人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント Vol.108 〇〇〇が低いと、部下が強みを発揮できない
マネジメントは強みを活かすこと、
というドラッカーの言葉があります。
強みを活かせる仕事をしている人は
していない人に比べて
仕事への熱意が非常に高い、
という調査結果もあります。
強みを活かせるチームにしましょう!
とメルマガでもお伝えしてきました。
Vol.48 強みを伸ばすか、弱みを克服するか?
https://mail.os7.biz/b/xzgb/1398286
しかし・・・・
残念ながら、部下が自由に強みを発揮できないチームがあります。
どんなチームでしょうか?
逆に、自由に強みを発揮できるチームは、どんなチームでしょうか?
先日、強みを発揮するために決定的に必要なものを体感しました。
コンサルタント仲間が集まって、
一緒に新規事業を立ち上げる
プロジェクトミーティングの場面です。
私は、その仲間の中では圧倒的に新参者。
年齢も一番若く、経験も少なく、
プロジェクトメンバーとの人間関係も薄く、
会社ではないので「部下」ではないけれど
「後輩」「若輩者」でした。
ミーティングが始まって議論が進むも、
うん?
なんか、話が見えないような。
話があちこちに跳んでいるような。
議事録は私がPC取っていましたが、どうもモヤモヤしていました。
「ちょっと分からなくなってきたので、書いてもいいですか?」
とホワイトボードに板書しながら、
「それってこの話でいいですか?」
「今言ってくれたのって、このターゲットについて、ってことですか?」
と確認し、整理していきました。
そう、私は議論を整理して
全員が理解できるように可視化するのが、めちゃくちゃ得意。
その日は、その強みを発揮して
非常にスピード感のある議論ができ
想像以上にプロジェクトを前に進めることができました。
新参者の私が、このプロジェクトで
強みを発揮できたのはなぜか?
と振り返ってみると、ポイントは2つあります。
一つは、
「人と人は違う」
「異なる人が集まって、それぞれの強みを発揮できるのが成果の出るチーム」
という前提を共有できているメンバーであったこと。
(Vol.96 いいチームを作る大・大・大前提 にも書きましたのでよかったらご一読を)
https://mail.os7.biz/b/xzgb/1519450
もう一つは、「書いてもいいですか?」に対して
「どうぞどうぞ!ご自由に!」と即答してもらえる
心理的安全性の高いチームであったこと。
心理的安全性を作る因子は、以下の4つだと言われています。
1.話しやすさ「何を言っても大丈夫」
2.助け合い「困ったときはお互い様」
3.挑戦「とりあえずやってみよう」
4.新奇歓迎「個性の発揮、大歓迎」
今回の場合は特に、「挑戦」と「新奇歓迎」ですね。
逆に、心理的安全性の低いチームだと、
「自分からやりますと言っておいて上手くいかなかったらどうしよう」
「新参者のくせに出しゃばってると思われたらどうしよう」
という不安から、強みを発揮できません。
もし皆さんが「もっと部下の強みを活かしたい!」と思うのであれば、
「失敗してもいいから自由にやってみて!」と
心の底から言ってみるのが第一歩かもしれません。
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今日の心理的安全性の話も、するかも…しないかも…。
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(編集後記)
今回のミーティングを通して、
「やっぱり私はこれが得意。っていうか好き!」
って再認識しました。
強みって、発揮することで改めて
認識するものかもしれません。
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