人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.189 価値観のズレをどうしたらいいのか?
いつまでたっても決まらない…
続きは編集後記で。
前回のメルマガでは、
時短勤務をして家事育児を担う男性が
「えらい!」「すごい!」と
周囲の女性たちから言われていたシーンを取り上げて
私たちが持っている「当たり前」の感覚と
それを相手に押し付けることの弊害を
お話ししました。
自分の「当たり前」は、相手の非常識。
言葉では分かっていますが、ついつい忘れてしまいます。
価値観の違いを見つけ、
相互理解を進めていくためには、
対話が必要です。
株式会社コーチ・エィの定義によると、
対話とは以下のようなものです。
「それぞれが培ってきた経験や解釈、価値観をもとに
『違い』を持ち込み、
互いの『違い』を顕在化させながら、
新しい『意味』『理解』『知識』を一緒につくり出す、
双方向なコミュニケーション」
まずは、自分の考えと、
その背景にある価値観や世界観を相手に伝えます。
受け取った側は、
自分の主観や固定観念にとらわれることなく、
相手の考えとその背景にある価値観や世界観を受けとめます。
受容したのち、
自分の考えやその背景にある価値観や世界観との違いを
相手に対してフィードバックします。
これを繰り返すことで、
お互いを深く理解することができます。
うーん、なんだかまどろっこしいですね!
前回、コミュニケーションは「コスト」と申し上げました。
長時間の会議は嫌われますし、
電話よりもチャットツールが好まれがちです。
なんだか、エレベーターのメンテナンスに似てるなって
ふと思いました。
エレベーターは、時々、メンテナンスを行っています。
特に不具合がなくても、
一定期間ごとにメンテナンスを行いますよね。
これは、コストです。
ただ、これを行わないことで、
表面化していないちょっとした不具合が少しずつ大きくなり
いつか大事故になるかもしれないから
コストをかけてもメンテナンスを行います。
コミュニケーションも同じです。
一言で済む指示命令と
簡素な連絡報告だけでも
日々の業務は回ります。
ただ、メンテナンスを行わないことで、
チーム内のひずみが大きくなり、
気づいたらチームが崩壊していた…
ということが起こる可能性があります。
このメンテナンスは、
例えば1on1の場がそれにあたります。
「うちの会社はコミュニケーションしているから
1on1なんて必要ないよ!」
という声を聞くこともありますが、
「うちのエレベーターは不具合は起きてないから
メンテナンスなんて必要ないよ!」
って言っているのと同じです。
1on1の場を定期的にセットしているからこそ、
普段の業務では気づかなかった
価値観のズレや、悩み、つまずきに気づいて、対応できます。
メンテナンスが定期的に時期を決められているように、
1on1も定期的に、日時を決めて行う必要があります。
決めないと、やらないからです。
部下の方も、
「この話は、来週の1on1で話そう!」と心づもりができることは
とても大きな安心材料でもあります。
この1on1が定期的にセットされていて
その中身として対話が行われている…
そのような上司部下であれば、
大事故を起こすことなく、
円滑にチームとしての仕事を進めていけると思います。
この1on1が"本当に"できるようになる、
「1on1マネジメントスクール」を
10月に開校予定です。
それに向けたセミナーも企画中なので、
またご案内しますね!
---
(サービス情報)
「効き脳コンサルティング」という
新サービスを開始しました。
効き脳診断をしていただいたうえで、
その結果を解説し、
ご自身の効き脳を活かしたマネジメント方法や
部下に対する対応方法のコツをお話します。
効き脳診断(3,300円相当)付きで9,900円です。
詳しくはこちら
https://www.kuraishi-mc.com/kikinou.html
------
(編集後記)
引っ越しを予定しています(我が家は賃貸派)。
以前の入居者が退去してから
1か月もたつのに、
クリーニングの日程が決まらないとか
何とかで、
新居の契約開始日がいつまでたっても決まりません。
こんなことってあるんでしょうか?
