人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.308 「絶対無理」と言われたスケジュールの立て方
11時〜11時半:ごろごろ
…続きは編集後記で。
質問です。
1か月後までに見なければいけない動画教材が、
10時間分溜まっていたら、あなたはどうしますか?
私だったら、
30分の教材が20本あると考えて、
9/1に1本目、9/2に2本目、というように、
毎日30分ずつ見る予定を組みます。
20本分を一覧にして、1本見終わるたびに、丸をつけていく。
こうしておけば、あとは毎日淡々とこなすだけで、
1か月後には自然と見終わっています。
先日、このやり方をコンサル仲間の友人に話したところ、
開口一番「絶対無理」と言われました。
友人いわく、「見る日をまとめて決めて、その日にがーっと一気に見る」のだそうです。
毎日コツコツ、というのが、そもそも自分には合わない、と。
さて、私と友人、どちらのやり方が正しいと思いますか?
答えは、「どちらも正しい」です。
以前このメルマガでも触れた「利き脳」という考え方があります。
人の思考の傾向を、大きく4つのタイプに分けるものです。
A:論理・理性脳(数字や効率を重視し、理屈で考える)
B:計画・堅実脳(計画を立てて、着実に進める)
C:感覚・友好脳(人間関係やフィーリングを重視する)
D:全体・創造脳(アイデアや全体像で捉える)
私は、A「論理・理性脳」とBの「計画・堅実脳」が高いタイプです。
だからこそ、最初にゴールから逆算して計画を立て、
それを一つずつ着実にこなしていくというやり方が、性に合っています。
一方、「絶対無理」と言った友人は、
Dの「全体・創造脳」が高いタイプでした。
Dタイプの人は、細かく計画を立てて管理されることを窮屈に感じやすく、
むしろ全体を俯瞰しながら、勢いに乗って一気に進める方が力を発揮します。
こういうタイプの人に、
「1日30分ずつ、20回に分けてコツコツ見てください」と指示しても、
おそらく途中で挫折してしまうでしょう。
これは、部下への仕事の任せ方にも、そのまま当てはまります。
自分がBタイプで、計画を立ててコツコツ進めるのが得意だと、
つい部下にも同じやり方を求めたくなります。
「まずスケジュールを立てて、その通りに毎日少しずつ進めるのが正しい仕事のやり方だ」と。
でも、部下がDタイプだった場合、この指示はむしろ足かせになってしまうかもしれません。
人をマネジメントする上で大事なのは、
「何を、いつまでに達成するか」というゴールだけを共有し、
そこに至るまでのプロセスは、本人のやり方に任せることです。
自分のやり方を押し付けるのではなく、相手のタイプに合わせて任せ方を変える。
ついつい、自分のやり方、自分の上手くいくパターンが「正解」だと思ってしまうので、
私自身も気をつけたいと常に思っています。
あなたは、部下やチームメンバーに、無意識のうちに「自分のやり方」を求めていませんか?
---(人が違えば、進め方も違う)---
自分と相手の「利き脳」の違いを知ることで、
「なぜあの人には、このやり方が響かないのか」が見えてきます。
利き脳診断とZoomでの解説・アドバイスをセットにした
コンサルティングを行っています。
ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
https://www.kuraishi-mc.com/kikinou.html
ーーーーー
(編集後記)
3年生の長女は、私と同じくBタイプ寄りのようです。
夏休み中、私が家で仕事をしている日、
娘は自分でホワイトボードに1日の予定を30分刻みで書いて過ごしていました。
9時〜9時半:宿題
9時半〜10時:ピアノ
10時〜11時:読書
11時〜11時半:ごろごろ
11時半〜12時:明日のしたく
といった具合です。
血は争えないものです。
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