人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.277 コンサルタントが「〇〇」を捨てるとクライアントが変わる
今日、家を出る時、カギを閉めたか覚えていますか?
…種明かしはメルマガの中で。
「部下が指示待ちで困る」
「自分で考えて動ける部下が育ってほしい」
マネジメントの現場で、これまで何度も聞いてきたお悩みです。
解決するには、どうしたらいいでしょうか?
先日、ある製造業のクライアント先で、
人事の方から相談を受けました。
その会社は、60代の社長が一人で何でもこなしてしまう超トップダウン型。
人事の方は、
「社長がチェックに回り、現場に仕事を任せる体制を作らないと、技術承継もできない。
でも、どう変えればいいのか…
私が社長に言ったところで、社長が変わるとも思えないし…」
と、漠然とした不安を抱えておられました。
そして、私にこう言ったのです。
「倉石さん、どうしたらいいですか?」
ここで私が「一般的な正解」や「アドバイス」を渡すのは簡単です。
でも、それではきっと、この状況は変わりません。
人から教えられた正解でうまくいくほど
簡単な問題ではないと思ったからです。
そこで私は、アドバイスではなく、ある「質問」を投げかけました。
1on1テンプレートにある、9つのステップに沿った問いかけです。
すると、私に「正解」を求めていた人事の方が、
自分で考え始め、
「あ、そうすればいいんだ!」
「これなら上手くいきそうです。早速、今日からやります!」と、
自ら解決策を見つけ、
力強くコミットしてくださったのです。
人が考えるとき、頭の中では「自問自答」が起こっています。
自分で質問して、自分で答えているのです。
冒頭で「カギを閉めたか覚えていますか?」と聞きました。
おそらく、聞かれるまでは無意識にやっていた動作だったはずです。
でも、質問された瞬間に、
あなたの脳は閉めた時の手の感覚や光景を思い出し、
確認しようとしたのではないでしょうか。
自分で考えていない人は、この「質問」のストックがないだけ。
逆に言うと、正しく質問されれば、人は必ず考え始めます。
指示待ち部下を生むのは、上司の「教えすぎ、指示のし過ぎ」です。
「自分で考えて」と命令するのではなく、
「考えざるを得ない問い」を投げること。
ただ、やみくもに質問すればいいわけではありません。
部下に気づきを与え、行動を引き出すには「型」があります。
世界中で使われている「GROWモデル」を、
日本の現場で使いやすい台本に落とし込んだのが、
私が活用している「1on1面談・9ステップテンプレート」です。
現在、私が参画している1on1マネジメントスクールにて、
このテンプレートをそのままお渡しするセミナーを開催しています。
「正解を教える上司」から「答えを引き出す上司」へ。
その具体的な一歩を、この場所で手に入れてください。
・2/4 13:30 ~ 15:00
https://jinjibu.jp/seminar/detl/140038/
・2/12 13:30 ~ 15:00
https://jinjibu.jp/seminar/detl/140035/
・2/18 13:30 ~ 15:00
https://jinjibu.jp/seminar/detl/140039/
・2/24 13:30 ~ 15:00
https://jinjibu.jp/seminar/detl/140036/
※申込時に、要望・質問・備考の欄に「紹介者:倉石友美」とお書きください。
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(編集後記)
実は昨日、
娘の友達が鍵を忘れて家に入れなくなってしまい、
しばらく我が家で預かっていました。
「お母さんに怒られる…」と不安がっていたので、
「お母さんが喜んでくれる、待ってる間の過ごし方って何だろう?」と聞いてみました。
娘と2人で考えて、結局2人で仲良く宿題をやって過ごしていました。
私が「宿題やりなよ」っていうよりも、いいと思いませんか?
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