自走式組織コンサルタントの倉石が、人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒントをお伝えしています。

人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント

人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント Vol.112 ゲームやり放題?それとも、1日1時間?

2022年10月13日



先日、コンサル仲間と話していた時に
「中学生の子供、ゲーム時間をどう制限するか?」
という話題になりました。

我が家の長男はまだ小学3年生なので、
ルールを作れば守ってくれます。

でも、「我が家ルール」では縛れない時期が
もうすぐやってくると思い、
興味津々で聞きました。

そのコンサル仲間はこう言いました。


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ウチはね、

「成績は気にしない、でもゲームは1日1時間」か
「ゲームやり放題、でも成績が〇〇番より落ちたら1か月ゲーム機没収」かを

本人に選ばせた。

本人は後者を選んだから
普段はゲームしてても私は何も言わない。

本人なりに考えて勉強してるよ。

実際、この前は成績が落ちて1か月ゲームできなくなったけど、
その後、テスト前は必死に勉強するようになったよ。

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このやり方が子育て論的に良しとされるのかどうかは別として、
「本人に選ばせる」
「決めさせたら、その後は何も言わない」
ところがとてもいいなぁと思いました。


中学生にもなれば、
自分のことは自分で考えることができます。

失敗したって、成績が下がるだけ。
そのあと挽回することだっていくらでもできます。

だとしたら、目先の勉強や成績よりも、
自己管理できる人になっていくこと、

自分で決めて、自分で考えて、自分で自分を律していく
練習を積むことの方が
長期的には価値があるんだと思います。



そして、決めさせたら何も言わずに見守ること。

「あーこれじゃあだめだよ」って思っても
ぐっと我慢して、失敗も成功も経験させること。

これもまた、大事だなぁと思います。

自分で決めて失敗したら学びになるけれど、
他人の指示命令のもと失敗したら、他責になります。

自分で決めて成功したら大きな成功体験になるけれど、
他人の指示命令のもと成功したら、「次もまた教えて」って依存します。


自立した人間になってほしいと願うのであれば、
どちらがいいのか、明白です。

でも、これがまた難しい。

こんな話も踏まえた人材育成について、
以下のセミナーでもっと詳しくお話ししますね。

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(セミナー情報)

オンラインセミナー「人材育成力のある会社のつくり方」
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(編集後記)

我が家は20:30になると自動的に
ゲームの電源が切れるように設定しています。

この前、「〇〇に勝てなかった!お願いお父さん、10分だけ延長して!」って頼まれて、
夫が仏心で10分延長してあげたら、
また負けた。

2度目の延長はナシで
「続きは明日やりなさい」ってことにしたら
「もう、お父さん最悪!!!」
って怒りだしました。

こんなことなら、
最初から延長しなければ良かった…

「勝つまでやらせる」か
「全く延長しない」か、
親の側が決めておくことが必要だったんですね。

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