人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント Vol.11　人は変わるのか？（３）｜人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒントバックナンバー

人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント Vol.11　人は変わるのか？（３）

2020年10月28日

こんにちは、
人材づくり、組織づくり、関係づくりを通じて
「社員が主体的に動き、人と業績が同時に伸びる会社」に導く、
自走式組織コンサルタントの倉石です。

これまでにご縁があったみなさまに、
あなたの会社が「人と業績が同時に伸びる会社」に
成長するためのヒントをお伝えしていこうと思います。

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「人は変わるのか？」をテーマにしたシリーズ、
前回は「指導」と「育成」の違いをお伝えしました。
今回は、「見本」についてお伝えしていきます。
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メンタリング・マネジメントの3つの基本姿勢、
「見本」「信頼」「支援」の中で、
最も基本となるのは「見本」である、と提唱者の福島さんは言います。

これはどういうことでしょうか？

「人は、相手の話を聞く前に、その人の話を聞くかどうかを既に決めている」
ここがポイントです。

「この人についていきたい」
「この人の話を聞こう」
「この人のために頑張ろう」と思われていれば、
つまり相手から尊敬されていれば、
怒っても、叱っても、褒めても、
その言葉が胸に沁み、相手はやる気になって頑張ります。

「この人みたいにはなりたくない」
「この人の話は聞きたくない」
「この人のために頑張るのはごめんだ」と思われていたら、
何を言っても全く効果はないでしょう。

では、「部下が話を聞きたくなる自分」になるために何をしたらいいのか？
それは、部下の見本になると決めることです。
見本になる行動をとり続けることです。

部下は上司の鏡であり、社員は社長の鏡です。

部下に学んでほしければ、自分がまず部下から学ぶ。
ビジョンとポリシーを浸透させたければ、ビジョンとポリシーを最優先して行動する。
自分が暗いと、職場が暗くなる。
部下をやる気にさせたいのなら、まず自分がやる気になって物事に取り組む。
部下が分かってくれないのは、自分が部下のことを分かってこなかったから。
などなどなど…

徹底的に自分に矢印を向けて、
物事をプラスにとらえ、
ピンチをチャンスに変え、
常に前向きに生きる姿を見せ続けることが、
人を育てることにつながると、メンタリング・マネジメントでは考えます。

いかがでしたか？
次回は2つ目の柱、「信頼」についてお伝えします。

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自走式組織コンサルタント
倉石友美
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