自走式組織コンサルタントの倉石が、人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒントをお伝えしています。

人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント

人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.299 子どもが読書にハマったのは、「〇〇な本」を手放したから

2026年07月09日




えんぴつの天ぷら…
続きは編集後記で。

最近、小3の娘が、
読書教育のオンライン習い事「ヨンデミー」を始めました。

AI司書の「ヨンデミー先生」が、
子どものレベルや興味に合わせて本を選んでくれるサービスです。

というのは、娘は比較的読書が好きなのですが、
1年生の頃から慣れ親しんでいる
「おばけずかん」シリーズ、「おばけのアッチ」シリーズ以外のヒットが出ず、
私が「これはどう?」と図書館で借りてくる本には見向きもせず…

もっといろいろな本に親しんでほしい、という思いで始めてみました。

始めてみると、ヨンデミー先生が勧めてくる本は、
半分以上が薄い絵本。

正直、「え、これでいいの?」と思いました。

実は、これには理由があるようです。

というのは、親が「これくらい読んでほしい」と渡す本は、
たいていレベルが高すぎるのだそうです。

子どもにとっては、ちょっと背伸びどころか、
かなりの高跳びを求められている状態。
当然、手が伸びません。

一方で、ヨンデミー先生が選ぶ本は、今の力で無理なく読める本。
そこに、ときどき少し読み応えのある本を混ぜていく。

この「易しい本+ときどき挑戦」の組み合わせを、
ヨンデミーでは「パンダ読み」と呼ぶそうです。
この読み方で、子どもは着実に本好きになっていくのだとか。

娘の場合も、まさにそうでした。
無理なく読める本を積み重ね、
毎日ヨンデミー先生がお勧めしてくれる本を楽しみにしています。

また、ヨンデミーでは1日3分のミニレッスンがあり、
読書のコツを教えてくれます。
これは、成人発達理論でいう
「スキャフォールディング(足場かけ)」に近い考え方です。

足場かけには、手取り足取り教える「直接的」なものと、
言葉かけやきっかけを与える「間接的」なものがあります。
ヨンデミー先生の1日3分のミニレッスンは、まさに間接的な足場かけ。
答えを教えるのではなく、読書のコツを少しずつ手渡しているわけです。



これ、部下育成にもそのまま当てはまると思いませんか。

上司が「このくらいはできるはず」と、
背伸びしすぎた仕事を渡しても、部下は動けません。

そうではなく、本人が無理なく達成できるレベルを土台に、
そこへ少しだけ挑戦的な要素を混ぜていく。

答えを教えるのではなく、問いかけや小さなヒントで、
本人が自分の力で一歩を踏み出せるようにする。

この積み重ねが、自己効力感を育て、
結果的に自走する力につながっていきます。

あなたが部下に渡している仕事は、
その人にとって「ちょっと頑張れば届く」レベルになっていますか?


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(セミナー情報)
採用と定着をテーマにした商工会議所主催セミナーに、2つ登壇します。
「求人を出しても応募がゼロ」
「せっかく採用してもすぐ辞める」を
一本の流れで解決する内容です。

・7/14(火)14:00〜16:00
https://www.kuraishi-mc.com/news/2026-06-29.html

・7/29(水)14:00〜16:00
https://www.kuraishi-mc.com/news/2026-06-08.html
両日共にオンライン開催です。

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もう一つ、鳥取市主催の対面セミナーにも登壇します。
「SSR理論で実現する 個を活かし成果を最大化する組織の作り方」

「制度を整えても現場が変わらない」
「メンバーが自分で考えて動いてくれない」
そんなお悩みに、個の強みを最大化するSSR理論から迫ります。
自社の課題が明確になる「組織診断」付きです。

7/16(木)13:30〜16:00
鳥取市民交流センター(鳥取市役所2階)
https://www.kuraishi-mc.com/news/2026-06-09.html

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(編集後記)
先日、ヨンデミー先生から「はれときどきぶた」を薦められて、
娘が読んでいました。

な、な、なつかしい!

「えんぴつの天ぷら」、覚えている方いらっしゃいますか?
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