人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.232 他人を「ダメだ」と決めつける人
Bが下がったのか?
続きは編集後記で。
数か月前から、ある新規プロジェクトに関わっています。
プロジェクトチームは6人で、
新しい理念浸透のワークショップを企画しています。
前例となる情報や書籍等もほとんどないので
トライ&エラーを繰り返しながら
ようやくプロトタイプができてきたところです。
さて、そのプロジェクトの中で
議論を引っ掻き回す(ように私には見える)メンバーが
いらっしゃいました。
仮にその方をDさんとしましょう。
Dさんの言動は、
・今の議論とは一見関係のない事例やアイディアを話す
・話が飛ぶ
・たとえ話が多く、何が言いたいのかがよく聞かないと分からない
・話が収束に向かおうとするところで発散する
という風に、私には見えました。
以前の私であれば、
「Aさんは話の流れが分かっていない!
この人がいるから進まないんだ!!」
と憤っていたと思います。
でも、今は違います。
「なるほど、Dさんは効き脳で言うとDタイプなんだろうな。
Dさんの強みを活かすには
どのタイミングで、どんな話を振ったらいいだろうか?
Dさんの弱みを無力化するには、
どんなファシリテーション(会議進行)をしたらいいだろうか?」
と考えることができるようになりました。
効き脳は、時折メルマガでも紹介している
人の思考の癖を数値化できるツールです。
効き手・効き目のように、
脳にも無意識に反応する思考の癖があります。
論理的・理性的なAタイプ、
堅実・計画的なBタイプ、
感覚的・人情派のCタイプ、
直感的・冒険的なDタイプ。
私のスコアは
A 78
B 60
C 32
D 30
で、「ABタイプ」です。
ですから、議論をするときにも、
筋道を立てて論理的・効率的に進め、
着実に話を詰めていきたい、
それが正義だ、と思っています。
以前は、その正義を振りかざし、
Dさんのような人を「ダメだ」と決めつけていました。
一方、おそらくDさんは、Dタイプ。
話しがあちこちに飛びますが
ビジョンを描いたり創意工夫をしたり
アイディアを出すことは得意です。
ただ、話があちこちに飛ぶ傾向にあったり
詳細な計画を作るのは苦手だったりします。
本来、私とAさんは補完関係にあります。
補完関係とは、補い合う関係ということ。
ですから、プロジェクトにおいても
私が苦手なアイディアを出したりコンセプトを生み出すところはDさんの強みを活かし、
全体構成が論理的に筋が通っているかを確認したり
ワークショップのタイムスケジュールを作ったりするのは私がやれば
上手くいくはずです。
この、「人と人は違う」、「強みを活かし、弱みを補い合う」
ということは、言葉では知っていても、
それが実行できている人は少ないように思います。
自分と違う考え方や振る舞いの人は「ダメだ」と思ってしまう…
自分の思う正義を押し付けてしまう…
私がそこから抜け出すことができたのは、
間違いなく効き脳のお陰だと思っています。
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(編集後記)
2020年にメルマガを始めて以来、
初めて2週間分もお休みしてしまいました。
私はBが強いので、
コツコツやるのが本来得意なのですが…
「Bが下がったのかな?」と思って
再度効き脳診断をやってみたら、
やっぱりBは60でした。
きっとこれからも送り続けられると思います。
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