人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.268 理念浸透は、理念を浸透させようとしてもうまくいかない!?
初めて知った…
続きは編集後記で。
経営理念を浸透させたい。
経営者の方からよく聞くご相談です。
経営理念を掲げても現場に浸透しないことが
多くの会社で起こっています。
そんな時、「理念を浸透させればうまく行く」と思い
理念を毎日朝礼で唱和したり
理念を体現している行動について話し合ったり
理念について社長と対話したり
様々な取り組みを行っていると思います。
それはそれで、素晴らしいことだと思いますが、
それで本当に、会社の理念が実現した状態になるのか?と
疑問に思うことがあります。
例えば、私の前職では、当時
「コミュニケーションをデザインする」を理念としていました。
元々は展示会ブース屋だったのですが、
展示会ブースをデザインするのではなくて、
人と人とのコミュニケーションをデザインしよう、という理念です。
この言葉自体は暗記していましたし
それがどういうことか、も何度も説明を受けました。
ただ、その当時2年目だった私には
これはどうにもリアリティがなく、全くイメージが湧いていませんでした。
コミュニケーションがデザインできているって、どういう状態?
その状態になるために、どうしたらいいの?
このリアリティがないために、
結局はそれまでの仕事の仕方を続けていたように思います。
理念浸透のプロセスは
知らない
→知っている
→やってみる
→わかる
→できる
→している
という順番です。
知らない→知っている:朝礼で唱和する、壁に貼り出す
知っている→やってみる:理念を体現した行動について話し合う、そのような行動を発表する
ここまでは、多くの会社がたどり着きます。
しかし、「わかる」以上になるには、
全社的な戦略が必要です。
例えば、社内の英知を集めて
コミュニケーションデザインを体現できている案件を
1年後までに3件、何とか獲得し、納品する。
そのやり方を横展開して、2年後には8件に増やす。
それによって、コミュニケーションデザインのリアリティを感じられる社員=「わかる」社員が増え、
コミュニケーションデザイン案件をメインで担当できる社員=「できる」社員が増え、
案件が10件、20件、100件と増えていくことで
全社員が「している」状態にたどり着くと思うのです。
ちなみに…今お伝えしたのは、
経営理念(ミッション、ビジョン、バリュー)のうち、
「ビジョンの実現」にフォーカスして話してみました。
この3つの違いについて話しだすと長くなるので、
他のものについては、また別の機会に。
今日は、理念を浸透させるには、
言葉を唱和させたり、その意味を経営者が語ったりしても限界があり、
ビジョンが実現した姿にするための戦略を描いて実行しよう!
というお話をさせていただきました。
皆さんの会社では、どうでしょうか?
単に言葉が浸透すれば、社員の意識が変わると思ってしまっていませんか?
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(編集後記)
先日、子供が通う小学校の周年行事がありました。
この地域の歴史ムービーがあり、
昔の産業や戦前戦後の出来事など、
知らなかったことがたくさん。
その午後、近所で遊んでいると、
犬の散歩をしている方とお話する機会がありました。
偶然にも、歴史ムービーで学んだ戦前戦後の混乱を
当事者として経験した方で、
当時のお話をお聞きすることができました。
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