人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.304 目標未達が当たり前になる原因はこの2つ
完全なる敗北…
続きは編集後記で。
Q&A企画、2通目のご質問にお答えします。
----【ご質問】----
「毎年、目標を立てるのですが、達成できたことがほとんどありません。
未達が当たり前になっていて、
正直、社員も『まあ、そんなものだよね』という空気です。
このままではまずいと思うのですが、どうすればいいでしょうか?」
------
これも非常によく聞くお悩みです。
「どうせ未達になるから」と、高い目標を掲げれば掲げるほど、
更に未達が状態化する…
という悪循環になっている会社も珍しくありません。
これは、突き詰めていくと2つの原因に行き着きます。
1つ目は、「その目標は、適切な目標になっていますか?」ということです。
適切な目標には、2つの要素が必要です。
一つは、定性的な「目指す方向性」。
もう一つは、定量的な「具体的なマイルストーン」です。
「プロフェッショナルに成長しよう」「お客様第一主義」
といった定性的な方向性だけでは、単なるスローガンになってしまいます。
これでは具体的に何をすればいいのか分からず、
行動につながりません。
一方、定量目標だけを追いかけると、
今度は「数字を達成すること」自体が目的化してし、
数字は達成できても、
本来目指したかった状態には届いていない、ということが起こります。
目指す方向性(定性)と、
そこに至るまでの具体的なマイルストーン(定量)。
この両方が揃って初めて、
目標は「本当に目指したい状態」と
「今何をすべきか」を同時に示せるようになります。
2つ目は、「その目標を、1年→四半期→1か月の行動計画に落とし込み、
チームで定期的に振り返る仕組みがありますか?」ということです。
目標を立てたあと、多くの会社は、
期末になって初めて「達成できたか、できなかったか」を確認します。
これでは、途中で軌道修正する機会がありません。
大事なのは、1年の目標を四半期ごと、
1か月ごとの行動計画にまで分解し、
それをチームで定期的に振り返る場を持つことです。
「先週はどこまで進んだか」
「うまくいかない理由は何か」
「他の部署から手伝えることはないか」。
これを定期的に話し合う仕組みがあると、
目標が「言いっぱなし」で終わらなくなります。
つまり、未達が常態化する組織には、共通してこの2つが欠けています。
1つ目は、目標が定性・定量の両面から明確になっていないこと。
2つ目は、目標を行動計画に分解し、チームで振り返る仕組みがないこと。
この2つが揃うと、
目標は「達成してもしなくても、まあいいか」というものから、
「達成したい、みんなで追いかけたい」というものに変わっていきます。
ちなみに、この「定性と定量の両輪を持つ目標設定」と
「チームでPDCAを回す仕組み」を
同時に実現する手法として、
OKR(Objectives and Key Results)というフレームワークがあります。
私自身、企業へのOKR導入支援を行っており、
実際に導入した企業様からは
「社員が自分たちの目標としてコミットするようになった」というお声もいただいています。
ご興味のある方は、こちらもご覧ください。
https://www.kuraishi-mc.com/okr.html
あなたの会社の目標は、社員にとって「自分たちの目標」になっていますか?
ご質問、まだまだ募集しております。
こちらのフォームからどうぞ!
