衝撃、最低賃金最大84円アップ
社労士で採用定着士の西野です。
先週、10月1日からの最低賃金改定額
が厚生労働省から発表されました。
現時点では、地方最低賃金審議会が
意見を提出した段階で、この後、
都道府県労働局長が正式に決定する
予定ですが、ほぼこの内容で確定する
でしょう。
全国加重平均で51円引き上げられ、
1,055円となります。
大阪では50円のアップで1,114円です。
最も大きな引き上げ幅は徳島の84円で、
896円から980円になります。
数年前までは、引き上げ幅は20円台
半ばだったので、この数年間で
約2倍のペースで上昇しています。
このままの勢いで、最低賃金が1,500円
に達するのではないでしょうか。
では、最低賃金を月給に換算すると
どのくらいになるのでしょうか?
大阪の1,114円を例に計算してみましょう。
この計算には、1日の所定労働時間と
休日の日数が関係してきます。
例えば、土日(週休2日)と祝日が
休日の場合、月の労働日数は
およそ20日となります。
1日の所定労働時間が7.5時間の場合、
月間の労働時間は150時間となり、
1,114円 × 150時間 = 167,100円
所定労働時間が8時間の場合、
月間160時間となるので、
1,114円 × 160時間 = 178,240円
中小企業では、土日(週休2日)に加え、
祝日も休日とするところは少なく、
月間の労働時間は172時間前後が
多いです。
1,114円 × 172時間 = 191,608円
さらに、週の所定労働時間が44時間
の特例で運用している場合、
月間の労働時間は190時間を超える
こともあります。
1,114円 × 190時間 = 211,660円
このように見ると、休日が少なく、
1日の所定労働時間が長い中小企業
ほど、最低賃金の引き上げの影響が
大きいと言えます。
良い人材(それなりの人材)を採用し、
しっかりと指導・教育を行い、
成果を最大限に引き出す
中小企業こそ、このプロセスを
しっかり考える必要があるのではいでしょうか。
------------------------------------
西野社労士事務所・株式会社チーム力
アップでは、中小企業の人事・労務に
関する問題に幅広く取り組んでいます。
ご相談はこのメールにご返信または
お電話で承ります。
【初回相談 無料】
TEL: 090-7551-3570
【ホームページはこちらから】
https://nihino-sr.jp
【バックナンバーはこちらから】
https://mail.os7.biz/b/Sye0
記事一覧
社労士で採用定着士の西野です。 今回は、50歳以上のパートタイマー を雇用している企業が活用できる 助成金、「65歳超雇用推進助成金・ 高年齢者無期雇用転換コース」について
2025年04月02日
社労士で採用定着士の西野です。 最近、賃上げの話題が続いています。 特に新卒採用では、初任給が一気に 30万円を超える企業も増えており、 注目を集めています。 今回は、そ
2025年03月26日
社労士で採用定着士の西野です。 前回は、助成金の正しい選び方について 解説し、無理に要件を合わせることの リスクをお伝えしました。 今回は、設備導入時に活用できる 「業務改
2025年03月19日
社労士で採用定着士の西野です。 前回に引き続き、助成金に関する お話をいたします。 助成金は企業にとって魅力的な支援策 ですが、受給する際には国(厚生労働省) の意図や趣旨
2025年03月12日
社労士で採用定着士の西野です。 ご案内していま労基署調査対策の 勉強会、明日開催です。 まだの方はこちらからご登録ください。 ■勉強会テーマ: 「労基署調査の実態と効果的
2025年03月05日
社労士で採用定着士の西野です。 年次有給休暇の取り扱いについて、 特に40代以上の経営者の皆様は ご注意ください。 20年前と現在では、有給休暇に対する 考え方が大きく変化
2025年02月26日
社労士で採用定着士の西野です。 今年に入り、労働基準監督署(労基署) による調査が急増しています。 多くの経営者の方々は、「労基署の 調査なんて、これまで一度もない」と 感
2025年02月19日
社労士で採用定着士の西野です。 小規模企業の経営者の皆様、 注意が必要です。 今年に入ってから、労働基準監督署 による調査が増加しています。 私自身、開業から8年が経過
2025年02月12日
社労士で採用定着士の西野です。 人事制度の構築は、会社と社員の双方 に多くのメリットをもたらします。 会社側にとっては、各社員に求める 能力や役割を明確化し、成果につながる
2025年02月05日
社労士で採用定着士の西野です。 前回、成果に直結する行動を具体化 する評価項目についてお話ししました。 今回は、その項目数について考えてみましょう。 ・評価項目は多いほど
2025年01月29日
社労士で採用定着士の西野です。 社員を評価するときには、成果評価と プロセス評価という2つの視点が あります。 どちらが重要なのでしょうか? ■成果評価とは? 成果評価
2025年01月22日
社労士で採用定着士の西野です。 今回は、人事制度の導入について 考えてみたいと思います。 人事制度とは、人材を効果的かつ公平 にマネジメントし、組織の目標達成を サポートす
2025年01月15日
社労士で採用定着士の西野です。 新年あけましておめでとうございます。 本年も「採用と定着のヒント」を通じて、 採用から定着、そして社員の活躍を 実現するための情報をお届けし
2025年01月08日
社労士で採用定着士の西野です。 このところ、賃上げ時代に備えた 中小企業経営のヒントをお届け しています。 今回は、「頑張り(行動)」と「成果」 の関係性について深掘りして
2024年12月25日
社労士で採用定着士の西野です。 このところ、賃上げ時代に備え、 業績を向上させるための情報を お届けしています。 今回は、「限られた人員や時間で 最大限の成果を上げるには何
2024年12月18日