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採用定着のヒント 西野毅

中小企業の求人に応募が来ない理由

2021年10月26日



社労士で人材定着士の西野です。

「求人を出しても応募が無い」

社長からそのようなの相談を受けた際に
なぜ応募が無いかを理解していただく為
ご提示するデータがあります。

従業員規模別 有効求人倍率です。

第38 回ワークス大卒求人倍率調査
(2022 年卒)によると、

2022年卒の有効求人倍率は以下のようになっています。

・300人未満    5.28倍
・300~999人   0.98倍
・1000~4999人  0.89倍
・5000人以上   0.41倍

第38 回ワークス大卒求人倍率調査(2022 年卒)
https://www.works-i.com/research/works-report/item/210427_kyujin.pdf

新卒を対象としたデータの為、
中途採用とは異なるかもしれませんが、
大まかに捉えるという意味では参考になると思います。

従業員300人を境に大きく数字が変わります。
50人未満の企業に限定すると、
更に大きくなっていると推測できます。

有効求人倍率とは、
1人の求職者に何件の求人があるかですので、
5.28倍だと1人に対して5.28件の求人、
一方0.98倍だと1人に対して0.98倍の求人ということです。

コロナ禍でさえこれですから、
いかに中小企業が応募を集めるのが難しいかが
分かるかと思います。

ちなみに、コロナ前の2020年では8.62倍です。

中小企業は、競合がひしめく中で
求職者から選ばれる存在でなければならない。

そんなことがこのデータから見えます。

求人媒体を選んで、あとはお任せ。

それでは応募者が集まりません。

○求人募集をかける
    ↓
○応募が来る

たったこれだけの流れですが、
「応募」にフォーカスし、どうすれば求職者から
応募が来るのかをしっかりと考え、
実行していくことがポイントになります。


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