人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント Vol.115 空中分解する会議には〇〇を使え
会議のお悩みシリーズ第2弾。
あれこれと話し合ったけれど、
議論があちこちに飛んで、
いったい何が決まったのか分からない。
そういう会議ってありませんか?
特に、効き脳がDタイプの方が
会議のキーマンだと、
そうなりやすい傾向にあります。
効き脳とは、
メルマガでも時折紹介している
「思考のクセ」で
論理的・理性的なAタイプ、
堅実・計画的なBタイプ、
感覚的・人情派のCタイプ、
直感的・冒険的なDタイプ。
に分けられます。
特にDタイプの人は発想が豊かで
新しいことをどんどん思いついたり、
大雑把なビジョンでものを語ったりするので、
その反対のBタイプの人にとっては
「???」となることが多いんです。
私も、現在、
ある新規事業プロジェクトに参加しているのですが、
そのプロジェクトリーダーが
バリバリのDタイプ。
私は
A:78
B:60
C:40
D:22
と、正反対のタイプなので、
Dタイプのリーダーが話していると
だんだん訳が分からなくなってきます。
また、論理的なAが強いので、
リーダーが言っていることを
論理的に整理しないと
なんだか気持ちが悪いのです。
隣に座っているメンバーも、
なんだかよく分かっていない様子…。
でも、プロジェクトの中で私が一番のぺーぺーなので、
「みなさん!ここで一度、議論を整理しませんか?」
とは、ちょっと言い出しづらい。
そういうとき、どうするか?
私は大体こう言ってます。
「すみません、
ちょっとよく分からなくなってきてしまったので、
ホワイトボードに書かせてもらってもいいですか?」
あくまでも、
「自分が分からなくなっちゃったのでごめんなさいね」
という感じで書き始めます。
で、書いていると
「ここって、こういう理解であってます?」
「今の話って、この話の補足ですか?」
と、ホワイトボードに書かなきゃいけないことを盾にして
Dのリーダーに突っ込んでいくことができます。
古典的なようで、
ホワイトボードが一番使いやすい。
次点は、
Googleドキュメントに議事録を打ちながら
それをスクリーンに映すこと。
オンライン会議でも使えますね。
議事録を一人が取って、
それを会議中には誰も見ないまま
あとから送るというのはお勧めしません。
議事録を取っている人が
内容を誤解していたとしても
それに誰も気づくことができず、
誤った内容になる可能性があるからです。
それを議事録送付後に
チェックしたり訂正したりするのも
煩わしい。
最悪なのは、
個人個人がそれぞれの手元に
議事メモを取ることです。
人によって解釈が違うので、
十人十色の議事録が出来上がり、
それぞれが異なる認識で
会議後の仕事を進めるという
悲劇が待っています。
全員に見える場所で
共通の認識を確認しながら進める。
シンプルな鉄則です。
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(編集後記)
効き脳は、ABCDの4つの数字の合計が
全員200になるようになっています。
80を超えるとかなり強く、
20を下回るとかなり弱く、
一桁は非常に珍しい。
私はAが78で
Dが22なので、
かなり論理的で数字に強く、
新しいことを考えるのは
かなり不得意って感じです。
鉄則は「強みを活かす」なので
新しいことを考えるのは
社長や社員さんにお任せして
私はそれを整理することに努めています。
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