自走式組織コンサルタントの倉石が、人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒントをお伝えしています。

七輪…
続きは編集後記で。



ご支援先の管理職の方が、

「紹介予定派遣で来てくれる若い子（以下、Aさんとします）を
3か月間で育てて
『ここで働きたい』と言ってもらえ、
会社にも認めてもらえるような関わりをする」

ことを目標に、
育成の取り組みを行ったそうです。

試行錯誤しながら
様々な関わりをしてきたそうなのですが…

結果は、会社側から、
「社員登用しない」
という判断になったとのこと。

これについて、
管理職の方と振り返りを行いました。



こうなってしまった一番の要因は
「会社で働くとはどういうことか」を
Aさんに教えることができなかったこと、
と振り返っていました。


Aさんは、業界経験はもちろん、
社会人経験もほとんどなく、
派遣会社からやってきました。

「決まった時間の中で、
言われたことをこなせばいい」
というアルバイト意識のまま、
それに問題意識もなく、
当然のように言われたことをやっていました。


一方、会社側は何を見ているか。

経験がないのなら、
「やる気」「成長意欲」を見るしかありません。


ここに、働く側と、雇う側の
大きな乖離が生じています。


働く側は、
「言われたことはやっています。
決められた就業時間の前には会社に行って
時間の最後まで言われた通りに働いています。
なんでダメなの？」
と思っています。


雇う側は、
言われたことをこなすだけの人は
やる気や成長意欲がない、
つまり、うちの会社に必要な人材ではない…
そんな風に見えてしまいます。



では、このような若手に対して、
管理職の方はどうすべきだったのでしょうか？

それは、
「社会で働くとはどういうことか」を
早いうちにAさんに教えることだった、
と管理職の方はおっしゃっていました。


Aさんと早期に
「正社員として働きたいか？」
という目標を握り、

そのためには
会社に認められなきゃいけないということ、

認められるためには、
言われたことをやっているだけではダメだということ、
やる気や成長意欲を見せ、
周囲の信頼を獲得していく必要がある、
それが会社で働くということだ。

これを、教えなきゃいけなかった。

そして…
それを教えられるだけの
言葉を持ち合わせていなかった。

と、振り返っていました。



皆さんは、どうですか？

4月に入ってくる新入社員に対して、
どんな言葉をかけて
アルバイト意識を脱却させますか？



実はこの課題に答える
名物研修があるのですが…
それはまた別の機会に。

もし本当に課題意識を持っていらっしゃる方がいれば、
ご連絡いただければ
何かの機会を作ろうと思います。


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（編集後記）

小3息子の小学校で
「七輪体験」の授業のサポートが要るということで
お手伝いに行ってきました。

七輪に火を起こして
網を置いて
モチを焼いて
食べてきました。

外はパリッと、
中は柔らかくて
美味しかった^^

レンジでチン！とは違いますね。

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