自走式組織コンサルタントの倉石が、人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒントをお伝えしています。

人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント

人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント Vol.71 部下のモチベーションを上げる叱り方

2021年12月22日



「経営の神様」と呼ばれる松下幸之助さんの
部下育成を紹介するメルマガシリーズ第二段は、
叱り方についてです。

管理職の方から、
「部下を叱るのが難しい」というお悩みを聞くことがあります。

叱ることで余計に部下がやる気をなくしたり、
辞めたいと言い出したりしないだろうか、という懸念が
その原因の一つにあるようです。

人のモチベーションに火をつける天才であった
松下幸之助さんは、叱り方の達人でもありました。

まず、叱る目的を考えてみましょう。

多くの場合、「部下の行動を改めてもらうこと」が目的になると思います。
行動が変わらないと、結果が変わりません。

そして、行動を変えるためには、言葉を相手の心に届かせる必要があります。
心の扉が閉じている状態では、言葉は心に響きません。

そのため、「サンドイッチ方式」が有効であると言われています。
具体的には次のように進めます。

1.相手を認め、心の扉を開ける(母性の発揮)
・相手の話をよく聴き、共感できるところは共感する
・これまでの努力を褒め、労をねぎらう。
・良い点について褒める、肯定する。
・期待の高さを伝える。

2.改めなければならない点について叱る(父性の発揮)

3.改めて相手への期待を伝える(母性の発揮)


「叱る前に労をねぎらい、
烈火のごとく叱り、
叱った後に手厚く母性を発揮する」
松下幸之助さんはこの「サンドイッチ方式」の達人だったそうです。

ポイントは、「あなたを高く評価しているからこそ叱る」ことを伝えることです。
そうすると部下は、
「自分のことを認めてくれている、高く買ってくれている、期待してくれている、必要とされている」
ということを強く感じ、
「その期待に応えたい」という気持ちが生じます。

その結果、叱られた内容を素直に受け入れやすくなると同時に、
その内容に対処するモチベーションが上がります。


これを良く表す、松下幸之助さんの端的な一言があります。
「君ほどの者が、何だこのざまは!」
前半が母性、後半が父性ですね。

その他にも、
・君ならできると思っている。だからこそ叱っているんだ。
・君の可能性はこんなもんじゃない。だから叱っているんだ。
・人間的に優れた人だと思っている。だからこそ叱るんだ。
といった言い方もできると思います。

父性と母性はワンセットで大きな効果を発揮します。

機会があれば、是非試してみてくださいね。

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(編集後記)

12月も残すところあと10日。
2021年、皆様にとってどのような1年だったでしょうか。

度々の緊急事態宣言、
オリンピックで史上最多58メダルの獲得、
テレワークの普及と通勤の再開、
眞子さまと小室圭さんのご結婚、
SDGsへの注目、
大谷翔平さんの活躍などなど、
思い返すと色々なことがありました。

皆さんはどんな出来事が印象に残っていますか?


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