https://smoothcontact.jp/front/output/2z86ineyquyw2zx6x1op7nmuaf2pauac
-----(セミナー情報)-----
2026/9/14 東京商工会議所 杉並支部主催オンラインセミナー
「なぜ経営計画は『絵に描いた餅』になるのか〜チームが自ら動き、計画を達成する組織のつくり方〜」に登壇します
「目標は立てているが、達成できない状態が続いている」
「営業の数値目標だけはあるが、それ以外の部署は目標を立てられていない」
「目標を立てても進捗を確認する場がなく、有名無実になっている」
そんなお悩み解決につながるセミナーです
https://www.kuraishi-mc.com/news/2026-08-06.html
-----(編集後記)-----
韓国旅行シリーズ、続きです。
12歳の息子、家では「俺、辛いの好きだから」と何かと大人ぶっていました。
麻婆豆腐でも激辛ポテチでも、涼しい顔で完食し、
本人もすっかり「辛いの得意な人」を自認していたようです。
ところが、韓国で真っ赤ソースの塗られた焼き鳥を一口食べた瞬間、顔面が崩壊。
本場の辛さには完全に敗北したようです。
----------
記事一覧
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.309【記事プレゼント】2つのことを変えたら、営業利益が予算比241%になった話
あとが大変… 続きは編集後記で。 突然ですが、こんなお悩みはありませんか? ・幹部が会議で意見を言わない ・社長が決めたことが現場で動かない ・社内がギスギスして、一体感が
2026年09月28日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.308 「絶対無理」と言われたスケジュールの立て方
11時〜11時半:ごろごろ …続きは編集後記で。 質問です。 1か月後までに見なければいけない動画教材が、 10時間分溜まっていたら、あなたはどうしますか? 私だった
2026年09月10日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.307 「英語はもういい」と言っていた息子が変わった話
経験値が貯まると… 続きは編集後記で。 この夏、息子が中学英語の壁にぶつかりました。 私たちが中学生だった頃と比べて、 今の英語教育は大きく変わっています。 昔は、中
2026年09月02日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.306 生産性が上がるテクニック
新しい研修コンテンツが1本仕上がりました。 …続きは編集後記で。 今回はQ&A企画をひと休みして、雑談回。 最近私がはまっている「ポモドーロテクニック」について書いてみま
2026年08月27日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.305 経営幹部が育たない原因は会議で〇〇〇〇していないこと
What’s DAISO? …続きは編集後記で。 Q&A企画、3通目のご質問にお答えします。 ----【ご質問】---- 「幹部にもっと経営視点を持ってほしいと思ってい
2026年08月19日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.304 目標未達が当たり前になる原因はこの2つ
完全なる敗北… 続きは編集後記で。 Q&A企画、2通目のご質問にお答えします。 ----【ご質問】---- 「毎年、目標を立てるのですが、達成できたことがほとんどありま
2026年08月13日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.303 中期経営計画を発表したのに、何も変わりません
全然分からない… 続きは編集後記で。 先日ご案内した「Q&A企画」に、さっそくご質問をいただきました。 今回はその第1回として、いただいたご質問にお答えします。 --
2026年08月07日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.302 300号記念、あなたの「組織の悩み」にお答えします
飛行機の中で… 続きは編集後記で。 先々週、このメルマガが300号を迎えました。 いつも読んでくださっている皆様、 感想を送ってくださる皆様に、あらためて感謝申し上げま
2026年07月31日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.301 「残業が少ない」を求人票のウリにするのは、諸刃の剣
次回、新企画… 続きは編集後記で。 採用に関するセミナーに参加してくださったある企業の人事の方から 嬉しいお話を聞きました。 半年以上、応募が1件もなかった職種に、初めて応募
2026年07月24日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.300 自分をフロー状態に入れるコツ
お祝いしないと… 続きは編集後記で。 前回、娘がヨンデミーというサービスを通じて、 「易しい本+ときどき挑戦」の組み合わせ(パンダ読み)で 読書量を伸ばしていった話をしまし
2026年07月15日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.299 子どもが読書にハマったのは、「〇〇な本」を手放したから
えんぴつの天ぷら… 続きは編集後記で。 最近、小3の娘が、 読書教育のオンライン習い事「ヨンデミー」を始めました。 AI司書の「ヨンデミー先生」が、 子どものレベルや興味
2026年07月09日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.298 できる部下ほど1on1が浅くなる理由は、〇〇不足
ずいぶん違う… 続きは編集後記で。 1on1導入に当たり、 全4回の研修&トレーニングを行っている企業があります。 研修と研修の間には、 実際に部下と1on1をやってきて
2026年07月02日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.297 「うちの社員は能力がない」と思っていたら…
またまた家族が増えまして… 続きは編集後記で。 会社員時代、仕事が非常につまらなかった時期がありました。 ある上司のもとで働いていたときのことです。 その上司は、メンバ
2026年06月24日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.296 制度を入れたら組織が崩れた。原因は○○がなかったから
助っ人は「孫」… 続きは編集後記で。 ある会社で、こんなことがありました。 社員数約40名の建築系の会社。 社長は「社員の人間力を高めたい」という思いから、 ある評価制
2026年06月17日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.295 やってしまいました…ごめんなさい
最近はDが伸びてきた… 続きは編集後記で。 本日は、やってしまった話と、再案内をお伝えしたくご連絡しました。 先日セミナーのご案内をお送りしたところ、 全くお申込みがなく
2026年06月11日