人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント Vol.65 仕事のできる上司は部下の自発性を奪う?
・言われたことしかやらない
・新たなチャレンジをしようとしない
・自分で考えない
社長やマネージャーの方から非常によく聞く言葉です。
多くの企業が、「社員にもっと自発的に動いてほしい」と願っています。
しかし、それが実現できない。
要因はいくつかありますが、
主な要因の一つに、「学習性無力感」があります。
今日はこれについてご紹介していきたいと思います。
多くの企業で、仕事のできる人が昇進してマネージャーになるでしょう。
一方、仕事のできる上司はこんな振る舞いをしがちです。
その振る舞いの奥にある上司の考えとセットでご説明します。
・部下の意見を採用しない・否定する
…自分の考えの方が優れていると思っている
・部下の自発的な行動や意見を褒めない
…そのくらいやって当たり前でしょ?と思っている
・部下の仕事を待てない。待てずに自分でやってしまう
…上司本人のスピード感を基準にしてしまう
・部下のやっていることに口をはさむ
…自分のやり方の方がうまくいくと思っている
・ミスを厳しく叱る
…自分はミスしないので、部下の甘さが許せない
悪意があってやっているのではなく、
仕事のできる自分が基準になっているがゆえに、
部下のレベルが低く見えて、このような態度を取ってしまう。
つまり、無意識的にやってしまっているのです。
そうすると、部下は何を学習するでしょうか。
・自分の頭で考えて意見を言っても、まともに聞いてもらえない
・それどころか「分かってないね」と否定される
・そして結局上司の意見を押し付けられる
・自発的に動いても褒めてくれない
・それどころか「勝手なことをするな」と怒られることもある
・そこまでされても自発的に動こうという熱い気持ちはない
つまり、自発的に考え、行動しても、
その努力が報われることはない。
だったら、言われたことだけやろう。
そうすれば上司もうるさいことを言ってこないだろう。
これが、「学習性無力感」に陥った部下の心理です。
部下の自発的な行動に対してことごとく「No」を突き付けておきながら、
「自発的に動かない」と嘆いている…
そんな状況があなたの会社にはありませんか?
では、どうすればいいのか。
「学習性無力感」の反対が、「自己効力感」です。
次回はこの「自己効力感」の育み方についてお伝えしたいと思います。
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(編集後記)
神楽坂に行く用事があり、ぶらぶらしてきました。
住宅地の細い路地に、ぽつぽつと色々なお店があり、
「おはぎと大福」というテイクアウトのおはぎ専門店にふらりと入ってみました。
上品な味ですごく美味しい…と感動していたら、
どうやらテレビでも取り上げられた人気店だったようで。
神楽坂に行かれたら是非立ち寄ってみてください~♪
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