残業が多い製造業で20代から続々応募が来た理由
社労士で採用定着士の西野です。
前回の記事では、
今どきの会社員の残業に関する意識
を取り上げました。
「手当が出ても残業をしたくない」
という強硬派(笑)は62.5%に達します。
残業を少なく(月10時間以下)
できればいいのですが、現状では
無理という会社もあるかと思います。
では、残業が多い会社はどのように
応募者を集めたらいいのでしょうか?
少し前に、ある製造業の会社で、
スタッフを募集しました。
製造業は一般的に3Kと言われ、
特に若手には敬遠される傾向に
あります。
しかも残業が30時間以上なので、
求人では極めて不利な状況。
ですが、公開から4日間で7名の
応募がありました。
しかも、3名が20代の若手。
現在の求人市場で20代は
たった18%であることを
考ええると、非常に多いと
思います。
私自身も驚いています。
ではなぜ、それだけ応募者を集める
ことができたのでしょうか?
前回の記事で紹介した
「手当が出れば残業をしたい」と
答えた37.4%の人に向けての
メッセージにしました。
そう思うのは、残業をしてでも
収入をアップする必要性がある
からです。
そこで、以下の3つをポイントに
しました。
1つ目は、未経験OKとすること
経験者に絞るか、未経験OKにするかで
私の感覚では応募は4~5倍差が出ます。
未経験だと育てるのに時間がかかる
と言われますが、応募か来ないと
入社には至りません。
さらに、対象者が少ない中から選考
すると、ミスマッチの確率も高くなり
すぐに退職するケースも増えます。
まさに、急がば回れです。
2つ目は、製造業は身体はキツいです。
また、残業も多いのですが、収入は
しっかりと確保できというメッセージ
です。
そして3つ目。
キャリアアップの機会ありです。
当面の収入だけでなく、10年後、
20年後の未来が拓けるかも重要な
ポイントです。
この3つを中心として求人にしました。
向けての可能性も
世の中には、これだけキツい仕事を
しても収入が少ないという悩みを
もっている人はいくらでもいます。
まさに37.4%の人です。
この人たちに刺さったのだと
思います。
求人を作成するには、
多くの人に向けたメッセージでなく
特定のターゲットに刺さる内容に
することが重要です。
求人広告を出しても応募がない。
このような悩みをお持ちの方、
ご連絡いただければ一緒に解決に
向けての方向性を考えさせていただきます。
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西野社労士事務所・株式会社チーム力アップ
では、中小企業の人事・労務に関する問題に
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