人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.157 なぜプロジェクトが自然消滅するのか？｜人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒントバックナンバー

人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.157 なぜプロジェクトが自然消滅するのか？

2023年09月15日

最恐のアレ…
続きは編集後記で。

プロジェクトにしろ
ミーティングにしろ
「目的が大事だよね！」ということは
多くの職場で浸透していると感じます。

例えば、私が過去に在籍していた会社では
こんなプロジェクトがありました。

会社の理念を浸透させるためのプロジェクト。
社内の情報を一元化するためのプロジェクト。
社員の親睦を深める運動会を行うプロジェクトなど。

この3つの中で、
社内運動会は実現しましたが、
他の2つは途中で頓挫し、
自然消滅してしまいました。

その違いは何でしょうか？

全て、目的は明確になっていたのに…。

違いは、「ゴール」が明確になっていたかどうか、です。

ゴールとは、
「どのような状態になっていたら
目的を達成したと言えるのか？」ということです。

「社内運動会」のゴールは明確です。
〇月〇日に、社員の8割以上が参加する運動会が実行できていたら、
目的を達成したと言える、などと定義できます。

では、例えば、どのような状態になっていたら
「理念が浸透した」と言えるのか？

全員が理念を暗唱できるようになったら？
理念について、社員が自分の言葉で語れるようになったら？
理念に基づいた行動を毎日1回以上できるようになったら？

このゴールを明確にしない限り
プロジェクトが成功したのか、失敗したのか
判定することができません。

また、終わりを決められずに
ダラダラと続けて
「これって、いつまでやるの？」状態になったり、
逆に、途中で自然消滅したりすることになります。

プロジェクトが自然消滅する要因は様々ですが、
「どうなったらプロジェクトが完了と言えるのか？」という
ゴールを設定しておらず
いつ終わるのかが明確でない、というのは
非常によくあるケースです。

社内運動会のようにゴールが明確だと、
そこまでにマイルストーンを決めて進め、
実現することができます。

「いや、でも理念浸透って、ゴール設定が難しいよ…」
という風に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

その場合には
「OKR」という考え方が非常に便利なのですが…

長くなりましたので続きはまた次回に。

今日は、
「目的」だけでなく
「ゴール」を明確にすることについて
お伝えしました。

明確なゴールの設定方法は、次回をお楽しみに。

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（編集後記）

9月16日、ティラノサウルスレースに参戦します。

え、ティラノサウルスレースって何かって？

ティラノサウルスの着ぐるみを着て
かけっこするという
なんともバカバカしく、面白いレースです。

地域振興策としても
全国で開催されています。

その様子は、また次週お伝えしたいと思います！

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