人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント Vol.17　「協調性のあるチーム」の落とし穴｜人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒントバックナンバー

人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント Vol.17　「協調性のあるチーム」の落とし穴

2020年12月02日

こんにちは、
人材づくり、組織づくり、関係づくりを通じて
「社員が主体的に動き、人と業績が同時に伸びる会社」に導く、
自走式組織コンサルタントの倉石です。

これまでにご縁があったみなさまに、
あなたの会社が「人と業績が同時に伸びる会社」に
成長するためのヒントをお伝えしています。

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「うちの課はみんな協調性もあって仲がいいんだけど、
仕事となるといまひとつ成果が出ないんだよなぁ…」

そんな声をよく聞きます。

日本では「協調性がある」ことが美徳とされ、
「協調性のあるチーム」がすなわち「良いチーム」とされる傾向があります。

ただし、一見協調性があるチームではびこっているのは、
「遠慮」「依存」「画一」であることがよくあります。

【遠慮】
・上司や同僚に対して意見があっても忖度をして、何も言わない。
・他の人の仕事についてとやかく言うと出しゃばりだと思われそうなので、何も言わない。

【依存】
・上司が指示してくれるのを待ち、言われたことをやる。
・誰かが何とかしてくれるだろうと思って、先頭を切って物事を進めない。

【画一】
・他の人と意見が対立するのが嫌なので、本心では合意していなくても、合意する。
・輪を乱したくないので、皆と同じようなことを言い、同じようなことをする。

遠慮、依存、画一が日常になっていると、
チームの中で問題は起きにくいです。
日々の仕事は平和に、淡々と行われます。
しかし、変化や新しい成果は生まれません。

本来の「協調性のあるチーム」とは
異なった環境や立場に存する複数の者が
互いに助け合ったり譲り合ったりしながら
同じ目標に向かって任務を遂行できるチームです。

そんなチームになるためには、

「人材力」…お互いの強みを分かり合い、認め合い、活かしあう
「組織力」…目的目標、ビジョンを明確に共有すし、それを実現するためのルールがある
「関係力」…質の高いコミュニケーションによる信頼関係がある

この3つを同時に高めていくことが必要になってきます。

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自走式組織コンサルタント
倉石友美
https://www.kuraishi-mc.com/

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