急ぎの求人に「急募」と書くと効果が出るのか?
社労士で採用定着士の西野です。
採用の相談を受けていると、
「今すぐ人手が欲しい!」
と仰る経営者の方がおられます。
求人を見ていると「急募」
と書かれているものをよく
見かけます。
効果があるのでしょうか?
残念ながら、私が求人作成の
サポートをする際は、
「急募」という文字は使いません
ので、データとしては持ち合わせていません。
ただ、このような時は、
求職者目線で考えるのが良いかと思います。
求職者から見て、
「急募」という文字を見てどう思うでしょうか?
おそらく、
・急に退職者が出た
↓
・人が足りない
↓
・急募求人をする
と連想します。
急に退職者が出るのは
どの会社でもあることですが、
わざわざ「急募」という
切羽詰まった印象を受けます。
・メチャ忙しいんとちゃうか
・残業が多いかもしれない
ということろから、
きっとブラック企業だとイメージ
すると思うんです。
一方で、急募だったら
選考のハードルが低い、
と捉える方もいるかもしれません。
10年以上前、
まだ採用市場が企業優位の時代なら
後者の求職者を集めるという効果が
あったかもしれません。
ところが今は圧倒的に求職者優位。
求職者にとっては選び放題なので、
わざわざ急募と書いた求人に応募
する必要がありません。
急募と書くことで、
かえって応募が来なくなると
考えるのが一般的かと思います。
そのような時に備え、
予め反応の出る求人作りをして
おくことが重要です。
------------------------------------
西野社労士事務所・株式会社チーム力アップ
では、中小企業の人事・労務に関する問題に
幅広く取り組んでいます。
ご相談はこのメールにご返信または
お電話で承ります。
【初回相談 無料】
TEL: 090-7551-3570
【ホームページはこちらから】
https://nihino-sr.jp
【バックナンバーはこちらから】
https://mail.os7.biz/b/Sye0
記事一覧
社労士で採用定着士の西野です。 前回、昇給時期の見直すことについて お伝えしました。 従来4月昇給から7月に遅らせる ことで、賃上げの市場動向を 見た上で昇給額を決めること
2024年04月24日
社労士で採用定着士の西野です。 多くの会社で4月は昇給の月ですが、 最近の賃金上昇の傾向を見ると、 過去のように1000円の昇給では 不十分かもしれません。 特に昨年からは
2024年04月17日
社労士で採用定着士の西野です。 先日、4月8日の月曜日に、 AbemaTVの「ABEMAヒルズ」と いう番組に出演させていただきました。 映像はこちらから https://
2024年04月10日
社労士で採用定着士の西野です。 最近、大企業を中心に給料の上昇に 関する報道が目立っています。 大企業でさえ人材を確保することに 苦労している現状が伺えます。 そんな中、
2024年04月03日
社労士で採用定着士の西野です。 今月、ある歯科クリニックで 歯科衛生士が採用できました。 歯科衛生士の採用難易度は SS級です。 対象となる人が、極めて少ないのです。
2024年03月27日
社労士で採用定着士の西野です。 人手不足の時代に応募者を集めるには、 簡単に言うと、 労働条件 × 求職者への痛み訴求 この2つの軸で打ち出していくことが 重要です。
2024年03月21日
社労士で採用定着士の西野です。 最近のニュースによると、 2025年春に卒業予定の大学・大学院生 の3月1日時点の就職内定率が43.2% にのぼるそうです。 昨年同時期より
2024年03月13日
社労士で採用定着士の西野です。 1週間ほど前のTV番組で、 苺パフェvs苺ショートケーキ どっち派が多い? というのがありました。 私はどちらも好きですが、 選ぶのであれ
2024年03月06日
社労士で採用定着士の西野です。 このところ、労基署調査の話題を取り 上げていますが、今回は労基署の調査 が入った場合、どのような姿勢で 臨めばいいのか? 私の考えをお伝えし
2024年02月28日
社労士で採用定着士の西野です。 このところ労働基準監督署の 調査についてお伝えしています。 今回取り上げている顧問先、 労災事故があったために 労基署の調査が入りました。
2024年02月21日
社労士で採用定着士の西野です。 前回から労働基準監督署の調査に ついてお伝えしています。 労災事故により、労基署の調査が 入ることになったある会社。 「労働者死傷病報告」
2024年02月14日
社労士で採用定着士の西野です。 ある顧問先に労働基準監督署の調査が 入りました。 調査の内容の前に、労基署の調査って どんなものかをお伝えします。 まず、労基署が行う調査
2024年02月07日
社労士で採用定着士の西野です。 前回に続き、評価を話題にしたい と思います。 よく聞きますよね。 正当な評価をしないと社員の モチベーションが低下する。 そして優秀な人
2024年01月31日