自走式組織コンサルタントの倉石が、人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒントをお伝えしています。

人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント

人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.244 本当の問題は、面談ではなく〇〇

2025年07月18日




ロジハラ…
続きは編集後記で。



先日、ある経営者が1on1に関するセミナーにいらっしゃいました。

2015年に「ヤフーの1on1」が発売されて以降、
大企業に広まり、
コロナ禍を経て中小企業にも広まった1on1。

1on1とは、簡単に言うと
上司と部下が定期的に1対1で面談することです。

しかし、同じ「定期的な面談」でも
目的設定によって効果は大きく異なってきます。


セミナーにいらした経営者の会社は、
「コミュニケーションが少ないから」と
1on1を導入しました。

上司には「部下の話をいろいろ聞いてやってくれ」
とだけ伝えました。

すると…
確かに、コミュニケーションは増えました。

しかし、
部下の不満や愚痴、要望ばかりが
上がってくるようになり、
上司が困っていると言います。

部下の愚痴に同調すると、組織風土が悪化します。
部下の要望を聞こうと思うと、会社の部門や方針と異なることが出てきます。
部下の不満を解消してやろうと思っても、できることは限られています。

上司は行き詰まってしまいました。


会社は「上司の面談力に問題がある」と考え
コーチングの研修を導入しますが
上司たちが実際にやっている1on1の現場と
あまりにかけ離れていて、
使いようもありません。


問題は、面談力だったのでしょうか?

皆さんの会社だったらどうしますか?



私が考える、この会社の問題は、
1on1の目的設定が曖昧だったことです。

「部下の話をいろいろ聞いてやる」となれば、
不満、愚痴、要望が出てくるのは当たり前です。

それを言っていい場、
それを上司が聞いてくれる場だと
部下は思うからです。


私は、この会社の経営者にこんなアドバイスをしました。
「1on1の目的を"部下の目標達成をサポートすること"
にしてみてはいかがですか?」と。

すると、そもそもの目標設定がうまくできていない、
ということが分かりました。

この会社は、面談の力を上げるより先に
適切な目標設定をすること、
その力を管理職がつけることが必要だったんです。


私が1on1のうまく行かない会社の話を聞いていると
このような事例が多くあります。

目標設定と1on1は、
マネジメントの両輪です。

その考え方を体現したのが
私も運営に携わっている「1on1マネジメントスクール」です。

1on1コースとOKR(目標管理)コースの両方を設置し
部下の育成と目標達成の両方ができる管理職の育成を目指しています。
8月末より第3期が開講します。
ご興味のある方はこちらをご覧ください。
https://www.kuraishi-mc.com/news/2025-07-01.html


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(セミナー情報)
「人材が定着し、成果を上げる組織を作る3つの視点」

2025年7月25日(金)14:00~16:00
江東区産業会館(最寄り駅:東西線東陽町駅)

久々のリアル開催!
私に会いたい方は是非お越しください(笑)

詳細、申し込みはこちらからどうぞ。
https://myevent.tokyo-cci.or.jp/detail.php?event_kanri_id=205483

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(編集後記)

研修講師のお仕事もしているのですが、
この6、7月は、ロジカルコミュニケーションの研修を
たくさん行っています。

すると、普段の会話もなんだかロジカルに。

正論を突きつけて相手を追い詰める
ロジハラ(ロジカルハラスメント)なんて言葉もあるようなので
そうならないように気をつけなければ…

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