人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント Vol.87 社長は言うことがコロコロ変わる
企業のご支援をする中で、
従業員の方からこんな話をよく聞きます。
「社長は言ってることがコロコロ変わります」
「社長がブレると従業員が振り回されて困ります」
これは、社長が悪いのでしょうか?
実は、言うことがコロコロ変わる社長は、
とっても多いんです。
それは社長が悪いとか、考えてない、というよりは、
誰よりも真剣に本気で会社の存続を考えているからこそ
コロコロ変わるんです。
皆さんにもご経験はありませんか?
それほど関心が高くないこと、
どんな決定をしてもそれほど影響のないことは、
時間もかけず、迷わず決めることができます。
後から覆すこともほとんどありません。
例えば、ハンバーガーショップに行って
チーズバーガーにするかテリヤキバーガーにするか、
数十秒で決めて、
一旦オーダーして作り始めたら、
店員さんに「すみません!やっぱり変えます!」とは言わないですよね。
一方で、大事な決断、
例えばどの企業に就職するか、
子供をどの学校に行かせるか、
といったことには何日も何週間も悩みます。
昨日はAだと思っていたけれど、
今日はBかなと思っていたり、
関心が高いからこそ様々な情報を入手して
やっぱりCだ、と思ったり。
社長には日々そういうことが起こっています。
「社長は3日たつと別人になると思え」
と教わったことがあります。
自社をよりよくすることに誰よりも本気だからこそ、
インプットする情報量も膨大で、
自社にとってAが最良だと思っていたけれど
やっぱりBの方が良いな…と日々思考しています。
この思考のスピードに、従業員はついていけないのですね。
では、どうすればいいのか。
一番は、経営幹部との情報共有です。
経営幹部から現場の状況を社長に共有し、
社長は考えや戦略、夢を経営幹部に共有し、
オフィシャルな場以外も含めて、
会社をこうしようああしよう、とたくさん話す。
できれば毎日話す。
そして経営幹部が、
必要な部分を取捨選択し、
わかりやすい言葉に翻訳して、
現場に話す。
これをやらないと、
すぐに「この社長についていけません」となります。
社長も完璧ではありません。
会社にとって最善の選択を行い、
従業員に分かりやすい懇切丁寧な説明で示し、
しかもそれを覆さず完遂する。
これを一人の人間がやるのは難しいと思います。
夢を描いて戦略を練るのが社長の一番大事な役割であり、
きっと一番得意なことでしょう。
その夢と戦略を共有して、
従業員とつなぐのが経営幹部の役割。
そのために、とにかくコミュニケーションの頻度を増やす。
1日10分でもいいから、
社長の頭の中と経営幹部の頭の中を近づける。
是非トライしてみてほしいなと思います。
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(セミナー情報)
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(編集後記)
先日WIRED CAFEというカフェに行きました。
ここは、かなり前からWi-Fiを完備するなど
インターネット利用を歓迎してきた店なのですが、
メニューのオーダー方法が変わっていました。
席に着くとQRコードの書いた紙が置いてあり、
それを自分のスマホで読み取って
Webページからオーダーします。
店員さんがオーダーを取りに来る必要もなく、
ファミレスのように各席にタブレットを配置するコストもかからず、
非常に賢いやり方だなと思いました。
ネットに慣れた世代の来店が多いからこそ
できることでもありますね。
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