人と業績が同時に伸びる会社づくり Vol.190 幹部の動きが変わりました!
しくしく…
…続きは編集後記で。
ある会社の社長が、
こんなうれしいことを教えてくれました。
「最近、幹部の〇〇さんの動きが変わったんだよ!」
それまでは、幹部らしい動きをほとんどせず、
研修を受けさせたり
社長が叱咤激励したり
様々は働きかけをしてもなかなか変わらず、
もう無理なのかな…と半分諦めかけていました。
その幹部の動きが変わった…
一体、何があったのでしょうか?
ここで、いつも紹介している「氷山モデル」の
話をしたいと思います。
氷山モデルとは、
問題を捉える際の「視点の深さ」を
4段階で示すものです。
表面にあって注目されやすい「できごと」
できごとの起こる中長期的な傾向である「パターン」
パターンを生み出す「構造」
さらにその構造の前提にある「メンタルモデル」に
分けてとらえます。
=============
「できごと」
何が起こったのか?
=============
「パターン」
どんなパターンなのか?
繰り返し起こっていることは何か?
=============
「構造」
パターンを引き起こしている仕組みは?
どんなメカニズムになっているのか?
=============
「メンタルモデル」
どんな思い込みがあるのか?
どんな価値観がそうさせているのか?
=============
私たちは、「マインドセットが大事だ!」とよく言います。
これは、氷山モデルで言うところの「メンタルモデル」です。
「主体性を持て!」
「自責思考になれ!」
「幹部としての自覚を持て!」
これらはすべてメンタルモデルです。
たしかに、メンタルモデルが変わったら一番楽です。
従業員がみんな
主体的になって自責思考になって、
それぞれの立場としての自覚を持って行動してくれたら…。
上司や経営者として、
こんなに楽なことはありません。
しかし、これが一番難しい。
これまで数十年間の仕事人生の中で培ってきた
「仕事とはこういうものだ」という価値観を
他者が変えるのは非常に困難です。
(もちろん、それができるカリスマ経営者や
カリスマ研修講師もいるとは思います)
私自身も、若いころ
「もっと主体性を持って!」と言われても、
「いや、自分なりに精一杯やってるよ!」と
反発したくなったものです。
では、打つ手はないのか…?
というと、それは違います。
メルマガをいつもじっくり読んでいただいている方は
ピンと来ているかもしれません。
メンタルモデルの一つ上、
「構造」
を変えるのです。
構造とは何かというと、
会社で言えば、ルールや仕組みです。
意思決定をどの会議体でどのように行うのか?
目標設定は誰がどのように行うのか?
PDCAは誰がどのように回すのか?
報連相はいつどのように行うのか?
それぞれのポジションの役割と責任は何なのか?
評価制度の仕組みはどのようなものなのか?
などなど。
こういったものは「構造」です。
そして、
「構造」は、
「メンタルモデル」に影響を及ぼします。
構造を変えると、メンタルモデルが変わるのです。
・・・???
という感じかもしれませんね。
長くなりましたので、
構造がメンタルモデルに及ぼす仕組みと、
この会社が具体的に何をやったのか?ということについては
次週のメルマガでご紹介します。
「構造を変える」ことにフォーカスして
具体的に取り組むべきことを解説する
セミナーも企画しています。
6/6(木)12時~13時半
6/12(水)9時半~11時
6/25(火)9時半~11時
を予定しています。
セミナーの詳細も次回メルマガでご案内しますが、
ご興味のある方は時間だけでも先に確保しておいてくださいね。
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(サービス情報)
「効き脳コンサルティング」という
新サービスを開始しました。
効き脳診断をしていただいたうえで、
その結果を解説し、
ご自身の効き脳を活かしたマネジメント方法や
部下に対する対応方法のコツをお話します。
効き脳診断(3,300円相当)付きで9,900円です。
詳しくはこちら
https://www.kuraishi-mc.com/kikinou.html
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(編集後記)
先日、近所に住むママ友から
仕事中に電話がかかってきました。
「長女(1年生)ちゃんが、
家に入れないって泣いてるんだけど…」
我が家は長男(5年生)に鍵を持たせています。
その日は、私も夫も夕方まで外で仕事があり、
「17時10分に長女が帰ってくるから、それまでに家に帰ってきてね」
と長男に頼んでいました。
後で聞いてみると、鍵をかけたまま
家の中で寝ていたとのこと。
長男を叱りたくなりましたが、
それは違う、と思い直しました。
「長女が締め出される」という出来事は
おそらく今後もパターンとして何度も起こります。
それは、「鍵が3本しかない(私・夫・長男の分)」という
構造が問題なのです。
「長女用の鍵を作って持たせる」というように、
構造を変えない限り、
「締め出される」という出来事は
モグラたたきのように繰り返されるはず。
構造を変えるのは、
家庭を経営する大人の責任。
長男を叱ってもダメなんです。
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