人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント Vol.120 アドバイスは無意味…だとしたらどうする?
前回、「計算ミスはどうしたらなくなるか」というメルマガで、
本人が重要性を感じていない事柄に対して
いくらアドバイスをしても無意味!
という話をしました。
https://mail.os7.biz/b/xzgb/1570158
じゃあ、部下が失敗し続けるのを
放置するしかないのか…
と落胆され方もいらっしゃるかもしれません。
ここで登場するのが「フィードバック」です。
フィードバックは、
見たもの、感じたものを
そのまま、本人に伝えることです。
フィードバックの元々の意味は
大砲を撃った時、
砲弾の着弾地点が
目標からどの程度ずれているか、
射手に伝えることです。
つまり、フィードバックの目的は
相手の言っていること(目標)と
やっていることのギャップに
気付いてもらうということです。
例えば、
本人が「10個製品を仕上げる」
と言っていたのに、
7個しかできなかったとします。
この時に、
「7個、仕上がってますね!」
と言うのがフィードバックです。
「10個仕上げると言っていたのに
3個仕上がっていませんね!」
と言うと、より強くフィードバック
したことになります。
事実を伝えているだけです。
そこに評価や判断は含みません。
事実を伝えるだけで意味があるの?
と思われるかもしれません。
しかし、
この事実にあなたはどう対応するのか?という
問題を突きつけることができます。
ここで、上司があなたであれば、どう声を掛けますか?
「あと3個、私がやっとくから帰っていいよ!」
「あと3個、やってから帰れよ!」
「あと3個は、明日に回そう」
このように言ってしまうと、
部下は考えなくなります。
上司が答えを出してしまうと、
部下は「待っていれば上司が答えを出してくれる」
ということを学びます。
ここであなたが掛けるべき言葉は、
「どうしますか?」
です。
「今日の目標は10個だけど、
7個仕上がっていますね。
どうしますか?」
そこで部下が考え、選択したことを、
尊重してやらせてみます。
そうすると、何らかの結果が出ます。
今月の目標は100個だったのに、
後回しにし続けた結果、70個しかできなかった…。
その事実をフィードバックして、
「来月、どうしますか?」
と考えてもらいます。
このフィードバックが機能するためには、
目標にコミットしていることが必要なのですが…
それはまた別の機会に。
私がいつもお伝えしていることでもありますが、
部下の自主性を育てたい、
自分で考えて動いてほしいのであれば、
「自分で考えて、決めて、やってもらう」
ことです。
【フィードバック+「どうしますか?」】
そこに、余計なアドバイスは
なくていい場合がほとんどです。
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(編集後記)
フィードバックの原則の一つに、
「早い時点で行う」ということがあります。
採点・返却まで3週間かかるテストよりも
すぐに〇×が分かる一問一答アプリの方が
効果が高い場面が多いのは
フィードバックがすぐに働くからなのですね。
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