------
記事一覧
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.296 制度を入れたら組織が崩れた。原因は○○がなかったから
助っ人は「孫」… 続きは編集後記で。 ある会社で、こんなことがありました。 社員数約40名の建築系の会社。 社長は「社員の人間力を高めたい」という思いから、 ある評価制
2026年06月17日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.295 やってしまいました…ごめんなさい
最近はDが伸びてきた… 続きは編集後記で。 本日は、やってしまった話と、再案内をお伝えしたくご連絡しました。 先日セミナーのご案内をお送りしたところ、 全くお申込みがなく
2026年06月11日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.294 自社の組織、どこから変える?
家の中で小躍り… 続きは編集後記で。 今年の3月と6月に、 東京商工会議所の渋谷支部・墨田支部にて、 組織づくりをテーマにした対面セミナーに2回登壇しました。 おかげさ
2026年06月04日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.293 Z世代に「これ意味あるんですか?」と聞かれた理由
シーちゃん、命名。 続きは編集後記で。 先日、こんな相談を受けました。 管理職が若手社員と毎月1on1を実施している会社。 上司と部下の仲は良好。 でも、ある日Z世代の若手
2026年05月26日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.292 「Z世代がすぐ辞める」のは、彼らの問題じゃない
新しい家族… 続きは編集後記で。 経営者とお話していると、こんな言葉を時折耳にします。 「最近の若い子は、成長意欲がない」 「やる気がない」 これって本当でしょうか?
2026年05月19日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.291 他社で効いた薬が、うちで効かない理由
雨の日が好きな理由… 続きは編集後記で。 経営者の勉強会や交流会に積極的に参加し、 他社の取り組みを学んでは自社に取り入れる。 そんな熱心な社長がいました。 「あの会社、
2026年05月13日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.290 エンゲージメントサーベイが無駄になる会社
クリーニングに出せない… 続きは編集後記で。 最近、エンゲージメントサーベイ(従業員満足度調査)を導入する会社が増えています。 「うちの社員は今、どう感じているんだろう?」
2026年05月07日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.289 組織の問題は「肩こり」と同じ!?
なんでそっちは大丈夫なのか… 続きは編集後記で。 私は昔から、肩こりに悩んでいました。 デスクワークの合間に肩を揉んでみる。 ストレッチをしてみる。 一時的には楽になるの
2026年05月01日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.289 評価制度は「評価制度」から始めると失敗する
ぶり返してしまった… 続きは編集後記で。 「社員のモチベーションを上げるために、ちゃんとした評価制度を作りたい」 「公平な査定ができる仕組みを導入すれば、みんな納得して動くは
2026年04月22日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.288 Z世代の特徴は「チル&〇〇」
小さな気づき… 続きは編集後記で。 「Z世代は、何を考えているのかわからない」 「プライベート優先で、仕事に対するガッツを感じられない」 もし、あなたがそう感じているとし
2026年04月16日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.287 「採用は人事の仕事」という他責の壁を壊す
最近ハマっているものは… 続きは編集後記で。 先日ご案内した採用・定着デザインセミナーですが、 続々とお申し込みをいただき、ありがとうございます。 各回ともお席に限りがあり
2026年04月08日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.286 選ばれない求人票の共通点
ものすごい肩 …続きは編集後記で。 あなたの会社の求人票に、こんな言葉が入っていませんか? 「アットホームな職場です」 「風通しが良いです」 「人を大切にする会社です」 も
2026年04月01日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.285 立候補者が0名から15名に変わった話
やっちゃいますよね。 …続きは編集後記で。 「うちの社員は言われたことしかやらない」 「もっと主体的に動いてほしい」 そんな悩みを本当によく聞きます。 社員の主体性は、
2026年03月25日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.284 採用がうまくいかないのは、採用の問題ではありません
やっぱりすごかった… 続きは編集後記で。 突然ですが、こんな場面に心当たりはありませんか? ・せっかく採用した人が、半年も経たないうちに辞めてしまう。 ・現場からは「今年
2026年03月25日
人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.283 辞めるなんて、一言も言ってなかったのに
幸せ… 続きは編集後記で。 「突然辞めるって言い出したんです ……あんなに順調そうだったのに」 先日、ある経営者の方が、肩を落としてそう仰っていました。 期待の新入社員
2026年03月18日