上手な内定の伝え方
社労士で採用定着士の西野です。
今回は内定の伝え方について
考えてみましょう。
中小企業では採用面接は1回のみ
社長が面接官をされる企業が多いようです。
私の関係先でも8割がそうです。
これ自体は問題ありません。
というよりも、社長こそ適任。
2回面接をする場合でも1次面接は
社長がされるのがベストだと考えています。
社内で最も影響力の大きいのが社長ですから。
ただ、以前もお話していますように、
その場で内定を伝えるのではなく
別の日にしてください。
詳しい内容はこちらから。
↓ ↓ ↓
【社長が採用面接する際の注意点】
https://mail.os7.biz/b/Sye0/1473263
具体的には、社長面接後、別の日に
条件面談として設定し、入社の
意思確認が取れれば内定を伝えます。
最終面接として現場のスタッフの
方が行う場合、条件面談を兼ねて行う
のもOKです。
では、内定を伝える際、どんなこと
に注意すればいいのでしょうか?
単に入社してくれたらいいではなく、
入社後、活躍してもらえるよう伝える
ことが重要です。
私がお薦めしているのは次の内容です。
・面接の評価ポイント
→本人に評価ポイントを伝えるのは、
ミスマッチを防ぐために有効です。
・仕事の役割と責任
→短期的、中長期的
・給与等条件面の説明
・入社までのスケジュール
・これまでの説明での疑問の確認
これらを確認した上で、入社の意思確認
を取るようにしましょう。
その場合、勢いで決めるのではなく、
気になる点がある場合は1つ1つ確認し、
潰しておくことが重要です。
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西野社労士事務所・株式会社チーム力アップ
では、中小企業の人事・労務に関する問題に
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