人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント Vol.118 上司の演説を止めたい
前回のメルマガでは、
我が家の長男9歳、長女5歳の日々のケンカを
「氷山モデル」で捉え、
構造を変えたことで、
激減させた話をお伝えしました。
https://mail.os7.biz/b/xzgb/1565929
今回はもう一つ、
「上司が会議で延々とお説教の独演会をする」
というできごとを解消するために
氷山モデルを活用してみたいと思います。
氷山モデルとは、
問題を捉える際の「視点の深さ」を
4段階で示すものです。
表面にあって注目されやすい「できごと」
できごとの起こる中長期的な傾向である「パターン」
パターンを生み出す「構造」
さらにその構造の前提にある「メンタルモデル」に
分けてとらえます。
=============
「できごと」
何が起こったのか?
=============
「パターン」
どんなパターンなのか?
繰り返し起こっていることは何か?
=============
「構造」
何がパターンを引き起こしているか?
どんなメカニズムになっているのか?
=============
「メンタルモデル」
どんな思い込みがあるのか?
何がそうさせているのか?
=============
「氷山の一角」という言葉にもあるように、
表面に現れていることは、
全体のほんの一部分に過ぎません。
できごとの奥に、
それを引き起こしている構造があります。
ひとつのできごとを解決しても、
似たようなことが繰り返されるのは、
その構造が変わっていないからなのです。
例えば、こんな状況があったとしましょう。
=============
「できごと」
営業会議ではしばしばA部長のお説教独演会になる
=============
「パターン」
・営業会議では起こるが、〇〇プロジェクトの会議では起こらない
・B課長の課に問題があるときによく起こる
・仕切り役がC 課長のときには起こらない
=============
「構造」
・会議のゴールとテーマ、アジェンダと時間設定が曖昧
・ファシリテーターの役割と権限が決まっておらず、個人任せ
・会議のグランドルールが決まっていない
=============
「メンタルモデル」
・自分が指導しないといけない
・自分の話により課長が反省すれば変わるはずだ
=============
この場合
「A部長に注意する」
「A部長の上司を会議に同席させる」というのは、
できごとに対処する方法です。
それも悪くはありませんが、
たとえA部長が営業会議で独演会をしなくなったとしても、
別の場所で同じ問題が起こったり、
他の人が独演会をするようになったりと、
モグラたたきのように
問題が出てくることがあります。
なぜなら、
それを引き起こしている構造が
変わっていないからです。
また、メンタルモデルは
その人の信じていることや価値観であるため、
それを直接的に、
即座に変えることは
難しいことがほとんどです。
構造を変えるとは、
「目的」「アジェンダ」「時間設定」を明確にし、
ファシリテーターやグランドルールを決めるなどを通じて、
そのパターンが生まれない
仕組みを作ることを指します。
構造を変えることができると、
その構造が引き起こしていたパターンが
起こらなくなり、
できごとも解消することができます。
私たちは、すぐに
「A部長が悪い」と個人の問題にしがちです。
それは本当に個人が悪いの?
組織の問題じゃないの?
という視点も常に持っていたいものです。
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(編集後記)
先日、ご支援先に向かうために
横浜シーサイドラインに乗りました。
高いところを走るモノレールで、
無人運転なので運転席がありません。
子供のように、
一番前の席に座って景色を楽しみました。
ジェットコースターみたいで楽しい^^
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