できる仕組みです。
たとえば朝起きて歯が痛い。とりあえず歯医者に行ってから会社に
行きたい、という場合に使えます。あるいは、出社後に子どもが熱
を出したという連絡が保育所からあった、という場合にも使えます。
ポイントはこれらについて、2日以上継続しないのであれば、証拠
も示す必要がなく、かつチャットツールでのいきなり連絡でも大丈
夫だという点です。
実際に今、過去1か月の共有スケジュールを見てみましたが、こん
な理由でのライフレックス取得がありました。
・市役所立ち寄り
・体調不良
・保育所面接
・通院
ただ、育児は単日で終わるものではないので、それだけだと難しい
だろうと思ったのです。
そこで男性コンサルタントに聞いてみましたのですが、いくつかの
準備をすることで、十分とってもらえることがわかりました。
それは実は、コンサルタントとしてキャリアアップしていく方向性
と同じ要素を含んでいることもわかりました。
さて、それはなんなのか、ということですが、続きは明後日水曜日
発行の特別メルマガ第2号までお待ちください。
(第1号は今日このあとにお送りします)
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2.制適正人員を管理するための6つの着眼点
~自社の適正人員をどう見るか 1~
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このコーナーでは、弊社コンサルタントの清水が「月刊人事マネジメ
ント」で連載している「データで確認!人員構成6つの着眼点~望ま
しい組織構造と適正バランスに近付くヒント~」の内容を凝縮してお
届けします。
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□はじめに
少子高齢化が進み、生産年齢人口が少なくなっていく現状において、
今求められている「人事管理」は、どんぶり勘定ではなく、「緻密な
データ管理」です。多くの企業では、売上や費用などのいわゆる業績
についての数字については管理していますが、重要な経営資源である
「人材」についてのデータ管理が疎かになっている企業は少なくあり
ません。人材のデータについて何をどうやって管理し、活用していく
のかが分からないのか、あるいは、そこまで重要に捉えていないとい
うことが原因だと考えます。人件費などの業績に直結するようなデー
タではなく、今まであまり気にしていなかったデータを活用すること
で一歩踏み込んだ人事管理が可能になります。人材不足が顕著になっ
てきた昨今、緻密なデータ管理をして労働生産性を上げていくことが
急務であると考えます。
そこで今回から「適正人員数を管理するための6つの着眼点」というテ
ーマで、人材をデータで管理する必要性や分析手法などをお伝えして
いきます。
□なぜ適正な人員数を求める必要があるのか
一般的な企業では、経営計画を策定し、それを実現するために、日々
活動しています。そしてそれらを推進していくのが人材です。人材が
不足していれば、計画達成は難しいでしょう。また反対に人材が多く
なるとタスク達成はできるかもしれませんが、人件費が膨らんでしま
い、数値目標の達成ができなくなる恐れがあります。経営計画を達成
するために必要な人員を求めることで、現状は人員が不足しているの
か、あるいは充足しているのかが分かり、そのデータを採用計画や人
員のローテーションなどに活用していきます。この人員数については、
業績が好調なときよりも業績が不調なときに、特に人員が多いとコス
ト増ばかりが気になってしまうものです。その時になって初めて問題
意識を持つのではなく、常日頃から適正な人員数について把握する必
要があります。
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3.人事制度運用のチェックポイント
~パワハラ並みに部下のやる気を失わせる、多くの管理職がやってしまいがちな行動とは~
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このコーナーでは、弊社コンサルタントの山本が、事業会社で制度
運用を担当していた観点から、気をつけるべきポイントを解説しま
す。
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“上司に頼まれた仕事が完成したので、上司の席まで持っていった。
すると、上司は資料を受け取るなりあなたの目の前でシュレッダー
に掛けた…”と言うことがあったとしましょう。恐らく、殆どの人が
モチベーションを著しく低下させるか、もしかすると激高するかも
知れません。
これは、典型的なパワハラ行為に見えます。パワハラは部下のモチ
ベーションを低下させます。しかし、パワハラと同じぐらい部下の
モチベーションを下げる行為があります。
それは、部下から提出された仕事を「確認もせず放置しておく」
という行為です。アメリカの大学で行なわれた実験は以下のような
ものでした。
被験者に簡単な課題を与えます。被験者が提出してきたら、★をし
て100セント渡します。そして、『もう一度同じような課題をやって
くれないか?』と問います。2回目に提出されたら、95セント渡し、
再度課題に取り組むよう依頼します。3回目は90セント、4回目は85
セント…と徐々に金額を下げていきます。これにより、どこまで被
験者が低い額まで頑張れるか、つまりモチベーションを保てるか、
ということを確認しました。
実験は、以下のような3つのグループに分けられました。
・A提出された課題を確認して、簡単に御礼を言ってからお金を渡す。
・B提出した課題を見もせず机の上に伏せてお金を渡す。
・C提出した課題をその場でシュレッダーに掛けて、お金を渡す。
つまり、Cはパワハラ的行為とほぼ同じです。Cのアクションをされ
た人はすぐに諦めました。Aが最後まで頑張れたのも意外ではありま
せん。しかし、Bのアクションをされた人は、Cの人と同じぐらいの
タイミングで諦めてしまいました。
このように、提出された課題を確認もせずほったらかしておく、と
いうのはパワハラ並みにモチベーションを下げてしまうかも知れな
い行為といえるわけです。そして、ついつい私たちがやってしまい
がちな行為でもあります。
とはいえ、管理職の皆さんもお忙しいことと思います。そこで最後
に朗報を一つ。Aのグループで行なった確認は、実はたったの数秒
だったのです。数秒ざっと上から下まで見ただけなので、本当に正
しいかどうかは判らないはずなのに、モチベーションは比較的保た
れました。
秒でもいいので確認する。是非、お試しください。
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4.ワンクリックアンケート
~【結果】あなたは自己啓発に取り組んでいますか?~
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このコーナーでは、タイムリーな話題について皆様にアンケートを
行います。
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前回のアンケート「あなたは自己啓発に取り組んでいますか?」に
ご回答いただいた皆さま、ありがとうございました。
結果はこのようになりました。
取り組んでいる:100%
取り組んでいない:0%
ご回答をいただいた35名全ての方が自己啓発を行っているというす
ばらしい結果でした。具体的には、セミナーへの参加や経営大学院
への通学に取り組んでいる方が多いようです。
また自己啓発に取り組む理由については、「自分の市場価値の向上」
が最も多い回答となりました。
人生100年時代、年金支給開始年齢はどんどん引き上がることが予想
されます。また、副業解禁や年功序列の崩壊という流れの中で、
1つの企業で働き続けるメリットが薄れてきています。
こうした時代を生き抜くためには、アンケートのご回答にもあった
ように、自己啓発によって自分の市場価値を高めることが必要です。
また、人材不足が深刻化する中、企業側でも社員の生産性向上が必
要です。
先日、日本マイクロソフトは2019年夏季限定で週休3日制を導入す
ると発表しました。自己啓発や旅行・ボランティア等の経験による、
生産性や創造性の向上が狙いです。
こうした中で、自分がこれからの時代をどのように生きていきたい
のか、そのためにどういった能力を身に付ければいいのか、時々立
ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。
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セレクションアンドバリエーション株式会社
メルマガ(2019年5月27日配信)
発行元:セクションアンドバリエーション株式会社
(東京オフィス)
東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山1403
(大阪オフィス)
大阪市西区京町堀1-4-9 京町橋八千代ビル3階
https://www.sele-vari.co.jp/
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ご意見・ご感想は info@sele-vari.co.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。
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