自走式組織コンサルタントの倉石が、人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒントをお伝えしています。

人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント

人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.307 「英語はもういい」と言っていた息子が変わった話

2026年09月02日




経験値が貯まると…
続きは編集後記で。


この夏、息子が中学英語の壁にぶつかりました。

私たちが中学生だった頃と比べて、
今の英語教育は大きく変わっています。

昔は、中学校だけで1,200語程度の単語を学べば良かったのですが、
今は小学校と合わせて2,200〜2,500語。
私たちの頃のほぼ2倍です。

進むスピードも変わりました。

私たちの時代は、
1学期でbe動詞、2学期で一般動詞、3学期で助動詞、
というペースで進んでいました。

ところが今は、1学期のうちにbe動詞・一般動詞・助動詞まで進んでしまいます。


当然、息子はついていけなくなりました。

「俺は英語はもういい」
そう言って、すっかり諦めムードになっていました。


さて、どうしたものか…。

私自身は、
文法を理解する。
主語や動詞といった品詞を理解する。
単語を書いて覚える。
という方法を通じて、英語を学んでいきました。


でも、私はこのやり方を、息子に教え込んでも
絶対にうまくいかないと思っていました。

なぜなら、息子は「書く」ことが大の苦手だからです。

小学校の頃から、勉強はいつも「なんとなく理解する」というスタイルでやってきました。
理屈を積み上げて理解するのではなく、感覚でつかむタイプです。

そんな息子に、文法を一つずつ教え込んだり、
単語を何度も書かせたりしても、
成果は出ないだろうと感じていました。

そこで。
息子が好きな「スマホ」と、
息子の強みである「なんとなく理解する力」を活かせないか。

そう考えて、Claudeを使って、
息子専用の英語学習アプリを作ってみることにしました。

これが、大当たりでした。


経験値が貯まると、勇者のレベルが上がる。
3回連続で正解した「マスター問題」が増えると、武器のレベルが上がる。
モンスターを倒すと、ご褒美がもらえる。

こうした仕掛けを入れたことで、
息子はコツコツと問題を解いていきました。

文法を意識させたわけでも、単語を書かせたわけでもありません。

ただ、なんとなく英語に触れ続けているうちに、
少しずつ「わかる」感覚が積み上がっていったようです。

「俺、英語ちょっとわかるようになったかも」とつぶやいていて、
母としては少し安堵しました。


私としては、きちんと文法を理解してほしい。
単語を正しく書けるようになってほしい。
それが私の成功パターンですし、
それが英語学習にとっては必要だ、と思っています。

でも、自分にとっての正解を他人に押し付けても上手くいかないことも、
よく分かっています。


これは、部下の育成やチームづくりにも、そのまま当てはまります。

「このやり方が正しいはずだ」という自分の成功パターンを、
そのまま部下に押し付けていないでしょうか。

その人の強みや特性を理解しないまま、
画一的なやり方を教え込んでも、
なかなか成果にはつながりません。

自分自身や、周りの人が持っている「強み」や「特性」を理解すること。
そこから、その人に合った関わり方を見つけていくこと。

これこそが、成長を後押しする一番の近道なのだと思います。

あなたは、自分やチームメンバーの「強み」を、正しく理解できていますか?

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(人が違えば、強みも違う)
人の思考には、
数字が得意で論理的に考えるAタイプ、
コツコツと計画的に進めるBタイプ、
気持ちに敏感で感覚的に捉えるCタイプ、
アイディア出しが得意で全体像で捉えるDタイプなど、いくつかの傾向があります。

自分や部下がどのタイプに近いのかを知ることで、
「なぜあの人とは話がかみ合わないのか」
「どうしたら育つのか」
「どう伝えれば響くのか」が見えてきます。

診断とZoomでの解説・アドバイスをセットにした
コンサルティングも行っています。

ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
https://www.kuraishi-mc.com/kikinou.html

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(編集後記)
私の利き脳はABタイプ、
息子の利き脳はおそらくCDタイプです。

真逆の息子に私と同じやり方をさせても、
そりゃ無理だよね、って話です。

それでも、単語を書かせたくなってしまう…
「人と人は違う」って、実践するのは難しいです。
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