人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント Vol.51 人事評価制度の目的を間違うとどうなる?
皆さんは、人事評価制度を通じて何を実現したいでしょうか?
社員が成長し、会社がより良くなっていくことではないでしょうか。
人事評価制度の最大のポイントは、この目的をぶらさないことです。
しかし、人事評価制度を通じて実現したいことと、
人事評価制度自体の目的とが、合致していないことがよくあります。
査定すること。
社員を評価すること。
給与を合理的に決定すること。
勿論、それらも人事評価制度の目的の一つではあります。
しかし、それだけを目的にするとどうなるか。
評価されることが大好きな社員はほとんどいません。
従って、評価されることを目的にした制度は積極的に運用されなくなります。
積極的に運用されない評価制度は、形骸化します。
年に2回しか思い出されない、
そんな形骸化した人事評価制度では、社員の育成を促進できません。
さらに、上司と部下が「評価者」「被評価者」という対立関係になり、
「上司は自分のことが嫌いだから評価が悪いのだ」
「部下が目標達成できないのは部下の意欲が低いからだ」
と、お互いに他責になってしまいます。
そうならないためには、
人事評価制度の目的を「人を動かし、育てること」と定め、
この目的に合致した人事評価制度を設計し、
運用方法を設計していく必要があります。
その実現のためには、人事評価制度だけを導入してもうまくいきません。
まずは、会社の目的・目標を設定し、
それを実現するための戦略・戦術を明確にします。
前回のメルマガでも触れた経営計画です。
そして、人事評価制度が「査定すること」「評価すること」ではなく
「部下を動かし、育てること」であると理解し、
部下育成力が高く制度を使いこなせる管理職の育成と、
正しい仕事の姿勢、評価制度との向き合い方を理解するための
部下の教育が欠かせません。
会社の戦略を理解し、同じ方向を向いた上司と部下が、
目標達成や能力向上という目的に向かって一緒に歩んでいく。
さらに、全員が目標を達成することで、
組織全体の目標も達成でき、組織全体も成長する。
評価制度を通じてこういう組織を実現できたら、
先の見えないこの時代でも、5年、10年と成長していけると考えています。
人事評価制度にまつわるより詳しいお話を、
7/29(木)14時~15時半、
「経営者が知っておくべき人事評価の基本」というテーマで
大塚商会「経営まなびば」にてお話します。
人事評価制度を活用して、どう社員を動かし、育てるか?ということを
1時間半にギュギュっと凝縮してお伝えします。
オンライン開催・参加無料です。
お申し込みは下記よりどうぞ。
https://www.otsuka-shokai.co.jp/event/region/21/1216keiei/
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(編集後記)
四連休、東京サマーランドに行ってきました。
子どもから大人まで楽しめるプールとしては
ピカイチではないかと思っています。
めちゃくちゃ広くて様々なプールがあることが売りのはずなのに、
我が家の3歳娘は一つの子供用プールで
飽きもせず約5時間過ごしていました。
屋内で日焼けもしないし、まぁいいんですけどね…
次から次へと新しいプールに向かう長男との違い。
個性とは面白いなとつくづく思います。
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